カテゴリー別アーカイブ: 敗因

錦織 進化したズべレフ 敗戦から学ぶ

錦織圭、上り調子の20才、A.ズべレフに完敗
リターン勝負したかったが、A.ズべレフのサービス
 読めない、深い、角度がある。
 なす術べなかった。
 しかし、ものは考えよう、
 各セットたったの1ブレーク差。実はこれが大きいのだが、
 プラス思考で考えよう。

 負けから学ぶことは多い
学習効果が問題ですが。

 次のロジャーズカップに、先に準備が出来ると思えばよい。

最新ランキング、今週さらにアップする。
 

 一気にランキングアップのA.ズべレフ

A.ズべレフ◎ 6-3,6-4, ×錦織圭
Azkeiscoreciti

 新しいテニスを見せる、A.ズべレフの進化。
 トッププレーヤーの誰もが見せる、
 デフェンス力から攻撃力への転換。

 攻撃の多彩さ。
 ネットプレーは常識。
 パッシングショットが自然。
 ドロップショットは秀逸。
 ドロップショットの打ち方の見本はR.フェデラーでしょう。
Azdropshot

 

 R.ナダルがそう、
 N.ジョコビッチ
 A.マレー
 も駆け上がる時はそうだった。

 逆に錦織圭はその点でもがいている。
 いま世界のトッププレーヤーは、誰もがビッグサーバー。
 悪い言い方をすると、
 トッププレーヤーの中ではD.ゴファン、錦織圭以外は皆ビッグサーバー。

トッププレーヤーとサービス力 
 ビッグサーバーはサービスが速いだけではない。
 ゲームを効率良く取る。
 1stサ-ビスのポイント獲得率が異常に高い。
 隠れたビッグサーバー、R.フェデラー

 敗戦の要因は、サービス力。
 ベースラインの攻防に敗れた。
 テニスはゾーンの戦いでもある。
Azkeistbline

 錦織のゾーンの戦い  

 A.ズべレフのゾーン  
Repositionplayer

 ことしに入ってから、A.ズべレフ
 リターンのポジションをかなり前に出している。
 新しいコーチ、C.フェレーロの影響か?

 先にベースラインに入られてしまった。
 A.ズべレフ戦の、錦織の作戦、希望的観測だった。
  

出だしのゲームの入り方。
 連続ポイントを奪われ。
 主導権を握られた。
 試合中ずっと、追う立場だった。

本日の御教訓 主導権を握る
 出だしが肝心
 ポイントの先行
 弱気の自分を見せない

A.ズべレフの長身からのサービス
 ワイド、センターときっちるち分けていた。
 第1セットは1stサ-ビスが入ると100%。

A.ズべレフの好調さは仕方がないとしても、
 錦織圭のサービスが甘過ぎ。
 セカンドサーブ、浅い、角度長い。
 打たれても仕方がない。

 良かった点は、切れなかった事。
 インタビューでも、No Excuseと。

 2015年、優勝した時と比べるとコートが少し遅くなっていると。

ただ、連日深夜までの試合は厳しかった。
 暑さと、湿気と。
 熱中症の恐れ がある。

 J.D.ポトロ戦、2時。

 T.ポール戦。2時。 寝たのは4時とか。

一般プレーヤーへのサービス力アップのヒント
サービス力アップの方法  

 全身運動で打つ 

日本人のサービス Citiダブルス優勝、青山修子の例
 

錦織圭、敗戦を語る

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 次はロジャーズカップです。
 R.フェデラー、R.ナダル参戦、
 錦織圭は第5シード

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カテゴリー: ズベレフ, データ分析, 動画, 勝因, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 06:59 | コメントは受け付けていません。

ナダルが負けた データで敗因を探る ウィンブルドン2017

激闘 ウィンブルドン2017 R.ナダル無念
 試合に勝って、勝負に負けた。
 芝、ネットプレーに敗れる。
 G.ミューラーは前哨戦でも優勝している。
 サービス力抜群のネットプレーヤー。
 今年、錦織圭はG.ミューラーに勝って いる。
 

