カテゴリー別アーカイブ: エッセイ

テニスの技術、試合などを分かりやすく、解説します。

ナダル 前哨戦優勝 弾みがつくか ウィンブルドン小史

ナダル 久々の勝利 メルセデスカップ
 ナダル、久しぶりの表彰台。
 シュツットガルト ATP250  第1シードのR.ナダル。
 R.ナダル◎7-6(3) 6-3  × V.トロイツキ
 V.トロイツキを破るが笑顔はなかった。
 「この試合は練習の一つ。
 ウィンブルドンを見据えての、練習だよ。でも勝つことは非常に重要だと。
 出来るだけ試合は勝ち合いからね。」と語った。

Nadalvtscore

 今年、得意のロランギャロスでも、N.ジョコビッチに敗れ、精彩を欠いている。
ランキングも屈辱的な10位。
 本人がNadalmercedescup2015

 一番
 悩んでいるだろう。

 大きな
 ガッツポーズで
 喜びを表した。

今年のナダルは不調、ビッグ4としては。

 ロランギャロスではクオーターファイナルでN.ジョコビッチに敗れた
 
5-7 3-6 1-6 最終セットは、ナダルらしくない、気力のない試合だった。

 その前のローマオープンでは クオーターファイナルでS.バブリンカ 6-7(7) 2-6

 試合のスタッツで見ると、勝ちきれないナダルが居る。
 サービスエースは多くなり、芝を意識していることが分かる。

 R.ナダルらしい、1stサ-ビスの確率を高くする。トッププレーヤーとしては安全策のナダル。

 1stサ-ビス、ポイント獲得率はV.トロイツキの方が良かった。
 2ndサービスのポイント獲得率で上回り、サービス全体のポイント獲得率で優位に立った。
 しかし、相手にブレークチャンスを与えず、自身は、1回のチャンスを活かして、逃げ切った。

Nadalvtstats

ナダルのウィンブルドン最近史
 ナダル、ウィンブルドンで負ける時は、序盤が多い。
 それだけ、ナダルが、ナイーブな選手と言う事。
 強い時は自信に満ち溢れていた。ウィンブルドン? 芝?
 全く関係がなかったが。
 必要なのは自分への自信だろう。ナダルはハードなトレーニングでそれを解消する。
 これが厳しいところだ。
 その理由は。 ウィンブルドンの芝にある。

 ウィンブルドン、Wimgrasscchange
芝では、
ナダルの
得意なボールの
回転力が、
半減してしまう。

 

 必死の調整だ。3年前までは、R.ナダルだって芝で強かったから。
 2011 ファイナルでN.ジョコビッチに敗れる。ここまでウィンブルドンで20連勝
  
 2012 2回戦負け L.ロソル  
 2013 初戦負け ダルシス  
 2014 N.キルジオスに敗れる 19歳のミサイルサービス

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カテゴリー: ウィンブルドン, エッセイ, ナダル, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 06:30 | コメントは受け付けていません。

ウィンブルドン2015 前哨戦でトッププレーヤーは調整

芝の聖地ウィンブルドン2015 前哨戦始まる
 サッカー、ワールドカップ。朗報。
 なでしこジャパン、まず一勝
 

 カナダの大会、人工芝なんですね。スライディングでやけどしないのかなあ。
 平気でスライディングしていたから、特殊な芝なんでしょう。

 芝のシーズンが始まる。芝の殿堂ウィンブルドンまで4つの大会が開かれる。
 時期的には2つ。トッププレーヤーは分かれて、最後の調整に入る。
 ラリーが続くクレーコートから、ボールが弾まず、滑る、芝。
 トッププレーヤーの対応力が、求められる。

 グラスコート グランドスラムのコートサーフェイス
 一番速いコートは、実は?
Gscsurface

 グランドスラム、コートサーフェイスでの得手不得手がある。
 テニスの歴史でも、ビッグネームでも、得手不得手がある。
 クレーコートは得意だが、芝は苦手な選手。
 G.クエルテン。ムスター。S.ブルゲラ

 ストローカーが得意もあるけれど、サービス力が不足していた感じがする。

 クレーコートが苦手の選手、ビッグサーバーに多い、特にアメリカ選手は苦手。
 I.レンドルに勝ったM.チャンは別。
 P.サンプラスも苦手だった。
 ストローク、サービスうんぬんよりも、
 気の短い選手は苦手な気がする。
 その点で、今回のS.バブリンカの優勝は素晴らしい
 
 自分の心をコントロールできている。

 その点、最近のトッププレーヤー、コートサーフェイスを選ばない選手が多い。
 N.ジョコビッチ 芝でも、ここ1年は負け知らず。
 N.ジョコビッチ、ウィンブルドン2014優勝

Rflawnc2015
 キャリアではR.フェデラーだが、

 R.ナダルも、勝率は低くない。
 去年は、新鋭、N.キルジオスに勝機 を与えてしまった。
 

 錦織圭は芝は、勝率が下がる。14位。
 例年だと、この時期、疲労がたまる。でもも今年は調子が上手くいいっている。
 チームKei のおかげだ。
 4回戦で、M.ラオニッチに敗れた
  

 ウィンブルドンはランキングよりも、ウィンブルドンでの勝率を意識してシードを組む。
 だから錦織圭は、少し不利になる。
 シード上位の予想。
Wim8men

 R.フェデラーはキャリア勝率ではトップだが、ここ1年では、N.ジョコビッチが上。

 ウィンブルドンまでの前哨戦。芝の期間は、一番短い。たったの一か月。そのためにトッププレーヤーの努力は大変。ウィンブルドンは重たい大会なのだ。

 ウィンブルドンまでの前哨戦は、次の4大会。250,500と続く。
Atp2502015

 オランダ トップシェルフ  ATP250
Topshelf8men

 

