人生でも、テニスでも、
出来ない事や、足りないものを見つけるのが
上手な人が97%ぐらい居る、
教え子達は、試合になると足りないものを探す、
ファーストサーブが入らないぞ?
先週まで絶好調だったのに?
フォアーは良いけど、バックのコントロールがイマイチだぞ?
太陽が目に入って、サーブが打ちにくいと言いつつエース狙い
なんて事をやってると、試合の流れが相手に行く、
過去の最高と比べても意味がない、
何故なら、同じ条件と言う事は、一つも無いのだから、
自分の体調、試合の時間、風や太陽の位置、コート
緊張度、対戦相手の調子、自分の技術度、心の勇気度などだね!
練習の時から、試合を想定して、やってる人は、
まだ、これらの経験値が上がって行く、
練習の時は、バコバコ打つけど、試合になると丁寧になる、
『お前ら、練習でフザケるんだったら試合でもフザケろ』
って言ってるのだが?中々それが出来ない、
それなら、試合を想定して、練習をやれ!って事だね。
試合後、必ず言う子は、あまり成長しない、
『コーチ、サーブが入らなかった、フォアーがアウトした』
絶好調なら勝てた?コーチの教え方が悪い?って
言ってるようなもんだよね、これを『言い訳』という、
心の傷つく事を恐れ現状を認めない、相手を認めない、
世界のトッププロでも負けはある、ナダルやフェデラーは言う、
『今日のマレーは、凄かった、果敢に向かってくる勇気が!』
必ず相手を認める、相手の良いところ、自分の良いところ
そして、今回は相手が、少し自分を上回ってたって事を!
今日の相手は、凄かったよ、左右に振り回された後のボレー、
コースを狙ってクールに決める、私も相手に主導権を与えないように
組み立てたつもりだったけど、悔しいけど負けたさ~
コーチ、どうすれば勝てる、って選手は強くなるよね。
勝っても、負けても、今、自分が出来る事を見つける、
プラス思考ってのは、難しいものじゃなく、
0から、出来るものを探してプラスして行くことなのだ、
マイナス思考とは100%から、足りないものを引いてく事
だんだん、目減りして、勇気が出なくなっていくよね、
貴方は、どっちを選ぶ?