ナダルやフェデラーのいない今年の全米オープン
大本命のジョコビッチが大会を去って行った
思わぬ形で・・・
ジョコビッチの4回戦の相手は
スペインのカレーニョ・ブスタ
第1セット 第10ゲーム
ジョコからみて5-4の場面
カレーニョのサービスゲームで
ジョコが3つのセットポイントを握った
最初のセットポイントで
カレーニョの打ったフォアのダウンザラインが
アウトと判定されたが
カレーニョがチャレンジすると
そのボールはラインを捉えておりインとなる
カレーニョはセットポイントを凌ぎ切り
ゲームカウント 5-5とする
第11ゲーム、ジョコのサービスゲーム
ジョコは最初のポイントを取られて0-15
続くラリーの途中で
ジョコが転倒し左肩を押さえた
ジョコはすぐにメディカルタイムアウトを取り
肩の治療を受けコートに戻った
そのゲームをカレーニョにブレークされた
5-6となったジョコは
何故か後方にボールを打ち
それが線審に当たってしまった
大会関係者はかなりの時間を取って
話し合った結果
ジョコビッチの失格を決めた
ジョコが4回戦敗退となった為
グランドスラム男子シングルスで
22大会ぶりに新チャンピオンが
誕生することとなった
2010年の全米オープン決勝は
ナダル対ジョコビッチだった
結局、ナダルが勝利して
生涯グランドスラムを達成するのだが
冒頭にあげた動画で見て欲しいのは
ジョコビッチの態度だ
ジョコビッチはナダルにブレークを許すと
ラケットを何度も叩きつけ
ラケットを破壊する
もうそういう癖がついている
それで自分のポテンシャルを上げ
自分を鼓舞して
集中力を高めるのかもしれないが
ラケットに八つ当たりは良くない
見ていて気持ちのいいものではない
自分の商売道具だ
私がジョコビッチが苦手な理由だ
今回だけではないからだ
「大切なのはタイトルやランキングではなく
対戦相手に敬意とチャレンジすることさ。」
ナダルの言葉を思い出していた
自分自身を制御できなくては
長い時間、冷静にプレーできない
ジョコビッチの危険行為によって
新たなチャンピオンが生まれる
若手は今がチャンスだ
喉から手が出るほど
タイトルが欲しいだろう
グランドスラムのタイトルは
みんなの憧れの夢だから・・・
ラファエル・ナダル
ナダルがいたらと
何度も思う
他の選手じゃダメなんだ
ナダルのいない淋しさを
埋めてくれるのは
やはりナダルしかいない
VAMOS!! RAFA!!