N.ジョコビッチ ギアの入れ替え自由 ロングラリーを制す
終わってみれば、王者の貫録勝ち。そしてビッグ4の強さ。
この二人の試合、何しろラリーが長い。
リターンミスが少ない。
戦略を研究するにはもってこいだ。
サービス、リターンは良く入り、チャンスから展開が変わる。
トッププレーヤーの試合には珍しく、ブレークが多かった。
N.ジョコビッチが5回で3回ブレークのマレーを突き放した。
A.マレーは18回もN.ジョコビッチにブレークチャンスを与えたのだから、厳しい戦いだった。
マイアミの特徴は、眩しいほどの太陽。
かならず眩しいところでサービスを打つ必要がある。
これを気にせずサービスを打てるのがプロフェッショナル。
一般プレーヤーにはサングラスがお勧め。
良く守り、急激に攻める。 N.ジョコビッチ◎ 7-6(3) 4-6 604 ×A.マレー
フルセットでA.マレーを下す。
最終セットは、得意の6-0。
直近のインデアンウエールズと同じような展開だった。
N.ジョコビッチは長いラリーを嫌い、早めに攻撃に転ずる。
長いラリーはA.マレーに有利と判断したのだろう。
この二人、お互いに知り尽くしているので、ラリーが続く。
試合時間も2時間47分。
N.ジョコビッチのプレースタイル さらに進化している。
A.マレーのプレースタイル ここに来て方向転換
トップスピンマスター
スライスマスターカード
トップスピン、スライスセット
第3セットは、体力、気力でN.ジョコビッチが圧倒した。
N.ジョコビッチの心・技・体は素晴らしい。
柔軟性があるので、脚を目いっぱい伸ばしてワイドに振られたボールを返す。
これが面白いように、良いコースに飛ぶ。
長いラリーでも、疲れを全く見せない。驚異のスーパーボディだ。
一番記憶にあるのが、2012全豪でのR.ナダルとのフルセット,5時間越え。
そして意表を突く、サーブ&ボレー。
強打と見せドロップショット。
テクニッシャンでもある。
第1セットは1ブレークづつでタイブレークをN.ジョコビッチが奪う。
第2セット、A.マレーは1stサ-ビスのポイント獲得率を84%と上げる。
第3セット、タイに持ち込まれたN.ジョコビッチがギアを入れる。
A.マレーにチャンスを一度しか与えず、自身は3回ブレークで一気に引き離した。
今年のN.ジョコビッチ、この最終セット、6-0,6-1など。
完璧に相手を抑え込むことが多い。
N.ジョコビッチ A.マレー試合の詳細 英語ですが、視点が面白いですよ。
マイアミオープンの結果
男子シングルス N.ジョコビッチ優勝 A.マレー2位
男子ダブルス ブライアン.ブラザーズ優勝、久しぶり J.ソック、V.ポスピシル組2位
女子シングルス S.ウィリアムス 8勝目 ナバロ 2位
女子ダブルス M.ヒンギス、S.ミルザが決勝に来ています。
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ロランギャロスへ続きます。
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