マッケンローの逆襲

1980年のウィンブルドン選手権男子シングルス決勝、5連覇のかかったビョルン・ボルグと初優勝を狙うジョン・マッケンローとの戦いは1-6 7-5 6-3 6-7 8-6で3時間55分の激戦となり、ボルグの5連覇達成となり、今なおテニス史上に残る名勝負とされています。

ウィンブルドン・シングルス初優勝を逃したマッケンローですが、その直後に行われた全米オープンではマッケンローがフルセットの末にボルグを破り、翌1981年のウィンブルドンでは前回の雪辱を果たし、全米でも再びボルグを破り1979年から続く連続優勝を伸ばし3連覇の栄冠を手にしています。

1988年のオリンピック・ソウル大会ではじめてプロ選手が競技に参加することになりましたが、テニスでもプロ選手の出場が解禁。これによりそれまで年間グランドスラムを達成していたドイツのシュテフィ・グラフが金メダルを獲得、5冠を達成しました。ゴールデンスラムという造語はこのときはじめて使われました。年間ゴールデンスラムは4年に一度の達成機会で、グラフ以降達成者は現れていません。

テニスの世界ランキングで1位の最年長記録を持つのはロジャー・フェデラー(スイス)です。2012年11月5日のランキングで、ジョコビッチに世界ランキング1位の座を明け渡し、1位在位記録の更新は302週で止まって以来、2018年2月19日付で5年3ヶ月ぶり、歴代最年長36歳6ヶ月でナダルを抜き世界ランキング1位復帰を果たしています。フェデラーはその後1位在位を310週にまで伸ばして、歴代在位記録1位となっています。


カテゴリー: テニスプレーヤーの記録 | 投稿者tennislove15 08:10 | コメントをどうぞ

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