『ナダルにもフェデラーにもジョコビッチにもジュニアの時代があった』
当たり前と言えば、当たり前だけど、どんなに素晴らしい人にも、
赤ちゃんの時、幼少の時、ジュニア時代もあったんだよね、
何故に世界一になれたか?時間は誰にでも24時間あるし、
トレーニングしようと思えば誰でもチャンスはある、
違いがあるとすれば、テニスに対する情熱の強さかもしれないね、
テニスで勝って行けば、海外に出るチャンスも多くなり、
人間性が育てられるし、外国では言葉が必要になり語学力も強くなる、
各地の政治情勢や、経済に対しても分かってくるし、
自分の身体を強化する為には、運動力学も医学や栄養学も必要になる、
そして、もっともっと勝つためにはスポンサーやサポーターと
多くのファンも必要になる、
テニスを通じて、または、何か一つを通じて根を張り幹を太く育てると
枝葉の、すべての学問にも精通してくるんだよね、
親心としては、才能を見つける為に、あれも、これもさせたいと思うけど
いろんな事をしすぎて、幹が細く、枝葉が多くつくと、
ポキって折れ易い子供を作るんだよね、
大人になった時、『そう言えばピアノやってたでしょう、誕生日の歌弾いて』
って言っても出来ないって言うし、『書道してたでしょ、賞状に名前書いて』
って言っても書けませんって言うし、よく聞くと『させられていた』と
言う人が多いんだよね、
何事にも『させられている』と思われる方法は取らない方がよいですね、
『自分で選ぶ』って事を、小さい時から鍛えておく事が大事、
それが、根になり幹になる、最初は成長が遅く感じるが、
時と共に大きな大木に育ち、花を咲かせると思う、
『だけどコーチ、世界一は一人しかなれないよ』って言う、
確かに、世界一を目指しても、なれないかもしれない、
そして、なれなかった人が不幸な人生を歩んでいるのではないか?
心配であった、ところがフェイスブックで出会う人達で、
世界一を目指した人にいっぱい出会ったが、みんな幸せに暮らしてる、
世界の大会の審判やディレクターを勤める人、ガット張りの職人、
スポーツ解説者やキャスター、世界のクラブのコーチやトレーナー
会社の社長、学校の先生になり顧問をしてる人、地域で活躍する人
メーカーの社員になった人、いろんな幸せが見えてくる
やっぱり世界一を目指して頑張って来たら、他のどの世界でも頑張れる
だから、目指すんだったら一番だよね。