誰かが勝つということは
誰かが負けるということ
勝負では当たり前のこの構図
テニスは何があるか分からない
分からないから
懸命にナダルだけを応援する
そんな中 3回戦の
チチパス対チョリッチは
注目の一戦だった
観戦している誰もが
チチパスの勝利を疑わなかった
チョリッチの家族やファン以外は・・・
結局 チョリッチは計6度の
マッチポイントを凌いで
大大大逆転した
ディフェンディングチャンピオン
ナダルのいない全米オープンは
淋しすぎて
過去の全米オープンの動画ばかり
見ている
初めてナダルが
手にしたグランドスラムは
全仏オープン 2005年だった
「19歳2日」の若さで初優勝した
それから2008年のウィンブルドンとオリンピック
2009年の全豪オープン
たった一つ
獲得していなかったのが
この全米オープンだった
10年前の2010年
準々決勝でベルダスコを退けたあと
ナダルは記者会見でこう述べている
「今年こそは決勝へ進みたいと思っている。」
ナダルの懸命なプレーに
いつも胸をときめかせ
同時に苦しくもなる
準決勝でユーズニーを破り
初めての決勝へ進んだナダル
決勝の相手はフェデラーを破ってきたジョコビッチ
6-4,5-7、6-4、6-2
3時間43分でナダルが
全米オープンで初優勝した
そして生涯ゴールデンスラムを達成した
涙が出るほど嬉しかった
「素晴らしい気分だよ。
最も大事な場面で最高のプレーが出来た。」
「目標は、これまでと同じで
今よりも良い選手になること。
僕は天才じゃないから(笑)」
おごることなく
常に向上していくナダル
ナダルのテニスは魅力的だ
ラファエル・ナダル
ナダルと同じ時代に生きて
この瞬間をライブで見られて幸せ
テニスへの情熱や
家族や友人への接し方
ナダルからは学ぶことが沢山ある
心身ともに健康で
早くナダルの活躍が見たい
VAMOS!! RAFA!!