 ウィンブルドン2017男子シングルスの有力シード

Mullersernadal

 
 大激闘 5時間近い、大熱戦
R.ナダルを破ったのは、サーブアンドボレーのベテラン、G.ミューラー
G.ミューラー◎ 6-3,6-4,3-6,4-6,15-13 ×R.ナダル
Mullernadalscore

 あの集中力のナダルをすれば、2セットダウンからでも、
 3セット目をとったら、大逆転劇の始まり。
 R.ナダル、得意の大逆転。 
 誰もがそう期待したはずだ。

試合のスタッツが非常に面白い
 試合に勝つ要素、総得点、でR.ナダルが7ポイント多い。
 安定指数ではR.ナダルが圧倒
 1stサ-ビスのポイント獲得率は80%でイーブン。
 差が出たのは1ブレーク。

試合に勝って、勝負に負けた、R.ナダル。
  錦織圭の逆の例   
  試合に負けて勝負に勝った。
 こんなことはないのではないだろうか。
 二人が戦ったのは66ゲーム。
 特にアンフォーストエラー、R.ナダルはたったの12。
 驚異的な少なさ。
  1ゲーム当たり、0.18本。
 ダブルフォールトはたったの2本。
  1セット当たり、0.4本
 凄いデフェンス力。

 ブレークチャンスはナダルが16、G.ミューラーの8本の倍。
 ブレークしたのはG.ミューラーが1本多い、3回。
Mullernadalstatts

 G.ミューラーが勝った大きな要因。
 それがネットプレーの攻撃力。
 R.ナダルはパッシングショットの名手

 芝は、サービス力、ネットプレーが重要
  
 R.ナダルもネットプレーに果敢に出た。
 ネットプレーに対抗するにはネットプレーが一番
  
  R.ナダルのドライブボレー 

 G.ミューラーのアプローチショットをしっかり読み切り、
 R.ナダルが簡単にポイントを奪う。
 R.ナダルのデフェンス力が勝るか?

 G.ミューラー、自分のプレースタイルを信じて
 ネットに出続ける。

 R.ナダルのパッシングショットがG.ミューラーの網にかかり、
 ボレーのウィナーが増えて来る。

 攻め続けた、G.ミューラーの勝利。

本日の御教訓 自分のプレースタイルで
攻め、守り、はっきり決める
1:攻めてのミスは恐れない
2:守りに入らない
3:1球に集中する
Saymullerplaystyle

ハイライト動画  

 ネットプレーに慣れよう 習うより、慣れよ

実はR.ナダル、
 試合前のNadaljumpclash

 入場で、
 ジャンプして
 頭を梁に
 ぶつけている。
 これが
 敗因かも?

 
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カテゴリー: ウィンブルドン, サービス, スコア, データ分析, ナダル, 敗因 | 投稿者tsukky 09:52 | コメントは受け付けていません。

錦織 敗因は心にあり R.B=アグ戦から学ぶこと メンタル.タフネス

錦織選手の敗因を探る Part2 メンタル.タフネス編
 錦織圭選手、大きな敗因を探る。
 データー分析は如何でしたか?
 錦織圭選手と、R.B=アグ選手、
 錦織選手も決して悪くはなかったのですが、
 R.B=アグが余りにもミスが少なかったで、
 目立ちました。

今年の錦織圭選手に気になる点が、
 一気に出てしまった感じがします。
 試合の流れが悪い。  
 データ分析の次は、メンタル.タフネスの観点から敗因を、書きだしました。

たかが表情ですが。
Keiagut

 R.フェデラーはクールの天才

メンタル.タフネスを考える前に、 テニスは総合スポーツです。
 ネットを挟んだ対人競技。相手がいます。

 その前に戦うのは自分です。
 心は自分の中。
 心.技.体と言いますが、このバランス感覚が難しい。
 心.技.体のバランスが悪いと。
 ここにきて、錦織選手も良くなっていたんですが
Mtbad

 そして、テニスは、他のスポーツと比べると、
 心が左右しやすいスポーツなんです。
 ゴルフと同じ、その理由は?  