ドイツ シュツットガルト ATP250
Shuttetgult8men

  R.ナダルがF.ロペスとダブルスに出ている。
 ウィンブルドンでのネットプレーを意識しているのだろう。

ここからATP500の大会に移る。
Atp5002015

 ドイツ、ハレ。ゲーリーウエーバーオープン ATP500
  R.フェデラー、錦織圭が登場。
Halle4men

Halle58men

 イングランド Aegon ATP500
Aegon8men

 

 錦織圭はエキジビションマッチに出場、最終調整に入る
 BNPパリバス エキジビションマッチでウィンブルドンへの直前調整をする。 エキジビションマッチと言っても、トッププレーヤーが集結する。

そしてウィンブルドンに突入する。

グラスコート前哨戦2015の動画

 懐かしのB.ボルグ J.マッケンローの試合動画
 J.マッケンロー、本当にアメリカの若者。

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カテゴリー: ATP, ウィンブルドン, エッセイ, シングルス, 戦略, 練習 | 投稿者tsukky 12:10 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 何故世界NO1、ジョコビッチに勝てたか? 

バブリンカ 持ち前の攻撃力 攻め続ける気力
 全仏、男子シングルスファイナル。壮絶な打ち合いだった。
 デフェンシブになりやすい、クレーコートの戦い。
 それを打ち破るかのような、S.バブリンカの攻撃力。
 元から守備の上手い、N.ジョコビッチをさらに下がらせた。
 そのまま守備にまわらせた。この大胆な攻撃な功を奏した。
 ここ数年、ロランギャロの戦い方が変わってきている。
 2011年ころの全仏 R.ナダル、 R.フェデラー、全盛期。

 今年の全仏、錦織圭に見る、ストローク力

 グランドスラムの優勝は大きい。S.バブリンカは一気に4位。
 R.ナダルは10位に後退。錦織圭は5位のまま。
 ATPランキング
 Race to Londonでは一気に3位に入っている。

 たらればはないけれど、錦織圭にはベスト4には入って欲しかった

 きびしいATP ツアーなのだ
 ATPのニュース 試合の内容を見事に語っている
 S.バブリンカのブレインゲームで紹介されていた。
 いかにしてS.バブリンカがN.ジョコビッチから勝利をもぎ取ったか。
 世界NO1に対して、S.バブリンカは挑む訳だから、当然、捨て身の作戦となる。

 この大会、N.ジョコビッチには重要な大会だった。

 生涯グランドスラムがかかっていた、去年と同様。
 

 肉を切らせて、骨を断つ、
 良く言えば攻撃的、悪く言えば、ハイリスク、ハイリターンのギャンブル要素が強かった。
 それがこの試合見事に当てはまった感じがする。
 トップの選手には安全策は通用しない。

 T.ロブレドがR.フェデラーを破った時
 
 

 第1セットを、競りながらN.ジョコビッチが取り、そこから守りに入ってしまった。
 1セットダウンで、もう後がない、S.バブリンカ、より攻撃的に。
 これが功を奏した。

二人のプレースタイルをまとめてみた S.バブリンカ対N.ジョコビッチ
 パワー      対  安定性
 ダウンザライン 対  クロス
 オフェンス   対  デフェンス
 前進性     対  守備

Swnole

 N.ジョコビッチはもう少し、臨機応変に対応するタイプだが、デフェンスにまわり過ぎたきらいがある。そこをS.バブリンカの攻撃にさらされた。

 全仏の決勝まで、N.ジョコビッチのベースラインでのポイント獲得率が56%だったのを、
 S.バブリンカ戦では44%まで下げた。
 ストローク戦で打ち勝った。

Wawrinkabsftrg1

 相手の攻撃からカウンターを狙う、N.ジョコビッチ。
Djokovicbscross

 特に必殺のクロスカウンター
 二人とも、ラリーはトップスピン重視だが、攻めるボールは高い打点で、フラット気味に打つ。
 だから攻撃のテンポがいきなり速くなる。

 それでも二人は、良く食いつき、ラリーがつながる。
 ウィナーはさらに早いタイミングで高い打点で、よりコーナーを突く。

 S.バブリンカのコーチ、M.ノーマンの言葉。
 「スタンが勝てたのは、世界NO1,よりもパワーがあったから」と。

 M.ノーマンと言えば、Wawrinkakuertenrg

 今回の男子シングルスの
 プレゼンター、
 ブラジルの
 G.クエルテンと
 2000年に
 全仏のファイナルを争っている。 
 これも奇遇。

Fsheavytopspinkuerten

 屈指のストローカー、クエルテンの打ち方。
 ナダルの元祖、グリグリのトップスピン

 S.バブリンカ、見事な片手打ち、バックハンド。最高の見本だ。
 テニスの基本を身に付ける、レッスンカード
 バックハンドマスター

トップスピンマスター 
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勝敗を分けた、第1、第2セットのスタッツ比較
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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, ジョコビッチ, ストローク, バブリンカ, 全仏, 戦略 | 投稿者tsukky 07:51 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 強打でジョコビッチ破る 全仏2015 ファイナル

全仏2015 ファイナル N.ジョコビッチ バブリンカの攻撃力に屈する。
 終始一貫して攻め続けた、S.バブリンカ。
 自身、グランドスラム2勝目。ランキングも一気に4位に上がった。

