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トランジション・ツアーをどう思うか

ミスターTです。

さて、男子のITFフューチャーズと女子のITFサーキット大会(一部)が、来年からトランジション・ツアーとして開催されることが決まっています。

そのシステムを掻い摘んで紹介すると、男子の場合、賞金総額15000ドルのフューチャーズ大会(今年の国内大会の例で言えば、亜細亜・早稲田・甲府・つくば・柏・昭島の各フューチャーズ大会)のすべてと、賞金総額25000ドルのフューチャーズ大会とATPチャレンジャー大会(松山・軽井沢のフューチャーズと京都・慶應・神戸のチャレンジャー大会)の一部に従来のATPポイントではなく、ITFエントリーポイントという新たなポイント制を採用し、そのポイントを貯めてツアー大会やATPチャレンジャー大会に参加するシステムです。(女子もシステムはほぼ同じ)
つまり、今までフューチャーズ大会を主戦場とする選手たちは、そこで勝ち上がっていく中でATPポイントを稼ぐことがツアー大会に参加するための道でしたが、来年からは、ATPポイントを稼ぐためにまずはITFエントリーポイントを稼ぐことになり、実質的にはツアー大会へのハードルが高くなるのではないかと思っています。

わたくしにとって、国内で行われる国際大会(フューチャーズ大会、チャレンジャー大会)が少ない中において、従来のフューチャーズ大会からトランジション・ツアー大会にシフトすることは、並大抵ではないリスクが伴うのではないかと思います。
ただ現状では、プロ選手であっても国内のフューチャーズ予選にかかるかかからないかという選手が多い中で、今回の新たな流れに乗って新規大会の創設を目指す風潮があってもいいと思うのですが、それがなかなか広がっていきません。

この件については詳細な情報がわかったときに改めて紹介します。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 19:11 | コメントは受け付けていません。