田鶴浜地区コミュニティセンター避難所 (サンビーム日和ヶ丘)を訪れました。
田鶴浜体育館で親子ふれあいテニスをやったこともあり、ぜひ行きたかった所です。
支援物資の食料はいろいろと積み上げられていましたが、お話を伺うとご自宅が全壊という方もいらっしゃいました。家があってあの支援物資なら嬉しいけれども、あの支援物資がなくても家があった方が嬉しいに違いありません。
ラケットとスポンジボールを持って行きました。
テニスをしようという雰囲気でなければ、そのままそっと持って帰ろうと思っていました。
が、高校時代にテニスをしていたという若い方が一緒にボールを打ってくれました。
私としては、少しでも気分転換になればという思いでしたが、いつものことで段々熱くなってしまいました。
そして、「他にもテニスしたい方いませんか?」と言って「はーい!」と出てきてくださった方がいて、ボレーボレーが永遠ほど続きました。
ボールを打ちながらお話を伺うと、「12月までテニスをしていました。」ということでした。1月1日の能登半島地震からテニスができなくなってしまったわけです。
その辛さは、私が1番よくわかります。
早く彼女がまたテニスボールを打てるようになりますようにと、祈るばかりです。佐藤直子