 6-4, 4-6, 6-3, 6-4
Swnolescore_2

 N.ジョコビッチはゾーンを上げ下げして、攻撃、防御のリズムを作る。
 最初は下がり、デフェンス、チャンスで前に入る。
 この作戦も徹底していた。
 テニスは、テニスコートを目いっぱい使ったゾーンの戦いなのだ。
 テニスコートのゾーン、マネージメント システム5
 

 対戦前の予想 長い対戦ではN.ジョコビッチだが、ここ最近ではイーブン
 

 攻撃力のS.バブリンカ、デフェンス力のN.ジョコビッチ。
 N.ジョコビッチが丁寧に守り過ぎたのかもしれない。

 N.ジョコビッチのデフェンス力とS.バブリンカの攻撃力。
 静かな展開から、打つ動くかに注目だ。
 最初の攻防は1stサ-ビスとリターン。
 S.バブリンカが1stサ-ビスでは圧倒する。

 2ndサービス、N.ジョコビッチがキックサービスで盛り返す。
 問題は、お互いにリターンの思い切りが良いので、サービスの次の構えが重要になる。

 ラリーの展開、N.ジョコビッチは下がり気味に、守る。
 S.バブリンカが前に入る。
 しかしN.ジョコビッチのボール、丁寧に深く打つ。S.バブリンカが下がる。
 するとN.ジョコビッチは前に詰める。守備から、攻撃への切り替えだ。
 これを往復2秒の激しいラリーの中でするのだから、超ハイレベル。

 途中で、攻撃のギアを上げたが、S.バブリンカは、しっかりゾーンに入っていた。
 攻撃の手を緩めなかった。
Sayswmytennisattack

 コーチの存在の大きさ。
 S.バブリンカのコーチはG.ノーマン
 彼についてから、Wawrinkanormanrg

 S.バブリンカは戦略的、
 テニスを身に付けた。
 攻めるだけでなく、
 展開を身に付けた。
 そして何よりも
 大きかったのが、
 ショートテンパーで
 切れやすかったのを、
 冷静に戦えるようにしてくれたこと。

 攻撃力の選手は得てして、切れやすいものだ。
 彼の指導の元、G.デミトロフ、R.ソダリングと注目の選手が多い。
 R.フェデラーは、全く違うけれど。禅から学んだ。
 
 メンタル.タフネス、錦織圭に今一番必要な要素だ

 テニスは心.技.体のバランスが重要なスポーツ。
 心の上に、身体能力、技がある。

 心Saymtpdancer5

 体
 技

 感情
 コントロールが難しい。

 それらを活かすのが戦術、戦略だ。

 15回のブレークチャンスで4回破った。
 15回もつれたという事は、N.ジョコビッチが相当ナーバスになっていた証拠。
 グランドスラムを意識したのかもしれない。

 S.バブリンカのウィナー 60本をN.ジョコビッチから奪うのは至難の技。
 11本は、バックのワイド。
 9本のエースも大きい。

 ミスを恐れず、攻め続ける、これは難しい事。

 S.バブリンカの武器 バックハンドが注目されるけれど.

 実は、フォアハンドはもっと凄い。
 ビッグフォアマン、J.W.ツォンガに打ち勝った
  ウィナーを量産する、フォアハンド。トッププレーヤー、ほとんどの選手、フォアハンドが武器。
 フォアは強くて当たり前、
 そこにバックも強ければの話だ。

 アンフォーストエラーを減らし、デフェンス力での勝負に出た、N.ジョコビッチ。
第1セットはS.バブリンカのミスを誘い、守り勝ち。

第2セット S.バブリンカは、ミスを恐れず、攻撃。
 N.ジョコビッチはドロップショットで交わすが、S.バブリンカは自分のテニスを貫く。

 N.ジョコビッチのデフェンス力。A.マレー戦
 

 スタニラス、.バブリンカ、終始一貫攻めのテニス。だからスタンガン。
 S.バブリンカは何回もブレークチャンスを迎えるが、N.ジョコビッチに守りきられる。
 しかし、4-5から、ブレークに成功。

第3セット
 1stサ-ビスの確率を上げ、しかもポイント獲得率が高い。
 21本の内、19本。相手がN.ジョコビッチだからなおさらだ。

第4セット
 いきなりN.ジョコビッチがブレークされる。
 大きなハンディとなる。
 そして0-3と大きくリードを許す。
 しかしここから頑張り、3-3まで持って来る。
 流れが変わるか?
 しかしサービスゲーム0-40から復活できずに、ブレークを許す。

N.ジョコビッチはクリーンな選手。
 第1セット、サイドアウトのコールに対して、自分から相手のウィナーを認める、潔さ。
 この点は、若者も見習って欲しい。

 しかし第2セット、自分のミスに腹を立てて、ラケットを折った。
 N.ジョコビッチは、Nolebrokeracket

 比較的、
 感情を出す
 タイプ。
 しかし、
 自分の愛すべき、
 信頼すべきラケットを
 傷つけるのはまずい。
 ミスは、自分の心の中で整理して、次に進むべきだ。
 ラケットを折ると負ける法則、これを知っていたのだろうか。

本日の御教訓 自分のテニスに徹する
攻撃力を活かす
1:サービスとその次
2:ミスを恐れない
3:チャンスはネット
  これはS.バブリンカ、選手用。
 一般プレーヤーの方は、ミスを恐れて、デフェンス力を強化してください。
 でも、思い切り良く振り抜く事。
 ミスしたら、忘れて次,これが大きな違いです。

 勝利の法則シングルス

 勝利の法則ダブルス

対戦スタッツ
Swnolestatsrg

 これでN.ジョコビッチの生涯グランドスラムは持ちこされた。
 今年のロランギャロス、二つの翁記録、N.ジョコビッチのグランドスラムは順延、
 R.ナダルの、クレーコートの勝率は一つ減らした。
 この二人が偉大であることに変わりはない。