 テニスは感情のコントロールが大事
 感情なんてと、思っていませんか?
 小さな、イライラ、それが悪さをするんです。

 この様な良い心.技.体のバランスにしましょう。
Mtgood

人間、誰でもミスはします。
 問題はは、ミスをした後の対処法ですね。
 ミスをSaythrowracketkei

 持ちこして、
 イライラが
 たまって、
 ラケットを
 投げそうになって、
 思いとどまる
 再びイラつく。
 ついに
 抑えきれなくなって、
 ラケットを投げる。
 ラケットを投げたら負けます

メンタル.タフネス向上

R.B=アグ◎ 6-4, 7-6(3), 3-6, 6-3  ×錦織圭
 第1セット、押していたのは錦織圭でした。
 第2セットも、有利に進めていましたが、効果的に展開できませんでした。
 一方勝利した、R.B=アグ、ATPのサイトでも、紹介されています。

never-say-die attitude 諦めない試合に対する態度
 それが結果的に、カウンターショットに結びついた。
 錦織圭のウィナーに飛びつく、
 結果的に返る。そんなポイントが目立ちました。
 流れがあったのですが、そうさせてしまったとも言えます。
 スペインの選手、ボールに最後までくらいつきます。

 錦織選手、試合、集中力を維持することが出来なかった。
 仕草に、心の乱れが見える。
 それは自身の試合中の態度による。

今年のテニスを象徴している。
 試合を悪い方に、持って行ってしまったのは自分。
 心.技.体のバランスが悪い。
 確かに不調を抱えていた。
 身体が快調になり、いざ、それが今回。
 心.技.体が良い方向に循環すればよいのだが、
 その循環を切るのが、悪い、マナー、表情。

 負ける時の兆候  

 例の調子で、
 困った時のダブルフォールト。
 その後の態度が良くない。

 ミスをラケットのせいにしてはいけない
 
 そこまでにしてしまった、自分のテニス態度に反省を。
 ラケットを投げる
  =試合を投げる

 ラケットのせいにする
  =ミスを転換している。
Saynextcocentlation

 ミスした次の1stサ-ビスのフォールトも多い。
 これは、前のミスを持ちこしてしまっているから。

  自分でセカンドサーブにプレッシャーをかけてしまう。

 テニスとメンタル.タフネス  

テニスはメンタルなスポーツ 何故。
  

 平常心が重要 

 メンタル.タフネスは、心.技.体を支える。

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カテゴリー: イメージ, イラスト, ウィンブルドン, コンディショニング, フィーリング, メンタルタフネス, レッスン, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 18:50 | コメントは受け付けていません。

錦織 ウィンブルドン2017 敗因を探る データ編

試合の敗因を探る  Part1 データ編
 期待していた錦織選手のウィンブルドン2017、
初戦は快勝
 残念ながら3回戦で敗退。
 敗戦の理由を、データと、心の問題として探っていく。
 注目のPart1はデータ編だ。
 錦織圭選手の試合データでの分析と、
 心.技.体でのバランスの崩れからの敗因を探ってみたい。
 これは誰にでもあることなんで、冷静に分析してみよう。

 錦織圭、負ける要因は2回戦にあった。

R.B=アグ◎ 6-4,6-7(3),3-6,6-3  × 錦織圭
Agutkeiscorewim

 心.技.体、そしてデータと、悪い循環に陥っている。
 それを修正するのは、選手自身。
 コーチ、周りはアドバイス出来るが、
 修正するのは自分と言う事だ。

 ウィンブルドンはコンディショニングが難しい

錦織圭の悪い点が、重要なポイントで出てしまった。
 第1セット、チャンスが多かったのは錦織圭。
 しかし少ないチャンスを、R.B=アグが活かした。
 ステディに拾い、カウンターを狙う、R.B=アグ。
 錦織圭に振られた後のカウンター、軸がぶれていない。
 負ける時はそんなもの。
 データ的には僅差だが、重要なポイントのかかる場面で
 良い自分を出せずに、攻め切れない悪い癖。
 R.B=アグは2016 上海でN.ジョコビッチを破っている
  
