ミスターTです。
カイトとゴメス、そして謎の生物が話し込んでいます。
そこへ大博士がやってきました。
大博士)あーもう!なんかワシムカムカしよんねん。ってなんや、コイツ(謎の生物)は?
カイト)大博士さん、彼(謎の生物)は今朝家の前にいたんだ。
ゴメス)チェンさん、彼(謎の生物)が『今日からお世話になります』って言っていたよ。手紙があるから読んでよ。
大博士)手紙、やと?見してみぃ。ふむふむ、『下仁田葱彦様 この子をよろしくお願いします、名前はまだありません』か。あいにくマーロウは来てないけど、また捨て子か。もう…
カイト)どう?
ゴメス)チェンさんの渋い目を見てごらんよ。
?(謎の生物))彼が、チェンさん?
謎の生物が口を開きました。
大博士)うーん、にしてもなぁ。
何か引っかかっている様子の大博士。
大博士)オイ、ゴメス、ハゲタカ。コイツは海に返してやれ。ん?コイツは…
?)どうしたの?チェンさん?
急に大博士が手紙を見直しました。
大博士)これは、サバーク博士の弟子であるジョージ君の研究所で作られたアンドロイドじゃないか?
カイト)えっ?サバーク博士は弟子を取ってたっけ?
ゴメス)思い出した!生涯で1人だけ弟子を取っていたような気がする。確か、名前はジョージさんだった。
大博士)ジョージ君は、サバーク博士の最後の野望である愛と正義によって壊された世界を180度変えるを受け継いで活動していたみたいやけど、皮肉にも愛と正義によって倒されたらしいねん。どれどれ、名前はカイルか。
カイル)チェンさん…
大博士)カイル、もう心配すんなや。必ず2人の夢は叶うから。
こうしてカイルが新たに仲間入りしたDチーム。世界征服への道のりはまだまだ続く。
ミスターTでした