いよいよ楽天ジャパンオープンの開幕です。
今大会も良い顔ぶれです。
毎年のメンツに加え、フレッシュな強豪も出場してくれますね。
単1回戦
錦織圭 vs 杉田祐一
初対戦です!
見たかった対決ですが、今、杉田君がどん底状態。
錦織には当然決勝まで上がって欲しいし、杉田にも復活の糸口を掴んで欲しい。
何とも言えない複雑な思い。
せめて2回戦(お互い勝ち上がった状態)で当たって欲しかった。
続きは テニスのBonJin でご覧ください。
まず悪い話題をひとつ。
Twitter は悲鳴と怒号が渦巻いていました(ちょっと大袈裟)。
まあ、あの負け方はちょっと予想外でしたし、ストレス溜まりますね。
日本時間で週末の深夜、タフなゲームでした。最後はラッキーポイントで突然試合が終わりました。
第2セット以降は、バシラシビリの強打の打ち分けにハッキリ押されていました。
鬼の攻撃、第3セットで先にブレイクスルーされたときは負けフラグ立ちましたよね。
1stサーブin、60%(バシラシビリは66%)。
1st入ったときのポイント率は83%と優秀なのですが、やはりinで安定しないとこういう相手には苦しみます。
ランキングポイントを何とか守りたいゴヨブチク、良いプレーでした。
ツォンガ→錦織と、ビッグネーム続きで大変だったことでしょう。
ただ、こういうプレーを続ければ30位内定着も可能だと思います。
試合は、錦織(通常モードの)らしい、クラッチポイントの光る熱戦でした。
2018東京(東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2018)
2回戦
大坂なおみ vs D.チブルコバ
62 61
なおみ旋風がとまりません。
ブレイクすら許さず、元ランキング4位を一蹴しました。
ライブ観戦しましたが、負ける気配がない。
我慢して、決して焦らないというメンタルを完全にモノにすることによって、かくも強くなるものなのでしょうか。
チブルコバは本来強いです。
キャリアも恐らく後半に差し掛かろうという年齢でもあり、近年故障もあるようですが、まだまだパワーも健在で、パワフルなストロークと高いフロント技術も持っています。
大坂なおみは、そんなチブルコバを僅か59分で押さえ込みました。
ライブで観戦しつつ、いつものように、試合の感想をなんだかんだつぶやいていますので、そちらをご覧ください。
今年の2月、強豪イタリアにWG1回戦敗退を喫してから約半年、同残留戦で見事に返り咲きを果たしたわけです。
節操ないですが、これまでそれほど触れてこなかったWTAにも触れないわけにはいきませんね。
正に、日本にとっては最高のタイミング、いやあ、東レさん良かったですね。
長年冠スポンサーをつとめるものの、近い時期にATPツアーのジャパン・オープンの開催もあることから興行的にはいまひとつだったPPO。
日本人全米女王の凱旋大会となったことで、大変な盛況となることが予想されます。
2018全米オープン 決勝
大坂なおみ vs S.ウィリアムズ
62 64
それは、アメリカおよび世界が、どよめき、ざわめき、戸惑い、哀しみ、叫喚し、感動し、祝福し、安堵し、喜び、…、というような1日でした。
当記事をご覧になっている方々は、まずご存知のとおり、試合自体は決しています。
大坂なおみは、見事なテニスで、女王セレナをストレートで沈めました。
この結果が変わることはありえません。
が、その経過につき、未だ疑義の渦巻く状況が残ってしまいました。
2018全米オープン 準決勝
N.ジョコビッチ vs 錦織圭
63 64 62
ふぅ、強いです。
もはや、ランキングは関係ないですね。
やはり、ウィンブルドン以来、今ほぼ王者として戻ってきている元王者です。
今更ながら、だいたい、錦織くんはほぼ、時の最強の男と対戦します。
そして、ジョコビッチの錦織対策、これがまた万全です。
もう、今の錦織の料理の方法を心得ています。
無論、誰もができることではありません。
この競技に人生の全てを注ぎ、一級品の技と力を持ちえた人間のみが、自他の力をも正確に把握したうえ、各コンディションによる振れ幅さえも想定して作り上げたストーリーです。
試合を観戦していて、だんだんと明らかになるそのストーリー。
私ごときが、偉そうに語っていますが、評価自体はそう遠くないと自負?しています。
そして、ツイッターで生々しくつぶやいているそれが今日の試合のプレビューのすべてです。