 この時もステディなテニスが勝利を導いた。
 
 第3セット、錦織圭に良いリズムが出はじめ、
 サイドをショットが切り裂き始めた。
 このまま逆転勝ち? と期待したが、
 長続きしない。アンフォーストエラーが出る。
 嫌な表情を見せる。
 表情、たかが、されど、情報が一杯

 すぐに引き戻されてしまう。
 淡々と冷静にテニスを勧める、R.B=アグとの大きな違い。
 弱さが出てしまった、

 テニスは、1ポイントの積み重ね。
 勝つには連続ポイントが必要。

 しかし1ゲームを落としても、次のゲームでフレッシュにすることが出来たら、
 挽回の可能性がある。

テニスと数字  

 安定指数で、錦織圭は+6、これは良い数字。
 安定指数って
 ウィナーが多いが、アンフォーストエラーが多かった。
 勝ったR.B=アグは+11.アンフォーストエラーを極端に抑えている。
 この安定性が勝利に。
Agutkeistattswim

安定指数の3つのタイプ  
 錦織圭は、アンフォーストエラーを抑えた時の方が勝率は良い。
 攻撃型はR.フェデラー  

 守備型は、R.ナダル  

 安定型が、錦織圭、N.ジョコビッチ
Topplayeraord2015

 勝利の法則シングルス

 勝利の法則ダブルス

錦織選手、挽回するケースがたくさんあったが。
 2012 全豪 2セットダウンから
  
 2016USオープン A.マレーに逆転勝ち

 良い時の錦織圭
Routineaftermiss

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カテゴリー: ウィンブルドン, スコア, データ分析, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 07:51 | コメントは受け付けていません。

杉田祐一 大逆転ならず ウィンブルドン2回戦 体力尽きる

杉田 接戦を落とす。ウィンブルドンの壁
 グランドスラム、ウィンブルドンは特に面白い。
 芝に足を取られての、大事故も。
 杉田祐一の感激、ツアー初優勝
 まさかの決勝の相手と当るとは。
 グランドスラム、初初戦突で勢いの乗るはずだった杉田祐一。
 
 トッププレーヤーの試合は村内甘くはなかった。
 グランドスラムの5セットは過酷だった。

ウィンブルドン2回戦
杉田祐一× 1-6,7-5,6-4 6-7(2),2-6 ◎A.マナリノ
Amscore

 スコアの真ん中に、ブレークチャンス、ブレーク数を紹介。
 杉田祐一のところには1stサ-ビスのポイント獲得率を紹介。
 セットをとるには1stサ-ビスのポイント獲得率が重要と分かる。

 試合の出だし、杉田祐一の足が重い。
 明らかにフットワークの良さが出ていない
 しかし第2セット、気持ちを入れ替えて、
 積極的に攻めた。
 テンポが良くなり相手のマナリーノがたじたじ。
 審判、ボールパーソンに文句をつけて、試合を遅延させる。
 警告も何度も取られる悪態ぶり。
 試合が何度もマナリノのペースで中断する。
 テニスはオープンスキルのスポーツ

杉田祐一の安定したショット。
 軽快なBsmp

 フットワークと、
 しっかり
 曲げた膝。
 取った
 セットは
 それが出ていた。
 

 だからテニスは面白い。

 芝の難しさ

 第3セットを取り逆転に成功。
 この時の試合展開は良かった。
 試合の流れは完全に杉田に。
 しかし、
 しかし、第4セット、タイブレークで歯車が狂い始める。
 簡単にミニブレークを許し、相手に主導権を渡す。

 マナリノの試合巧者ぶりの敗れた。
 グランドスラムの5セットマッチ経験の無さがが響いた。
Amstatts

 この試合、脚の疲れを意識してか、緩急の、緩の部分が少なかった。
 A.マナリノのしたたかさに敗れた。
 良い経験だったはず。
 負けが教えてくれる教訓
 

 杉田祐一、初優勝のハイライト動画

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ダブルス・フォーメーションBook 刷新。
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カテゴリー: ウィンブルドン, スコア, データ分析, 敗因 | 投稿者tsukky 23:11 | コメントは受け付けていません。