 そしてここから舞台は、ドーバー海峡を渡り、イングランド、
 芝へと向かう。
 トッププレーヤーは、気持ち、戦術の切り替えに忙しい。
 

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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, シングルス, ジョコビッチ, ストローク, テクニック, バブリンカ, 全仏, 勝因 | 投稿者tsukky 09:13 | コメントは受け付けていません。

ジョコビッチ 今年のベストマッチで マレー フルセット勝ち 全仏2015

全仏Semi-Final、大死闘。前日では、N.ジョコビッチの楽勝かと思われた。
 そこから、粘る粘る、A.マレー。確かに強くなった。
 僕の感じでは今年のベストマッチ。特に第3セット、翌日からの試合は最高。
両者に勝たせたかった。
N.ジョコビッチ 二日間の接戦を制する
 データ分析で試合の流れを解説。
試合の展開予想  

 テニスとデータ、グランドスラムのスラムトラッカー
 

 データから見える 勝利の法則
 
Noleamscore

 N.ジョコビッチが語った。
 「二日間の試合、コートコンディショニングが微妙に変わった。
 前日はコートが速かったが、翌日はスローになった。
 その微妙なずれで、A.マレーが調子を戻した。
 長い試合だったから、太陽の位置も変わったしね。
 いずれにしても、A.マレーは諦めないファイターだ。尊敬に値する」と。

 一方のA.マレー。「2セットダウンから、順延になって気持ちを切り替える事が出来た。
 イイ感じでのバックのショットが読めたしね。
 ミスしたのは5セット目の最初のサービスゲーム、少しルーズな気分で試合に入ってしまった。
 そこからのバックのボールが本当に、正確に深く来た。
 出るにも前に出れなかった。」

 試合中、ポイントが終わることに肩で息をする、A.マレー、ポーズなのかもしれないが、
 一方のN.ジョコビッチ、集中力のある眼で、息の乱れも見せていない。

 N.ジョコビッチ、A.マレーのロングラリーマッチ

Noleam

 各セットごとのデータと、どちらがセットを取ったかで検証したい。

 データから見える試合の内容
1:1stサ-ビスの確率  結論、 余り関係ががない。
 確率が良くて、取れたセットは、第2セットのたったの一回。
 ただしこれは、1stサ-ビスのポイント獲得率が高いトッププレーヤーだから言える事。
 一般プレーヤーには、1stサ-ビスを入れる これは重要だ。
Noleam1st

2:サービスのポイント獲得率
 明らかに1stサ-ビスのポイント獲得率がセットを左右している。
 2ndサービスは、次の要因だ。
 安定性のある選手は、1stサ-ビスのポイント獲得率が悪いと、
 2ndサービスでしっかりフォローできる。
Noleamser

 
 好調時のR.ナダル
 勝つ時の錦織圭がその例だ

3:ウィナーとアンフォーストエラーの関係
 ウィナーは派手。格好いい。
 しかしデータからは、アンフォーストエラーの少なさがセットを取る要因とはっきり出た。

 もう少し深く掘り下げると、ウィナーとアンフォーストエラーのバランス。
 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた、安定指数で相手よりも上回っている事。
 できたらプラスの数字が良い。

 必勝アイデア、凡ミスを減らせ。
 少し前のN.ジョコビッチ、A.マレー戦から
 

4;レシーブとブレーク、これが最重要
Noleamrebreak

5:ネットアプローチ
 N.ジョコビッチが凄い思うのは、プレーの積極性。
 自分から展開を作る。
 ネットプレーにも積極的に出る。サーブ&ボレーも出す。
 相手への意外生もあるだろうけれど、明らかに、相手へのプレッシャーとなる。
Noleamnetap

 リターンする立場として、ステイしてくれていれば、リターンにプレッシャーは少ない。
 でもサーブ&ボレーに出ると仮定したら、沈める、ショートクロス、ダウンザライン、
 リターンのコースを考えなくてはいけない。
 この考える要素がミスにつながる。

 その点、第4セット、A.マレーはネットプレーを交えて、ポイントを重ねた。
 ネットプレーには流れを引き寄せる、変える力がある。

 R.フェデラーにはネットプレーが生命線

 第1、第4セット、A.マレーは一度もネットプレーに出なかった。この差は大きい。

 今年の全仏のファイナルは、N.ジョコビッチ対S.バブリンカ。
 これも面白い。

 作戦ボード、より使いやすく進化中

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カテゴリー: エッセイ, クレーコート, シングルス, ジョコビッチ, マレー, 全仏, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 12:33 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ全盛時の強さ戻る ツォンガ 破りファイナルへ 全仏2015

全仏2015  準決勝 S.バブリンカ クロスコート打ち合いを制する
 この二人、ビッグ4に次ぐ、記録を持つ。
 大きな大会、グランドスラム、マスターズ1000で、ビッグ4以外が優勝しているのは、
 実は数少ない。

 ここ数年では、N.ジョコビッチの独壇場、そこにR.ナダルが絡む
 

 それだけ、ビッグ4、N.ジョコビッチ、R.フェデラー、A.マレー、R.ナダルが強いと言う事なのだが。
 ご存知の様に、S.バブリンカは去年の全豪で、R.ナダルを破って優勝
 
