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錦織 フェレール戦で完全調整完了 ベスト8へ マドリッドオープン2017

錦織圭、レベルを上げる、元3位のD.フェレールを一蹴。
 ベスト8に進出。次はN.ジョコビッチだ。
 マドリッドオープン、錦織圭はきつい連戦だ。
 A.マレーは、チョリッチに敗れる、激震。
 G.デミトロフも、D.ティエムに敗れ、
 Z.ズベレフも勝ち上がっている。若手の台頭だ。
 R.ナダルも、快調に勝ち進む。 面白い大会だ。
 
 相手のD.フェレール、
 今はランクを落としているとはいえ、元は世界3位。
 Big4の、次に、S.バブリンカと席を争っていた、名プレーヤー。
 
 対戦成績は、錦織圭の相性が良いが、
 クレーコートは大得意、地元の大声援を受ける。

 マドリッドオープンは錦織圭も好きな試合。
 2016 キリオスに勝利

 D.フェレールのフットワークは衰えていない。
 拾いまくる。 しつこさNo1のD.フェレールとの激しいラリー戦を制した。

 錦織圭も前の試合のような、ダラダラ感はない。

 錦織らしいフットワークが戻って来た。
 本人の出す,オーラも感じた。
 錦織圭のキビキビ感。強い時の錦織圭だ。

錦織圭◎ 6-4,6-3  ×D.フェレール
Keidfscorebo

 D.フェレールは長いラリーに持ち込みたい。
 錦織圭はそれを断ち切る。
 早い攻めが活きる
  D.フェレールのフットワーク 
 効率良く、ブレークチャンスを活かした。
 5回のチャンスで、4回のブレークは、効率が良い。
 D.フェレールのブレークを1回に抑えた。

 錦織圭の速攻。教訓が活きる。

 お互いにバックの打ち合いとなる。
 先に回り込むのはD.フェレール、しかし、
 錦織圭がさらに角度をつけて、D.フェレールのバックで打たせる。

 トッププレーヤーでもバックハンドの打合い
 ここで様子を見る。
 バックハンドの決定力は、錦織圭。
 だからD.フェレールは早くフォアに回り込みたい。
 

 ダウンザライン、クロス、使分け

 次にオープンコートが出来るので、そこを狙うと見せかけて、
 間を取る。D.フェラーが戻る、そこへ逆を突く。
 逆を突く上手さ、NO1錦織圭
 さすがD.フェレール、戻るとするが、クレーに足を取られて、戻れない。
 ここは、並の選手ではない。

 こんな展開を続ける、しつこく続ける。
 さすがのD.フェラーも根負けした。
 メンタル.タフネスの達人、を諦めさせた。
 

 錦織圭の手首、痛さが心配されたが、
 この試合を見る限りは、大丈夫。
 その証拠に、前日は抑えていた、フォアの回り込みを、チャンスでは活かした。
 サービスの速さも戻っている。
 最速で190キロ台が出ている。

 ただ、チャンスボールでの甘さ、
 きめのアプローチショットをネットにかける。
 ドロップショットも少し甘い。 この点は修正して欲しい。

 調子の良い時の80%位の復活と見る。

リズムの作り方 
 勝っている時は、そのままのペースで。
 サービスゲームは速い展開。
Tempomake

 守る時は、ペースを落とす。

 時々リズム変化をつけよう。
 相手につけられる前に。
 リズム変化をドリルで。ボール出しマニュアル

 アンフォーストエラーを減らして、リズム作った。
 シユワルツマン戦から得た教訓  

 強い錦織圭が戻って来た。
 ATPファイナル R.フェデラー戦、歴史に残る名勝負を思い出す
 
 錦織圭がD.フェラー戦で思い出した良い点、それはリズム。
リズムは自分で作る
 サービスゲーム、リターンゲーム、それぞれ選手の持ち味がある。
 サービスゲームのリズムを崩すのは、1stサ-ビスが入らない事。
 ダブルフォールトは致命的だ。

リターンゲームは、相手に主導権がある。
 しかし、良いリターン一本で、主導権は移る。
 テニスは交互のラリーゲームだからだ。

 D.フェレールに先に振られても、
 落ち着いて、得意のドロップショットで
 前に誘い、
 ロブで下げて、
 錦織圭が前に詰めて、ボレーでとどめ。
 錦織圭得意の陽動作戦だ

Keidfrallymake

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錦織圭、D.フェレール ハイライト動画 

 
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 錦織圭の試合中心、時間はいろいろ。

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カテゴリー: スコア, ストローク, 動画, 勝因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 17:15 | コメントは受け付けていません。