錦織 全仏2017 A.マレー戦、敗因をデータで分析 

データで見る 錦織、敗因研究 全仏2017
全仏は、男子シングルスがR.ナダル対S.バブリンカ
 女子がS.ハレプと若手のオスタペンコ。注目の一戦ですね。
 面白かった、S.バブリンカ、A.マレー戦。
注目していた、R.ナダル、D.ティエム戦の試合経過は後でアップします。
 先に気になって気になって仕方がない、
 錦織圭選手、敗戦のデータをまとめておきます。
Murraykeiscore

 負けから学ぶことは多い のです。
 そこは謙虚に学んで、
 芝のシーズンに入って欲しいからです。

 残念ながら、決勝に進んだA.マレーに敗れた錦織圭。
 先のブログでは、メンタルの弱さを指摘 したが、
 
 今回は僕のライフワークでもある、データ分析を紹介したい。

 データはたかが数字で試合の結果だが、
 グランドスラムの様な5セットになると、
 数字が先か、勝負が先かのように思えて来る。

 しかもクレーコートで天候も不安定  

テニスの試合、勝つにしても負けるにしても、データは安定して、試合状況を示す。
 しかしこの試合、錦織選手のデータが整わない。
 心の乱れを示しているようだった。

 テニスと数字、確率
Saydata

 特に第一セットの楽勝から。
 勝負を分けた、第3セットタイブレークの0-7は
 勝負の怖さを示している。
 そして第4セットの、1-6もあるが、
 2ndサービスのポイント獲得率の0%。
 この数字の乱高下が、A.マレーの勝利を提供した形になった。
 錦織圭の一人相撲。
 A.マレー自身も、試合後、
 「調子はそれほど良くなかった」と。語っていた。
 試合後、調子不足の中で、ままあの全仏だったと、とらえている。
 この差がBig4との差になっていると感じる。

 同じように、心の動きも。
 勝ったから笑うのか、笑うから勝ったのか。
 卵が先か、ヒヨコが先か、

 それを考えると、勝つ事は先にできないが、笑う事は先にできる。
 そこから良い循環に持って行く、これがアスリートではないだろうか。

Saynumeffort

 メンタルの良い循環 

サービス力の検討
 錦織圭選手は残念ながら体格的に、ビッグサーバーではない。
 トップ10をみても、誰もが1stサ-ビスは200キロを軽く越えて来る。 
 1stサ-ビスのポイント獲得率は少なくとも70%。
 サービス力のある選手なら80%は軽く越える。
 サービスと身長の相関関係  

その中でランキング上位を保っているのは立派。

錦織圭選手は、セカンドの方が強い選手。
 2013年頃は、2ndサービスが弱く, 
 M.チャンコーチの加入で、強化した。

 一番強いのはN.ジョコビッチ

錦織圭選手、1stサ-ビスの確率が悪いとセットを落とすと良く言われるが、
Keiserrgmurray_2

 
 今回の第4セット、1stサ-ビスは82%に上げたが、セットは1で落とした。
 この時の1stサ-ビスのポイント獲得率は44%、
 得意の2ndサービスではなんと屈辱の0%。
Keirg1st

 2ndサービスの数字は、錦織圭が優位だったが。
 2ndサービスが得意な錦織圭。

Kei2ndrg

サービス力の上達法  

 A.マレーも錦織圭と同じデフェンス力の選手

 しかし、A.マレーはサービス力もある
 錦織圭選手は少しリターンに頼り過ぎる傾向がある。
 サービス力はポイント獲得率、70-80%の世界。
 ここから下がるのは利幅が大きく上がる。厳しい。
 リターンは良い選手で50%越え。
 ここから上げても利幅は少ない。

全体的なスタッツ
Keistatsmurray

 グランドスラムはスラムトラッカーが便利 
 感謝しています。
 テニスのデータをとろう  

 試合のスコア

 ソフトテニスで試合途中のアドバイス の有効性。

 テニススコアノート  

 ソフトテニス スコアノート 

勝利に重要な安定指数
Keimurray

Saydatabig4

 