 J.W.ツォンガもマスターズ 2014 ロジャーズカップで優勝
 
 この時は、A.マレー、R.フェデラーと破り、J.W.ツォンガの時代が来るとさえ思わせた。

 直近の試合では、スイスが優勝したデビスカップ、最初の試合でS.バブリンカがJ.W.ツォンガに勝ち、リードした。
 

 S.バブリンカには精神面で支える、G,ノーマンコーチの存在が大きい
 
 G.デミトロフも指導している。

テニスは自分と、心との戦い。

 地元の声援を受ける、J.W.ツォンガに対して、冷静に戦う必要がある。
 S.バブリンカは冷静だった。3年前までは、結構ホットで、逆転負けが多かった。
 G.ノーマンコーチのコーチング受けてから、冷静さが増していた。
 まさにメンタル.タフネスの効果だ。
Swjtscore

  メンタルタフネスと言えば、J.W.ツォンガ、チェンジエンドの椅子に座って、 瞑想している。
 禅的な瞑想、メンタル.タフネスの良い例だ。

前のポイントは忘れ去り(これが難しい)、次に集中力する。
 S.バブリンカ、Wawrinkaeyesfocus

 バックハンド、
 自信があるので、
 次の流れを
 瞬時に判断できる。
 目が獲物を狙っている。

 

 チェンジエンドの20秒で、集中力出来る、イメージカードご存知ですか?
 効果的ですよ。  僕も使っています。

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 こんなカードConcentration2_2

 を見ます。
 20秒見ると、
 集中できる。
 不思議ですね
 残像が残るんです。

メンタル.タフネス、慣れていないと難しいですが、自分を客観的に観る事。
 試合の反省が大事。メモに採り
 
 次に結びつけます。
 プラス思考が大事です

 自分が乱れるのはどんな時か。気づきから次に発展します。
Mtplusmind

 この二人、以外にも友人同士。練習も良く行う。
 だから、S.バブリンカも試合をスムーズに進められたのかもしれない。

 試合の流れが分かる数字、データ

 グランドスラムならではの分析  

 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた安定指数で、試合の流れが分かる。
 S.バブリンカが 60-48=+12
 J.W.ツォンガ  39-53=-14  お互いに攻撃しての結果だから仕方がない。

Swjtstats

 攻撃型の選手はミスを恐れては勝負にならない。
 S.バブリンカ、J.W.ツォンガも超攻撃的な選手。
 速い、っ強烈なストローク、アウトミスを恐れていたら打てない。
 勇気が必要だ。

 ベスト8でR.フェデラーを破った、S.バブリンカ。攻撃力で勝った
 

 デフェンス力の選手はアンフォーストエラーを極端に抑える。

 これができなかったR.ナダルはN.ジョコビッチに敗れた
 
 
 ブレークチャンス、お互いに多かった。
 J.W.ツォンガの多く17回、S.バブリンカは15回。
 しかしブレークに成功し他のは、S.バブリンカが3回。J.W.ツォンガはたったの1回。

二人のクレーコートでのラリー練習

錦織圭を育てた ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

 作戦ボードの詳しい内容は

 作戦ボード、年々進化中

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カテゴリー: エッセイ, シングルス, ストローク, テクニック, バブリンカ, 全仏, 勝因 | 投稿者tsukky 17:49 | コメントは受け付けていません。

ジョコビッチ ナダル攻略 戦略 ボレーの上手さ 全仏2015ベスト8

ジョコビッチ 事実上のファイナル、ナダル戦、制する
 ジョコビッチ、ナダル、
 ロランギャロスで見慣れた決勝戦の入場。
 しかし今回は、なんとベスト8での対決。
 全仏のドロー
 R.ナダルの今年前半の不調がが響いている。
 
ナダルと、上位のランキング  

 今大会、注目は、ナダル、ジョコビッチの偉大な記録への挑戦でもある。
 これだけでも、大きなプレッシャーになる。

Nolerafascore

 クレーコートキング、ナダルが、どこまで勝率を伸ばすか?
 二人のロランギャロス、新しい再インストールの展開が見られた、それは。
 ネットプレー。
 クレーコートではストロークのラリーが増える。
 サービス、ボレーでは決めきれないからだ。それが常識。
 しかし今回この二人、積極的にネットプレーに出た。

 リスクを冒してのギャンブルとも見えるが。
 ボレーの魅力も見えた。
 それを教えてくれたのは、R.フェデラーのネットプレーだろう。

 試合勝利の法則基本編 

 ジョコビッチのボレー、科学的動き 
Nolevosliderg

 スライドさせる、クレーコート。
 スライスの回転、見事なマッチングだ。
 しかもアングル、ドロップボレー。

 ドライブボレーが主流だが、ボレーの基本はスライス。

 ボレーマスター
 
 ジョコビッチのグランドスラムのチャレンジがある。
 

試合は動いていった。
 ジョコビッチ ◎ 7-5 6-3 6-1 × ナダル
 ナダルとの試合で、楽なポイントは一つもない。と語った。
 二人の試合は、パターンが見える。
 ジョコビッチ、早い段階で、ナダルの跳ねるサービスを叩く。
 バックのダウンザラインが勝負。

 ビッグ4の強さと個性
 
Nolerafastats

 一方のナダルは、1stサ-ビスの確率を高くして、ワイドに揺さぶり、
 オープンコートウィナー。
 相手を前のおびき寄せ、パッシングショット。
 ナダルのオープンコート攻撃 
  トップスピンマスター 

 ジョコビッチToptspimhiimppoint

 ストローク
 エッグボール
 対応の
 高い打点

 少し前まではナダルのエッグボールが効いた。
 しかし最近は、ジョコビッチが、高い打点で、ナダルを叩くことが増えてきた。
 この頃から対戦が有利になって来た
 

 きっかけはこの試合。意外な戦略だった。しかしジョコビッチだけができる勇気。
 それは?
 

