小学6年生の男の子、近頃テニスにはまっている、
暇を見つけては、壁打ちに行っているらしい、
すると、いろんなお爺ちゃんが来て、
「お前の打ち方はオカシイから、こうしろ、ああしろ!」って言ってくる
その子は、「ハイ!ハイ!」って言いながら、自分のテニスをしている
コーチは一人で十分だって思っているんだよね、
だいたい、何と比べてオカシイのか?って、言うと
自分と比べてオカシイのであって、爺ちゃん達も凄くオカシイと思うよ、
また、お母さんも、腰を低くとか、前で打つとか言っているらしい、
なので、お母さんに「回数だけ数えてあげて!」って言っている、
壁打ちは、自分で発見する場所であると思っている、
何回出来るか?数多くしようと思ったら、面が大切だよね、
行く方向が決まったら、強さの加減が大事だね、
強く打つ為には、打点を安定させたいよね
その為には、前後左右に動ける敏捷性も大事だよね、
回数を数えてあげるだけで、それらを自分で見つけると
発見や達成感が全然違うし、自信がつき生涯忘れない
回数が増える度に、コントロールが良くなり
パワーがアップして、打点も安定してくる
教えてあげる事と、自分で学び見つける事を繰り返すだけで
全ての事が成長する
「やれば出来る!」を、自分で解かる事の方が大事
だけど、父母達や大人達は、目先が大事と思っているけど
自分が子供の頃に、発見したり、出来るようになった喜びや
達成感や自信を、経験させる機会を奪うのと一緒だよね、
いろんな体験があって、今があるという事をお忘れなく、
子供達の失敗を笑い飛ばし、チャレンジする勇気を与えよう
子育ては実験なのだ、どの子供も同じ結果は出ない
どんなキーワードが、どんな才能を開くか
一緒に探し、見守ってあげる事を望みます