本日の御教訓 テニスはデータ勝負
試合が先か数字が先か
1:1stサ-ビスのポイント獲得率を上げる
2:安定指数を上げる
3:デュース、タイブレークの集中力

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 午後6時から熱戦。

 ATP

 WTA

 テニス365 

すぐに、ロランギャロスのシード選手、日本選手の紹介記事をアップします。
お楽しみに!!
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カテゴリー: スコア, データ分析, 全仏, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 10:57 | コメントは受け付けていません。

錦織 課題を残し全仏2017終わる A.マレー 不思議な負け

錦織圭のロランギャロスが終わった。
 紆余曲折の1週間。良くも悪くも。
  体調不十分の中で戦ったと言えばそれまでだが、
 いつもなら、試合経過、スコアを書くが、今回は、余りの不甲斐なさに、
 心の問題、メンタル.タフネスについて書くことにする。

 全てを象徴しているのが、第3セットのタイブレーク。
 0-7の敗れ方だ。
 心.技.体の全てが悪い方向に向かって行った。
 良い時は、先行されても、じわじわ、追いつき、
 相手にプレッシャーをかける。
 しかし、力が入り過ぎ、ネットミス。
 ストロークが悪い循環に行ってしまった。
 良い時の循環  

 悪い心の循環
Mt2ways

 メンタル強化ノート 

メンタル.タフネス向上

 ロジャーズカップで負けた時 に、言い訳無しを書いた。
  
 大きく負け越している、A.マレーに苦手意識が大きく働いていた。

A.マレー◎ 2-6,6-1,7-6(0),6-1 ×錦織圭
Murraykeoscore

A.マレーにゲームを支配された。
第1セットは好調、今年の全仏で一番良かったのではないか。
 ミスしても、冷静に淡々とプレー、少しずつゲームを支配する。
 その落ち着きが、ラリー得意のA.マレーがからミスを誘う。
 A.マレーが、もう錦織圭とはプレーしたくないと言わしめた、
 デビスカップでの試合がある。

しかし、今年の全仏を象徴するような、乱高下、
 松岡修造が、解説で、今年の全仏は毎試合、崖っぷちと話していたが。
 トッププレーヤーの条件として安定性、が上げられる。
 多少のアップダウンは有っても、修正する力があると言う事だ。
 超乱高下のF.ベルダスコ戦。  

 本人は、第2セット焦ってしまったと言うが、言い訳は無し。
 スポーツは、0sayingnoexcuse

言い訳無用。
 言い訳は
弱者の逃げ道。
 野球の
野村監督の言葉に、
「不思議の
 負け無し」、
がある。
 弱いから負けたのだ。
 ナダルが、ブルーコートで負けた時
 
 逃げ道は自分で断たなくてはならない。
 全てが実力不足と言う事、
 それを認めてからの自分の見直しだ。

 ATPのサイトでも、A.マレーとの対戦前の下馬評で、
 今の錦織圭は、クオーターファイナリストで、
 それ以上は勝てないと書かれていた。

 今年の全仏、乱高下が激しかった。

 一方で対戦した、J.シャーディ、F.ベルダスコは
 強い時は、展開が早く、全くつけ入るスキがないと。
 強い時があっても、弱い時があれば、トーナメントはそれまで。
 J.シャーディ戦

 女子のS.ハレプ、絶体絶命の第2セット1-5から逆転勝利した、
 S.ハレプのメンタル.タフネスを見習いたい。

 テニス、試合中は反省せず、次に向かうが、
 試合が終わったら、しっかり自分を整理しなくてはならない。

テニスは確率心のスポーツ
 錦織選手、今年は、右手首の不調から、
 練習不足、
 身体の他を壊す、と悪循環。
 自分自身をこわごわコントロールしている感じがあった。