この二人の試合、簡単なものは一つもなかった。
 しかし今回は、ジョコビッチが完全ナダルを抑え込んだ。
 試合のスタッツが物語る。
 1stサ-ビスの確率
 1stサ-ビスのポイント獲得率
 ブレークポイントコンバージョン
 リターン、ポイント獲得率
 ネットプレーの確率

 ストローク上達の基本3要素
 
 
 ナダルのストローク戦 特徴 

 戦略的なジョコビッチ
 

 ナダルをシャッタアウト。
 言わずと知れた、ナダルはクレーキング、特にロランギャロスの王者。
 ここ10年で、何と70勝1敗、今回、敗れて、2敗になったが、
 これは前人未踏の記録。

 クレーコートの勝率 ジョコビッチ、ナダル、錦織圭、A.マレー
 

 そのナダルを、圧倒した。 第一セットは7-5 と競ったが、第2セット、第3セットと、
 ぐんぐん引き離していく。

 今年のジョコビッチの強さの真骨頂。
 試合をしながら、さらに強くなる、この男の強さ、桁違い。

 ナダルとの対戦記録もジョコビッチの21勝、23敗と迫って来た。

 3年前の連勝記録を彷彿させる。
 2011 ビッグ4の連勝記録比較
 どこでも勝つ、ジョコビッチ
 芝のR.フェデラー
 クレーコートのナダル
    

 二人はライバルの歴史でもある。
 と言うか3人がライバル。ジョコビッチ、ナダル、R.フェデラー
 この3人が、現代のテニスを引っ張て来た。

 勝利の法則シングルス
J.W.ツォンガ 錦織圭 ハイライト動画

 これでジョコビッチは、D.フェレールを下した、A.マレーと対決する。

 もう一方の準決勝は
 錦織圭を下した、J.W.ツォンガとR.フェデラーを破ったS.バブリンカ。
 
 これも目が離せない。

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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, ジョコビッチ, テクニック, ナダル, ボレー, 全仏, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 07:42 | コメントは受け付けていません。

保存版 メンタル.タフネス 錦織 ツォンガの敗戦から学ぶ

錦織 悔しい敗戦 敗因は自分にあり 何を学ぶか。
 全仏2015 ツォンガに敗れる。フルセット、2セットダウンから、奇跡の挽回へ向かったが。
 錦織選手、夢を絶たれた。佐藤次郎以来となる全仏ベスト4入りを期待されたが。
 相手は過去に4勝1敗と相性の良い、ツォンガ。相手も苦手意識を持っている。
 これは絶対の優位だった、だったはず。
 試合の結果、これは仕方がない。ここから先にどう進むかが問題だ。

男子シングルス 準々決勝
●錦織選手(5) vs. ○ツォンガ(14), 1-6, 4-6, 6-4, 6-3, 3-6
 ツォンガに粘るも、突き放される。
 負けは負け、次への踏み台にしたい。
 テニスは心の戦いであることが、よく分かった。
 一般プレーヤーにも重要な、テニスと心.技.体の関係を、ツォンガ、錦織戦から、解きほぐそう。

 第1セットは完璧、第2セットまではツォンガの流れ。このままストレート負けかも、そんな展開だった。
 第3セットで盛り返し、第4セットも奪う。
 得意のバックハンドが出始め、
 スピード、コントロール、破壊力、世界一の評価。

 

 リターンエースも出て来た。
 

 錦織圭の開き直りで、
 これは錦織選手の得意の逆転かと。
 錦織選手の最終セットの強さ
Jtkeiscore

 しかし、走らされ、エネルギーが枯渇。流れを引き戻す体力がなかった。
 錦織の強さは、ベースラインに入り、相手を先にに動かすことにある。
 フットワークでもトップにランクインされている錦織選手だが、今回は走らされた。
Jtkeirunrg

 走り負けると、心の余裕もなくなる。心・技・体は連動しているのだ。

 試合、運もツキも実力の内。
 勝つ時もあれば、負ける時もある。
 試合の流れを作るのは自分だ。

 ポイントが取れない、気持ちは焦る。
 自分だけに集中しているから、ついつい感情を出す。
 これが悪循環につながる。

 ポイントを取った時は、ガッツポーズ、外人は、表面に出すのが上手い。
 特に、N.ジョコビッチ
  N.ジョコビッチは、いら立ちを少し表面に出すタイプ。
 R.ナダル
 ナダルはマイナス面を出さない。

 テニスの強さはメンタルにある
 

 心がパフォーマンスを決める

 即効、 心を落ち着ける
 
良い時の錦織圭のメンタル
 

  負けた時にすべきこと
 

 テニスは孤独な、メンタル.タフネスのスポーツ。
 過去の試合を振り返っても、錦織選手の敗因の多くはそこにある。

 引き金は、ダブルフォールト、
 ブレーク、モチベーションの低下につながる。

 USオープンのM.シリッチ戦 ファイナルの緊張と、ダブルフォールト。  

 心が折れる。
 ローマでのクオーターファイナル、N.ジョコビッチ戦 がまさにそうだった
 

 地元、J.W.ツォンガの人気は高い。
 しか怪我から復帰で、判官贔屓もある。
 完全アウェー状態は分かっている。
 さらにフランス人は、外国語を話す人をあまり好まない伝統がある。

