ウィンブルドン 2回戦
R・ナダル N・キリオス
6-3、3-6、7-6(5)、7-6(3)
「僕の意見は明快だ。次の相手はトップレベルの才能を持った
気持ちが乗っている時には非常に危険な選手だ。」
「そして彼はたいてい最高の選手と対戦するときは
気持ちがのっている。そうなったときの彼は難敵だ。」
ニック・キリオス
その名を知ったのは
忘れもしない2014年の事だった
当時19歳、ランキング144位のキリオスに
ウィンブルドンの4回戦で
黒星をつけられたときだった
直近のアカプルコでの逆転負けも
忘れてはいなかった
3勝3敗で迎えた7度目の対戦だった
今日は朝からドキドキしていた
ここで負けたら終わりだ
絶対に勝って欲しい相手だったから
緊張も興奮もマックスに達していた
朝起きて、ロンドンの天気を調べる
自分の町が雨でも
ナダルの居る場所が
晴れだとうれしい
日本時間の0時40分頃~
ナダルは凛々しく登場した
29分で第1セットを先取した
第2セットは惜しかったが3-6で落とした
アンダーサーブも2本やられた
これは想定内だった
大きなガッツポーズをして
自分を鼓舞してもぎ取った第3セット
第4セット、またしてもタイブレに突入だ
「ナダル、このセットで決めてくれ~ 」
キリオスからのサーブ
いきなりミニブレした
2本のナダルのサーブをキープ
1-0、2-0、3-0、3-2、4-2、5-2、5-3、6-3、7-3
ナダルが勝った瞬間は
飛び跳ねて喜んだ
いま、ほっとしている
本当によかった
キリオスとの試合は
変な神経を使うから
いつも以上に疲れる
様々な駆け引きや
プレッシャーに勝ったナダル
ほんとうに嬉しい
ナダルは3年連続の
3回戦進出を果たした
VAMOS!! RAFA!!