 自分を信用できていない。
 心が崩れる。
 パフォーマンスが下がる、の悪循環。
 テニスは確率のスポーツ。

 それと、A.マレー戦でも、ラケットを投げつけた。
 ラケットを投げてはいけない  
 チャン戦で、同じことをして、メディア、ファンからブーイングの嵐。
 
 メンタル.タフネスを立て直さないことにはこれ以上の勝ちは望めない。
 そこを立て直せば、勝つ進むことも可能だ。
 良い時は強いのだから。

本日の御教訓 最後まで諦めない
言い訳はしない
 1:強い心で挑む
 2:ボールを最後まで追う
 3:ショットは積極的に
Saykeinoexcuserg

 錦織圭の全仏は終わった。同時に、
 ウィンブルドンに向かってのグラスコートのシーズンに入る。
 休養をしっかり取り、心機一転、頑張って欲しい。

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 午後6時から熱戦。

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カテゴリー: クレーコート, マレー, メンタルタフネス, 全仏, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 07:54 | コメントは受け付けていません。

土居 熟練の技に敗れる 全仏207 クレーは戦術勝負

クレーの祭典、ロランギャロス2017 土居美咲
 調子を上げ、期待されたが、腹筋痛、治らず。
土居美咲 ベテランの技に屈する
 S.エラーニ◎ 7-6(7),6-1 × 土居美咲
Saradoiscore

 終わってみれば、最初のゲームが全て
 S.エラーニのサービスゲーム、土居美咲は攻め込むが
 さらりとかわされて、ブレークできず、
 直後のゲームをブレークされる。
 リードしたら、S.エラーニの粘りが効く。
 クレーコートを知り尽くした技。
 コートを左右に大きく使う、
 ムーンボール屈指の使い手、
 ムーンボールの効果
 元世界5位、
 ロランギャロスの魅力 
 土居美咲は今年のクレーコートシーズン、

 クレーコートで調子を上げてきた だけに残念。
 
 直前の、ニュールンベルガーでもベスト4まで進出。
 ランキングを戻しつつあった。

 技のS.エラーニに対して、策が無かった。
ウィナー狙いが、ほんの少しのアウトが続く。

 S.エラーニはダブルス、元世界NO1
 ダブルスで培った技が光る  

 これはS.ジョンソンに敗れた杉田祐一にも言える事だが、
 クレーコートは戦術、戦略が大事だ。
 R.ナダルの教え  

 女子の試合を象徴するゲーム。
 女子はラリーが続く  
 サービス力ではなく、リターン勝負。

 1stサ-ビスのポイント獲得率
  S.エラーニ:56% 土居美咲:47%
 2ndサービスに至っては
  S.エラーニ:43% 土居美咲:36%
Saradoistatts

 重要な、安定指数 
 錦織圭のタイプは? 

 女子シングルスで攻撃力で勝てる選手は、
 S.ウィリアムス、M.シャラポワ位。
 若い選手は攻撃的だが。

 ほとんどがデフェンス力の選手。
 A.ケーバー、S.ハレプ、

前の試合で痛めた、腹筋の痛みが出た。
 これではサービスがトーンダウンする。
 土居美咲のサービス、第2セットは、48%に下がり
 ポイント獲得率も落ちた。
 腹筋の痛みはサービスへの影響が大きい。
 錦織圭もそうだった。
Keiabs

 
全仏2017
 ダニエル,太郎、初戦突破  
 奈良くるみも逆転で突破。
 全仏始まる、シード紹介

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 連日熱戦が続く、ダニエル,太郎、奈良くるみ勝利、
 杉田祐一が熱戦。

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カテゴリー: クレーコート, スコア, ストローク, データ分析, 作戦, 全仏, 土居美咲, 敗因 | 投稿者tsukky 08:27 | コメントは受け付けていません。

錦織 ズベレフ兄 敗戦、全仏への修正点は

フルセットで敗れる、ズべレフ兄 ジュネーブ2017
 M.ズベレフ強かった。新しいタイプのプレーヤー、遅咲きだが。
 ズべレフ兄の良さと、錦織選手の敗因を分析しよう。
 その特徴はサービスからの展開の早さ。
 錦織圭がやりたい、3球目攻撃のお手本だ。
 ズべレフの速い展開に必死来食い下がる、錦織圭。
  ズベレフ兄の調子が良過ぎた、
 展開が早い。
 ネットプレーのポイントの仕上げに脱帽。
 ズべレフ弟と一緒にダブルスを組んでいるだけに
 ネットプレーを軸に、オールラウンドで早い展開が出来る。
 R.フェデラー的なサースポーのプレーヤー、
  