 第1セット、錦織選手の審判へのクレームは良くない。
 クルム伊達の日本での事件もある

 観客を味方につける事。これがトッププレーヤーでは大事だ。

 唯一、例外、それはJ.マッケンローだが
 
 悪童を演じて、観客を楽しませた。
 でも自身はいたってクール。これを演じられるのはJ.マッケンローを除いて役者だけ。

3つの負ける法則をやってしまった。
Saymtkeiemotion

 本当は、こうしてほしかったのだが。
Saymtjtguts

 1:早い段階でのサービスブレーク
 いきなり最初のゲーム。

 2:いらだちを表に出す。
 テニスはメンタルなゲーム。

 3:観客を敵に回す。
 トッププレーヤーならではの対策。
 N.ジョコビッチはそれが上手い。

 ツォンガ戦に向けての対策
 心配していた序盤の悪さが出た。
 
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 出だしの悪さ。ダブルフォールト、負ける法則をやってしまった。
 サービスゲームを取り切れない。

 先日のブログで紹介した勝利の法則、負ける法則と対極にある
Big4の戦いから学ぶ 勝利の法則 勝利には何が必要か
 1:ブレーク数で上回る
 2:安定指数で上回る
 3:流れに乗る、特に錦織選手の場合は序盤  この辺の技術的なことは、午後にアップする。

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カテゴリー: エッセイ, コーチ, メンタルタフネス, 全仏, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 07:57 | コメントは受け付けていません。

全仏2015 錦織 ツォンガ戦予想 順当勝ち 勝利の法則

錦織圭のベスト8 対戦相手は、相性の良いJ.W.ツォンガ
 注目のロランギャロス、男子ベスト8の戦いが始まる。
 何とビッグ4がそろい踏みだ。  

 錦織を、優勝候補に挙げる、解説者、J.クーリエとM.ビランデル
 キラーバックハンドと紹介している。

 J.W.ツォンガは、2年前は、錦織圭の上の存在だった。
 しかし、錦織圭上昇のきっかけを与えてくれたのが、J.W.ツォンガ。
 二人の過去の対戦から、準々決勝を占おう。

   
勝利の法則
   
スコアをつけよう

対戦成績 錦織圭の4勝1敗
Keijt

 J.W.ツォンガは14シードで、順調に勝ち上がり、
 ベスト8で、今年好調のT.ベルディフを3-1で下した。
 勝因はサービスエース、
 1stサ-ビスのポイント獲得率
 ウィナー43本、しかしアンフォーストエラーを41本。
 ここつけ込むチャンス。
 レシーブポイント獲得率も38%と高い。
 特に2ndサービスを攻めてきている。
 ここは錦織圭要注意。

 助かるのが、ネットアプローチが極端に少ない事。

 錦織圭 J.W.ツォンガ対策
Lckeijt

錦織圭、J.W.ツォンガ戦の注意点
 2ndサービスは叩いてくる
 ウィナー多いがミスも多い
 ネットプレーは少ない

 一方の錦織圭も順調に、1セットも落とさず勝ち上がっている。

 全仏のドロー  

 錦織圭  2回戦、クレーコートのスペシャリストに勝った
 

 4回戦 ハードヒッターに勝っている
 

 過去の対戦を見ても、錦織圭の上昇過程にいつもJ.W.ツォンガがいる。
 勝たせてもらって、飛躍する、感謝すべき選手だ。
 もちろん錦織圭選手の実力があってのことだが。

 錦織圭が凄い点は、ビッグサーバーに強い。
 と言うか、サービスエースも同じ1本。
 ラリーになった時に奪えばよい、サービスエースを焦らない。

 そしてビッグサーバーの早いサービスを読み、リターンするギャンブルが好きだ。

 錦織圭が得意のビッグサーバー
 F.ロペス

 I.カルロビッチ  
  身長208㎝ですよ。

 さらにビッグサーバーは大体ストロークも速い。
 この速いボールが好き。
 相手の速さを利用して、展開をさらに早くする。
 錦織圭の展開力

 今年の全仏の流れで大丈夫だろう。

Lckei

 J.W.ツォンガ 今年は怪我で出遅れているが、着実に、元の強さに戻りつつある。
 ビッグ4意外で、マスターズを勝っている数少ない選手。
 錦織圭はまだ勝っていない。

 持ち味は、強靭な体力を活かした、パワーショット。
 ビッグサーブとフォアハンドが武器だ。
 J.W.ツォンガ 好調時 2013 クレーコートでR.フェデラーを破っている
 

 弱点は、バックハンド。
 以前はスライスで多くの選手に狙われたが、ここ数年、バックハンドの改良に取り組み、
 成果を上げている。

 J.W.ツォンガのバックハンドのバロメーターは、
 相手がバックに打ってアプローチした時に、トップスピンで打てるかどうかだ。
 弱気の時はスライスになる。

 これって一般プレーヤーの方にも参考になる。
 バックハンド、スライス症候群  トップスピンで打つコツ
 

 そしてクレーコートでの対戦は初めて。
 J.W.ツォンガは地元で人気のある選手。
 アウェー状態での戦いになる。
 これは全仏、1回戦で経験している。
 マチュー戦  
 錦織圭の場合には、ハンディを自分の力にできる戦略がある。

 今年のデータを見ると、錦織圭がサービス力でも上回っている

二人の過去の対戦、どの試合も接戦。錦織圭上昇の歴史でもある。
 錦織圭が逆転勝ちのケースが多い。
 1stサ-ビスでは、J.W.ツォンガがポイント獲得率を大きくリード
 2ndサービスで、錦織圭が追いつく。

 リターンゲームで結果的に錦織圭がプレッシャーを掛ける展開になる

 2014 パリマスターズ 錦織圭 16R 6-1 4-6 6-4 フルセット
  ブレークチャンスを多く握り、プレッシャーをかけた。

 2013 パリマスターズ 錦織圭 32R  1-6 7-6(4) 7-6(7)
  
