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ウィンブルドン 2つの前哨戦を制したのは? 芝で勝つために何が必要か

二つのウィンブルドン前哨戦 ドイツ、ハレ 英国、クィーンズ
 芝の殿堂ウィンブルドン、二つの前哨戦。
 この時期が一番シーズンとしては短い。
 選手は対応が難しい。それもテニスの上手さ。
 試合前の芝の強さ。 誰がキング? 
 メルセデスカップでは、D.ティエムがR.フェデラーを破り、芝での対応力を見せた。
 

 シードダウンが早かった。
 クィーンズでは、S.バブリンカ、R.ガスケが初戦で姿を消した。
 期待された若手のキリオスも姿を消した。
 錦織圭は無念の棄権
 杉田祐一がフリッツを破る殊勲

 一方ハレでは、なんと芝の王者R.フェデラーが、ズべレフに敗れ去った
 得意の芝で、D.ティエム、ズべレフトと若手に敗れる。
 

 そして怪我から復活の192位のマイヤーが勝ち上がる、下克上。
  マイヤー、7位ティエムを破る  

 芝の大会、クレーコート以上に、コートサーフェイスへの対応が難しい。
 アウトドアコートで、雨の順延、があるので。コンディショニングも大変だ。
 
 アウトドアコートのテニスの醍醐味が味わえる。

 試合前はこれだけきれいなコートが。
Lawnfine

 決勝戦の頃は、ここまで痛む。芝ではなくてハードコート状態だ。
Afterlawn

 だからクレーコート得意のナダルが決勝で勝てる訳
 

 ウィンブルドン、シューズの戦い
 

二つの試合で、やはり芝の試合の重要さを感じさせたのは。
 ネットプレーと
 ドロップショット。

 ネットプレーでは抜かれるリスクを背負って、前に出る、攻める気持ちが重要だ。

本日の御教訓 目標はウィンブルドン
 ネットプレーの重要性
 1:リスクを恐れない
 2:より積極的に
 3:より攻撃的に
Saymayerbeagressive

クレーコートの戦いが逆となる。だからウィンブルドンの前哨戦は難しい。
 ラリー戦から、短期決戦へ気持ちを切り替える必要がある。
 かと言って、あきらめは禁物だ。
 その点、マイヤーの粘りは、称賛に値する。

 
ドロップショット、局面の打開、試合の展開に重要な役割を担う。
 

 クィーンズではA.マレーがM.ラオニッチを破った。
A.マレー◎ 6-7(5), 6-4, 6-3 ×M.ラオニッチ
 A.マレーは5度目の優勝。
 この二人のバックには、名選手がコーチングスタッフに
 A.マレーにはレンドルの復活。
 そして何とM.ラオニッチにはウィンブルドンの鬼才、J.マッケンロー
 この話は後で紹介します。自分がテニスを一番一生懸命やっていた頃の選手ですから詳しいですよ。

 ハレでは、何と192位のマイヤーが奇跡の復活優勝。
F.マイヤー◎ 6-2, 5-7, 6-3. ×A.ズベレフ
 第2セット流れはズべレフに。若いので第3セットは有利だ。
 しかし、怪我での辛い下部の試合を戦い抜いた、マイヤーのど根性が、試合を決定づけた。

Prewimbledon

クィーンズ ハイライト動画 A.マレー M.ラオニッチ

ハレ ハイライト動画 マイヤー ズべレフ

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カテゴリー: イズナー, ウィンブルドン, エッセイ, シングルス, ズベレフ, マレー, ラオニッチ, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 08:41 | コメントは受け付けていません。