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第二の人生は難しい。

ミスターTです。

今回は、テニス選手の第二の人生を考えてみたいと思います。

テニスに限らず、野球にせよサッカーにせよ、その道だけで巨万の富を築き上げるのはほんのひとつまみ(一握りでも多い気がするので、ひとつまみと表現させていただきました)。また、アスリートには引退というものが必ず存在するので、その後の人生を考えている選手がいるのかと思うと意外と少ないものです。

(実業団などの)アマチュアスポーツでは、会社に残って社業に専念するアスリートもいます。しかし、基本的にプロ選手はどの競技にせよ企業に属さないケースがほとんどなので、いわば個人経営者となります。

例えば、松岡修造さん。
彼は、日本テニス界が深く沈んでいた頃、私財を投じて今も続く若手選手育成キャンプ「修造チャレンジ」を作って、錦織圭選手を始めとする選手を育成しています。

今でこそ松岡修造さんは、スポーツコメンテーターとして第二の人生を歩んでいますが、それが可能なアスリートはごくごく少数でしかありません。

マイケル・チャンさんのように、コーチとして第二の人生を歩んでいる人もいますが、これもごくごく少数です。

つまり、テニス(に限らずプロスポーツ全般)に関しては、引退→その後は普通に社会人になるというケースがほとんどです。

よく年末にある、「戦力外通告特集」のように、チームを離れて第二の人生を始めるケースと異なるテニス界の第二の人生、相当厳しいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:02 | コメントは受け付けていません。