  タイブレークサービス力有利を覆した、錦織圭のリターン力

 2013 上海マスターズ J.W.ツォンガ 16R 7-6(5) 6-0
  第2セット、腰痛が悪化した。

2012 オーストラリアンオープン 16R 錦織圭 2-6 6-2 6-1 3-6 6-3

 この時J.W.ツォンガは6位。
 錦織圭はJ.W.ツォンガに勝ち、トップ10入りを宣言。

 2011 上海マスターズ 32R  錦織圭 6-7(1) 6-4 6-4
  
 J.W.ツォンガの11本のサービスエースを耐えた。

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ロランギャロ トップ4揃い勝ち進む ジョコビッチ フェデラー

ロランギャロス2015 Big4 揃踏み
 面白い事に、昨日はBig4が全員出場、勝ち上がった。
 これは久しぶり。
 面白い事に、どのセットも差をつけて勝ち抜けている。
 競ったセットは少ない。
 1ブレークは大きいが、クレーコートの5セットマッチ。
 1チャンスを逃さない、集中力が必要なのだろう。

big4って 言わずと知れた、男子シングルストップを占め続けている、4人
 N.ジョコビッチ、R.フェデラー、A.マレー、R.ナダルの4人。

   ナダルと全仏の歴史

Big4の戦いから学ぶ 勝利の法則
 勝利には何が必要か
 1:ブレーク数で相手を上回る事
  ブレークされたら、ブレークバック、
  試合で重要なブレーク数。
  錦織圭はブレーク合戦に気をつけたい。

 2:安定指数
 攻撃すればミスも出る、
 攻撃型の選手はウィナーを多く、ミスは恐れない
 守備型の選手はミスを抑え、無理なウィナーは狙わない。

 3:流れに乗る
 クレーコートの5セットマッチ、厳しい。
 1ブレークしたら、その流れで、
 1ブレークされたら、序盤なら、次のセットにの考え方も必要。
 しかしこれはトッププレーヤーの5セットマッチ、グランドスラムの世界。
 一般プレーヤーの方は、先行逃げ切りですよ。

 勝利の法則シングルス

 さすがに、1stサ-ビスでポイント獲得率は80%までは上がっていない。
 その分、2ndサービスで、60%近くのポイント獲得率がないと、
 キープは難しい。
 どんなに良い2ndサービスでも、リターン側が思い切って狙ってくるからだ。
 クレーコートの2ndサービスの勝負、サービス対リターン、迫力がある。
 リターンをどの位ベースラインに入って打ってるかが勝負だ。

 下のシードにいる、R.フェデラーの試合が前日の日没サスペンデッドで、
 第3セットから、試合に入ったからだ。

 第1シード N.ジョコビッチ◎ vs R.ガスケ  6-1, 6-2, 6-3
Nolergstats

 次の対戦は、R.ナダル ロランギャロスで6度敗れている。
 今年も、グランドスラムを狙う、チャンス。
 しかも、世紀の年間グランドスラムを狙える好調さ。
 去年もそうだった。 

 N.ジョコビッチは、R.ナダルに 20-23と負け越しているが、並びつつある。
Nolebest8

 第2シード R.フェデラー◎ vs G.モンフィルズ(13)   6-3, 4-6, 6-4, 6-1
Rfgmstats

 二人の天才
 オーソドックスな天才、R.フェデラー。
 スライスタッチで7色の変化を出す
Rfbest8

 

 奇想天外な、G.モンフィルズ
 可愛そうに、G.モンフィルズは連戦で、体調不良。
 途中で、ドクターを呼ぶシーンもあった。
 G.モンフィルズは、「体調が良くても、R.フェデラーと試合するのは大変な事」。
 一方、R.フェデラーは「ガエルとの試合は、やったものでなくては分からない、何を打って来るか、気を抜けないんだ」と、
 次の対戦は、やっと調子を上げてきた、同じスイスのS.バブリンカ。
 16勝2敗と勝ち越しているが。
 トップ中のトップ、屈指のバックハンド、片手打ちの競演は見ものだ。

 両手打ちのバックハンドなら、NO1N.ジョコビッチ、NO2.錦織圭の評価が上がっている。
 錦織圭はキラーバックハンドと。
 

 第3シード A.マレー◎ J.シャーディ     6-4, 3-6, 6-3, 6-2
Murrayjsstats

 このところマレー絶好調。クレーコートの戦い方をしっかり身に付けた感じがする。
 スライドの仕方。
 そして何といっても、今までの守備型から、速い攻撃に作戦を変更したことが大きい。
 それは45本のウィナーを奪ったことからも良く分かる。
Murraybest8

 次の相手は、クレーコートでは厄介な、D.フェレール。
 9勝6敗と勝ち越しているが、クレーコートでは勝っていない。
 A.マレーのクレーコートの強さの真価が問われる。
 A.マレー、錦織圭を破る、マドリッド  
 
 第6シード R.ナダル◎ J.ソック  6-3, 6-1, 5-7, 6-2
Nadalsockstats

 ロランギャロスでR.ナダルが第1シードではない。これだけでも不思議だが。
 ナダル自身が、ストローク、特にフォアハンドで苦悩している。
 ブレーク合戦、4ブレークのJ.ソックを9ブレークのR.ナダルがかわした感じ。
 復調中のナダル 
Nadalbest8

 

 僕にはサービス力が落ちているのも気になる。
 1stサ-ビスのポイント獲得率が上がって来ない。
 ナダルがロランギャロスで強い訳
 後半ほどナダルは強くなる。その理由は?
 

 2014 全仏 ファイナル 力でN.ジョコビッチをねじ伏せる
 ウィナー炸裂  

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勝には何が必要かSaylearnbig4

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