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錦織 芝2016 初戦、新鋭に苦しむもフルセットで突破 課題は

錦織 芝の初戦 ひやひやの勝利
 芝は、対応が難しい。
 シーズンは短いし、直前まで、全く違うコートサーフェイスのクレーコートが主戦場だったから。
 錦織圭はハードコートが得意と思われている。
 確かに、数年前まではそうだった。
 しかし、今の錦織の得意コートはクレーコート。
 その次がハードコート。
 芝では、余り良い成績を残せていない。
 芝での勝敗はGwball

25勝18負。
2015のグラスでの
サービスゲームの
キープ率は87%
24位と低い。
このボール、ウィンブルドンを同じなのか。
だったらなおさら慣れが必要だ。
修正の必要性がある。ウィンブルドンまでに修正できるか?

  ちなみに、1位はI.カルロビッチ97%、2位はJ.W.ツォンガ、3位R.フェデラー
 リターンゲーム、ブレーク率 12位で24%。
 トップがA.セッピ、31%  グラスコートはリターンは本当に不利となる。
 クレーコートだとR.ナダルは40%のブレーク率。
 錦織圭は12位で31%だ。  この辺の数字は今度詳しく紹介する。
 テニスのスタッツ  ATP stats
 

 芝の達人は、R.フェデラー、そして最近はN.ジョコビッチがめきめき強くなっている。
 その理由は、軽いフットワークと、余り踏ん張らずに、強打に頼らない事。

 芝での強さ、最新のランキング 
 来週、さらにD.ティエムは成績を上げる。

錦織圭の芝の初戦、Gerry Weberだ。
 第1シードのR.フェデラー、R.フェデラー通りがあるくらい、人気が高い。
 直前の試合で、新鋭D.ティエムに敗れている

錦織圭第2シードで登場 
 公式サイトでも、Japanese Supermanと紹介されている。 
 相手は22才、29位のL.プイユ。 最近一気にランキングを上げている。
 ローマのクレーコートでベスト4に入ったのが大きい。A.マレーに敗れている。

 試合は、練習の途中で雨が降り出し、急遽屋根が閉められインドア状態で始まった。
 しかしこの屋根、雨が強いと、跳ね返る音が強く、ボールの音が聞こえない。
 プレーヤーには音が聞こえないのは、フィーリングを使うのに難しい状態となる。

 テニスは視聴覚のフィーリングのスポーツ。
 フィーリングを活かすには楽しむこと 
 
 リラックスからフィーリングアップが
 具体的にどうするか。これが難しい。

 錦織、練習の時から表情が硬かった。相手が初めてのせいもあるだろう。

芝のコートは、クレーコート以上に、オープンスキルの対応 が求められる。
  ネットの向こうには初めて対戦する相手が居る、
 雨で、グラスは滑る、足も、ballも。
 ボールの音が聴こえない、
  

 芝への対応、シューズの戦い  
 救われるのは、錦織圭が、この大会の雰囲気が好きな事。

錦織圭◎ 6-7(5) 6-1 6-4 ×L.プイユ
 案の定、いきなりブレークされる、まずい試合の入り方。
 最初のゲーム、1stサ-ビスが入らない。
 例のネットミスが続く。

 相手もミスが多く、芝のコートがいかに難しいかが良く分かる。
 ボールの弾み方に慣れておらず、振り抜いて打てない。
 その分、トップスピンがかかり切らず、少しずつアウトする。
 最初のセット、タイブレークも錦織圭が先にミニブレークするが、
 錦織圭のサービスゲームで2ポイント連続で落とす。
 結果的に落とす。

 試合のスタッツ、結果的にすべてで押しているが。
Keipouilestats

 試合に勝つにはで重要な連続ポイント。
 勝利の法則 数字編
 次のセットはギアを入れ直して、テンポ良く打ち始める。

 錦織はギアを入れ直すのが上手い が、
 最初から入らないのかなあ?

トッププレーヤーでもバック狙いが基本。
 バックにKeipouilestcourse

 注意深く打つ
 そして
 甘いボールを待つ。

 苦しい時はセンターセオリーで深く。
 角度をつけさせないためだ。

 ここから勝負に出たいが、錦織圭も狙いきれない。
 足元が安定していないためだろう。慣れが必要なのだ。

 試合を少しずつ、コントロールするのはさすがだが、
 相手のプイユ、若いのに、クレーコートが得意なのに、芝への対応が素早い。
 ネットプレーを増やし、サーブ&ボレーも組み入れる。
 しかし最初はミスしたが、パッシングショットは決めていた。
 錦織圭の芝での対応、 vsサーブ&ボレー  
 芝への対応は、ネットプレーが大事だ。

錦織圭を救ったのは、ドロップショット 芝ではボールが弾まない、
 相手も動き出しが遅くなるので有効。

Keidshotfsgw

 芝では、ドロップショット、タッチショット、が大事。
 その要はスライスだ。

 プイユも多用してきたが、錦織に反応された。
 ここが経験の差だろう。

 そのために、錦織圭もダブルスに出ている。
 ダブルスに出る理由
 サーブ&ボレー、ネットプレー、リターンの厳しさなど、
 芝の状況に対応するには、一番良い方法だ。

試合のスタッツでは帳尻を合わせているが、
 第1セットは、かなり厳しいはず。

本日の御教訓 新しい環境への対応
柔らかい思考、身体、順応性
 1:状況を受け入れながら
 2:コートサーフェイスに慣れる
 2:サービスの安定性確保
Saykeiadapt

 次は地元ドイツのF.メイヤーです。192位。
 過去に2度対戦、錦織圭の2勝。芝での成績が良いです。焦らずに戦って欲しいですね。

 杉田祐一は、フリッツと対戦する。若手対決で面白い。
 杉田祐一、フリッツに勝ちましたよ。後でアップします。

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 1stサ-ビスが入らないか。
 リターンミスが多いか。  上達はここを修正する事。

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ATP500  13-15 Gerry Weber Open
 錦織圭出場予定 
 BS朝日で放送予定 

ATP500  13-19日 AEGONチャンピオンシップ
     
ATP250 女子 4-12日 男子 8-25日 AEGON Open
    
グランドスラム ウィンブルドン  27日-7月10日

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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

カテゴリー: イメージ, エッセイ, スコア, データ分析, 作戦, 勝因, , 錦織圭 | 投稿者tsukky 09:03 | コメントは受け付けていません。