デビスカップ 日本チーム 歴史年表

デビスカップ 日本チーム小史 デビスカップがより分かる
 今日から始まるデビスカップ、ワールドグループ復帰の期待を賭けたプレーオフ。
 その前に、少し複雑な、デビスカップの試合内容を、
 歴史的にたどってみよう。

 デビスカップの仕組み 
 日本は、長い暗黒時代時代を越えて、ワールドグループ、のプレーオフを行ったり来たりしている。
 それが出来るのも、長い間日本代表を支えている、添田豪、
 そして錦織圭の活躍が大きい。

 コロンビア戦、直前予想

Dcupjapan

1921年:準優勝
1921年 初参加で、インド、豪州ニュージーランド連合チームを破り、チャレンジラウンドへ進出。
 前年優勝国アメリカに挑戦して0-5で敗れる。
 (清水・熊谷・柏尾) 。

ワールドグループ戦績(現行制度の1981年以降)
1981年:ベスト16
  1回戦(日0:スウェーデン5)

1984年 フィリピン・中華人民共和国・パキスタンに勝って、29年振りに東洋ゾーン優勝を果たす
1985年:ベスト16
  1回戦(日0:米5)
1985年 世界グループに4年振りにカムバック。
 対戦国アメリカとは32年振り8度目の日米対決を日本初開催(京都)したが、0-5で惨敗。
 10月のプレーオフでは、ワールドグループ残留をかけて田園コロシアムでスペインと対戦したが、
 2日目0-3で惨敗した。最終日が雨となり、スペインチームが棄権したため、2-3の結果となった。

 デビスカップ、暗黒時代。その後長く、オセアニアゾーンにとどまる。

2011年 アジア/オセアニアゾーン・グループ Iの1回戦
1回戦は、セブ島でフィリピンと対戦。
 第1日目に伊藤竜馬選手、第3日目に添田豪選手がともに NO1、S.マミートを苦しみながらも破り、
 3勝1敗で2回戦に進出を決めた。(添田・伊藤・鈴木・近藤)

アジア/オセアニアゾーン・グループ Iの2回戦
 ウズベキスタン戦。
 錦織圭選手がシングルス、ダブルスで3勝をあげる活躍を見せ、
  4年ぶりとなるワールドグループ・プレーオフ進出を決めた。(錦織・伊藤・添田・近藤)

ワールドグループプレーオフ 日本は長い間、インドの壁を越えられなかった。
有明コロシアムでの開催となったインドとのプレーオフ。
 初日の第1試合で杉田祐一が格上のS.デブバルマンにストレート勝ちをおさめ、
 続く第2試合の錦織圭もR.ボパンナに快勝。
 ダブルスは惜敗したが最終日の第1試合で錦織圭が日本チームの勝利を決め、
 日本チームは実に27年ぶりにワールドグループ復帰を果たした。(錦織圭、添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一)
 ここでもダブルスが。

2012年:ベスト16
  1回戦(日2:クロアチア3)
2012年 ワールドグループ1回戦
27年ぶりのワールドグループ1回戦では、兵庫県のブルボン・ビーンズドームでクロアチアと対戦。
 添田豪がI.ドディグをフルセットの末破り、日本にワールドグループ初となる1勝をもたらしたが、
  身長208cmのI.カロビッチが3勝、2勝3敗で敗退した。(錦織圭、添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一)

Dcjapan23croatia

 クロアチアに惜敗  

ワールドグループ・プレーオフ
 ワールドグループ残留をかけたプレーオフは、有明コロシアムでイスラエルと対戦。
  初日に添田豪、最終日に錦織圭がともにドゥディ・セラに勝利して勝敗は最終試合にもつれたが、
  A.ワイントラウブがランキング以上のプレーを見せて添田を破り、
  日本はアジア/オセアニアゾーンへの降格が決まった。(錦織圭、添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一)
 ここでもダブルスがネック。
 日本イスラエルに惜敗  

2013年 アジア/オセアニアゾーン・グループ1・1回戦
 2013年の1回戦は、インドネシアと有明コロシアムでの対戦。
 初日のシングルスで伊藤竜馬と添田豪が1セットも落とさずに完勝。
 第2日のダブルスでは伊藤と初代表の内山靖崇がフルセットにもつれる接戦を制し、
 日本のデビスカップ対戦史上100勝目となる勝利を決めた。
(添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一、内山靖崇)

アジア/オセアニアゾーン・グループ1・2回戦
 2回戦は、有明コロシアムで韓国と対戦。
 初日のシングルスで2勝して王手をかけたが、2日目のダブルス、最終日の第1試合で連敗し、2勝2敗のタイに。
 勝敗がかかった第2試合では伊藤竜馬が快勝し、ワールドグループ・プレーオフ進出を決めた。
 (添田豪、伊藤竜馬、守屋宏紀、内山靖崇)
Dcup2013japankoreastats

 日本韓国に勝利 
 格下の韓国に大苦戦。メンタル.タフネスの弱さを露呈。
 デビスカップのメンタル.タフネス  

ワールドグループ・プレーオフ
 ワールドグループ進出をかけたプレーオフは、コロンビアと有明コロシアムで対戦。
 初日のシングルスは1勝1敗、2日目のダブルスで敗退して先に王手をかけられたが、
 最終日のシングルスで錦織圭、添田豪が連勝し、劇的な勝利を収めた。
 いつもネックはダブルス。
 (錦織圭、添田豪、杉田祐一、伊藤竜馬)

 日本コロンビアに勝利  

2014年:ベスト8
  1回戦(日4:カナダ1)、準々決勝(日0:チェコ5)
2014年 ワールドグループ1回戦
2年ぶりとなったワールドグループ1回戦では、前年ベスト4の強豪カナダと有明コロシアムで対戦。
錦織圭が初日のシングルス、内山靖崇と組んだ2日目のダブルス、最終日のシングルスと3勝をあげ、
ワールドグループ制になって以来、初となるベスト8入りを果たした

 敵地で錦織圭が、ライバルM.ラオニッチに勝つのが素晴らしい

チェコに完敗 0-5

2015年:ベスト16 ワールドグループでは初戦負け
 1回戦(日2:カナダ3)
 
 バンク―バーでカナダに敗れた。  日本と因縁がある国は、インド、カナダ、そして今回のコロンビアです。
 その結果、今回のプレーオフに回る

日本はアジア・大洋州の第1グループとしてワールドグループ進出を目指してきたが、
1981年、1985年、2012年、2014年の4回しか進出できていない(2014年現在)。

2012年、日本は27年ぶりにワールドグループに進出し、クロアチアに接戦(2勝3敗)した。
選手層も、錦織(ATP最高4位)を筆頭に、添田(同47位)、伊藤(同60位)と非常に厚くなり、
戦略次第では上位国とも十分に戦える戦力が整う、

 しかし、若手の、西岡、ダニエル,太郎が成長、中堅の添田豪、伊藤竜馬が振るわなくなってきた。

2014年に再度ワールドグループに進出。
2014年2月のカナダ戦で歴史的な勝利をあげて準々決勝に進むが前年優勝国チェコに惨敗 0-5
チェコに完敗 得ること多し
 

2015年のワールドグループ残留も決めた。しかし因縁のカナダに敵地で敗れて、プレーオフに回っている。

 日本のデビスカップチームが良く分かるサイト

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カテゴリー: デビスカップ, 日本選手, 歴史 | タグ: , , , , | 投稿者tsukky 21:00 | コメントは受け付けていません。