日別アーカイブ: 2016年8月6日

良いものを作るには切り捨てるものも必要。

こんばんは。
本日は東京ディズニーシーに新しいミュージカルショー、アウト・オブ・シャドウランドを鑑賞しに行ってきました。

公式には7月9日に公開となっていますが、先週からスニーク公演が行われているようです。
まだシステム調整などの不具合も一定の割合で起こっているようですが、正式公開までにはそのあたりも上手く修正してほしいですね。

さて、今回のショーはディズニーのキャラクターは一切登場しないミュージカルショー。
子供が楽しむというよりはどちらかというと大人向けの内容かもしれません。

開園当初のディズニーシーでは、大人向けのショーが中心で、アトラクションも小さい子供というよりは大人向けのものが多く、ディズニーランドとのすみわけがされていました。
しかし、最近では、子供を対象としたアトラクションの導入や、ショーへの多数のキャラクターの登場など、対象年齢を下げてきている傾向がありました。
このことに関しては、ディズニーファンの中でもよいという意見と昔の方が良かったという意見とが混在していました。

もちろん自分の置かれている状況によってその感じ方は変わってくることでしょう。
子供がいる家庭では対象年齢の引き下げは喜ばしいことでしょうが、「大人の世界」を楽しみたいという方も数多くいらっしゃるはずです。

このように相反する性質をもつ「ゲスト」に対してどのように対応するのか。
どちらかを優先するというのがいいのかもしれませんが、どちらを優先するのか難しいところですし、半分の人は敵(?)に回すことになります。一方で、どっちつかずな中途半端なことをするとすべての人の評価が下がってしまう原因にもなりかねません。
世の中正解のないことの方が多いですが、これもその1つでしょう。

そんな中で、ディズニーシーに「大人向け」のエンターテイメントを残したということは、1つの決断であったことは言うまでもないでしょう。
これに対して人々がどのような反応をするのかはわかりませんが、これは良いことではないでしょうか。
ディズニーシーをまわるときのモデルコースとして大人が十分に楽しめるものと子供が楽しめるものの2種類をきちんと確保できるといいのでしょうが、キャパシティの問題で難しいかもしれません。

2020年ころには新エリアが開発されるという話もありましたが、いったん延期ということも数か月前に発表されました。
よりよいものを作るときには思い切って何かを切り捨てることも必要となることがあることでしょう。

2か月前にクローズしたストームライダーもその一部なのかもしれません。
そのようなものがあったとしても、妥協をせずに最高のものを作り上げてほしいです。

それではこのあたりで失礼します。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者komachin08 02:12 | コメントをどうぞ