テニス、勝利の法則 錦織圭が苦境から脱出 データで マドリッド2017

テニス 勝利の法則 データから見る錦織圭の新戦略
 苦戦から、見出す、対応力
 苦戦した、シュワルツマン戦、興味あるデータがあるので紹介したい。
 シュワルツマン選手は、身長が170㎝。
 日本人的な体型で、日本人の目指すテニスの見本と言える。
  俊敏なフットワーク。
  サービスに頼らないテニス。
  リターンからゲームを組み立てる。
 まさに錦織圭選手の目指しているテニスだ。
 ATPファイナル S.バブリンカ戦  

 その意味も含めて、参考にして欲しい。
 錦織は勝つには勝ったが、薄氷の勝利。
 序盤で競ったゲームを、奪いきれずに、重い試合展開にしてしまった。
 試合が動くブレーク合戦で、主導権を奪えない。
 今年は、この展開が多い

この試合で見えた、重要なポイント
 体力セーブの 省エネテニスの勧め。
 体調、体力が万全でない、今の錦織圭の状況を考えたテニス。
 その作戦が、相手を走らせる。
1:先に相手を振る
 サービス、リターンで、相手を左右に振る。
 右サイドはスライスサービス、
 左サイドはスピンサーブが活きる
 日本人のサービス  

2:オープンコート作りをイメージ
 相手を先に動かせば、
 必ずオープンコートが出来る。
 

3:逆が活きる
 相手はオープンコートにカバーに動くので、
 逆が空く。
 動いているから、脚は止まらない
 クレーコートでは、ストップ&ゴーは非常に難しい

Saykei

 

 良い点は、即効でポイントを多く奪ったこと。
 5回以内のラリーで57%のポイントをとっている。
Keirally

 錦織圭は、解説の人が、長いラリーが得意だからと言う。
 しかし、今は、その体力が先を考えると、持たない。
 速攻型に切り替える必要がある。

 速攻型の代表は、そうR.フェデラー。 余裕で、ロランギャロスまで休養。

 遅攻型は、R.ナダル
 苦手キリオスに完勝!

 遅攻型から速攻型に転換中が,A.マレー
 A.マレー、B.チョリッチに負けました。どうした王者。

 1stサ-ビスの確率は良くなっているが、
ダウンしたゲームは、極端に1stサ-ビスの確率が落ちる。
 ここは修正したい。

課題が多く見えたので、修正が必要だ。
 力みがあるので、フットワークが重い。
 何度もレッドクレーに足を取られている。
 ロランギャロスの予習として早く慣れて欲しい。
 クレーコートではいかにうまく滑らせ、止まるかだ
 

 試合の序盤で、フォアが振れなくなった。
 相手の強打もあるが、当て返すような格好になり、
 いつもならベースライン付近ですとんと落ちる、トップスピンが、落ち切らなかった。
 振り抜きが無かったためだ。
 あのR.ナダルでも、フォアのイップスになる。
 
 だから一般プレーヤーも安心して欲しい。

  イップスとメンタル.タフネス  

一方、シュワルツマンは、面白い様に強打が入る。
この差がストローク戦の差に出た。
 錦織圭も試合巧者、第2セットからは、
 相手のミスを誘う展開。 シュワルツマンのミスが増え始めた。
 錦織圭が良く言う、
 「序盤は相手が良かったが、
 Big4以外では、そうは長く続かない」

錦織圭は右手首の事があるので、無理をしてフォアの回り込み事は避けるはず。
Kei

 フォアに回り込むと、相手に拾われた場合。動く距離が増える。
 その点、錦織圭は動く距離を最小限に抑える事が出来る。
 フォアの回り込み、ハイリスク、ハイリターン  

 最終的に、錦織圭は、シュワルツマンよりも15%の走る距離になっている。
 普通は差があっても、数パーセント。
 それだけ錦織圭が良かったと言う事だ。 

短いラリーで錦織圭が多く取っている。
 この作戦で良い。
 余り際どい所を狙わなくても、3,4球目に決める展開に持って行きたい。

教訓、安易なドロップショットは要注意。
Keidshot_2

本当は 危なかった試合展開 
 データ分析1

本日の御教訓 省エネテニスの勧め
 相手を走らせる
1:先に相手を振る
2:オープンコート作りをイメージ
3:逆が活きる

 アルゼンチンオープンでの動画

次の対戦は、地元のD.フェレール、
 大声援を受けて、完全アウェイ状態の戦いになるだろう。

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カテゴリー: データ分析, 作戦, 動画, 勝因, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:03 | コメントは受け付けていません。