「勝つパターン、負けるパターン」

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「勝つパターン、負けるパターン」

昔、ノーシードの自分がベスト8で、第2シードと当たり

7―2でリードしてる時、ふと心の中を過ぎった

「この強い人に勝っていいのだろうか?」その瞬間から

テニスが変わり、逆転負けした、

 

ミックステニス大会決勝で、7―1のマッチポイント、

相手を追い込んで、ロブが上がった所を、コートに叩きつけ

ボールはフェンスを越えようとしてた、そこでガッツポーズ!

「勝った!」と思った、所が相手はフェンスにダッシュして

壁を蹴り上げ、ジャンプしてスマッシュで返してきて決められた、

その後、試合が作れず逆転負けしてしまった、

 

大学生の時、東京から参加してる大学生と試合して7―1

後ろから、その大学生の仲間が、「早く終われよ、キャンプに行くぞ」

だって、そいつも「これ落としたら終わりだから」って開き直って

バカスカ打ってくる、それがみんな入るんだよね、

こっちも、ムキになって打ってたら、逆転された、

凄い恥ずかしい試合だったし、自分が情けないし、悲しかった!

勝ったのにデフォして、キャンプに行きやがった。

 

試合では負けるパターンがあるんだよね、

最初の第2シードとした時のように、名前負け!

決まったと思ったのが決まらなかった、気の緩み負け!

開直った人に、ムキになり自分を見失う、強引グマイウエィ負け!

などなど、他にもいっぱいあって、統計を取ってみると、

 

最初の立ち上がりで、調子に乗れず、ずるずるゲームを取られた時

中盤まで調子がよかったのに、後半押し切られるパターン、

勝ちが見えて来た時、流れが変わり試合を落とすパターン、

 

これを「立ち上がり」「中だるみ」「目標が見えて来た時」と

3つの山をクリアーしないと勝てないって事だね、

 

勉強でも、仕事でも、他のスポーツでも、その3つが勝負どころ、

1セットマッチで表現すると1―4は、チャンスだね

相手が勝ちを意識した所から逆転出来るから?

 

逆に4―1はピンチだね、中だるみになりやすく心が緩みやすい

心を引き締めて、試合の流れを変えずにいたいね、

 

負けている時は、開き直りも大事だね、

適度な緊張と思い切りが、ゾーンに入りやすくなるから!

 

「立ち上がり」「中だるみ」「目標が見えて来た時」

意識して試合をしてごらん、きっと目標が達成出来ると思うよ。


カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 16:50 | コメントをどうぞ