嫌な相手だ。

 ジュネーブに参戦した理由

 戦前の予想。錦織圭のパッシングショットが冴えるのではと考えたが、
 錦織圭の良さ、パッシングショッ。
 サースポー、ミーシャワイドサービスのキレが良過ぎた。

M.ズベレフ◎ 6-4,3-6,6-3 × 2シード錦織圭
Mishkeiscore

ズべレフは8回のチャンスで4回ブレーク、
 錦織圭は7回のチャンスで3回ブレーク。
 1ブレーク差だが、大きな負けにつながった。
 ラリー戦でも、少しつなげようとすると、
一発でウィナーを叩き込む。
 ショットの速さ、錦織圭が間に合わない。
錦織圭が、ラリーで展開をとストロークを作っているうちに、
 スルスルとネットに詰め、
 ポイントを奪う。全く気を抜く間がなかった。
Mishakeisvo

 そうさせてしまったのが、錦織の、お決まり、1stサ-ビスの不安定。
 第3セットで確率、47%まで落ち、
 しかも1stサ-ブのポイント獲得率が36%と、最悪の状況。
 ラリーが続くクレーコートだが、
 サービス力は男子シングルスの最大の武器。
 全仏までにどの様に調整するか。僕は、気持ちの問題だけだと思う。

 ネットプレーで大きく左右に振られる。
 オープンコートが広くなる、悪い展開だ。
Kerunfs

 クレーコートの良い時を思い出してそのプレーをフィードバックさせよう。
 僕には、R.ナダルに敗れはしたが、体調を崩す第2セットまで。この試合が最高だと思う。
 

 ズべレフ兄弟は新しい時代のストロークを打つ。
 スウィングスピードが速い、光速ストローク。バックハンドでも130キロ近く出る。
 だから、クレーコートでも個のスピード新しいストローク。
 普通のタイミングで、ウィナーが抜ける。

錦織選手、高い打点でのウィナーもあったけれど、続かない。

 錦織圭はいろいろ戦略の懐は多い選手だが、
今回のクレーコート戦では、まだまだ磨かなくてはいけない点がある、
 1stサ-ビスのネットミス
 アプローチショットのネットミス
 スマッシュのミス

 錦織圭、永遠の課題、1stサ-ビスの確率
 
 ネットミスが多いのが気になる。
 力が入り過ぎ、速さにこだわり過ぎているからだ。
 日本人サービス  

 サービスのポイント獲得率は仕方がないにしても
 ズべレフ 62% 錦織圭 58%
 リターンでもポイント獲得率で下だった。 
       42%      38%
この点は、修正が必要だ。

 スマッシュも含めて、決めが甘い。

錦織圭が負けた後の反省点 を振り返りたい。
 ローママスターズ 対J.D.ポトロ 

 マドリッドオープン 対N.ジョコビッチ戦は手首の不調で回避

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カテゴリー: イメージ, クレーコート, サービス, スコア, 予想, 全仏, 動画, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 22:47 | コメントは受け付けていません。

錦織 回復途上 J.D.ポトロに無念 イタリア国際マスターズ 2017

イタリア国際 錦織、J.D.ポトロの強打に屈する。
 去年に引き続きベスト8進出ならず。
 クレーコートのマスターズ、全仏直前の調整。トッププレーヤーが勝ち上がっている。
 S.バブリンカは敗れたが、
 N.ジョコビッチ、R.ナダル、D.ティエム、ズベレフと本命が勝ち上がる。
 手首の故障が心配される、錦織圭。
 まだ、本調子ではないが、全仏へ、頑張りを見せた。
 去年ローマ。伸び盛りのD.ティエムに打ち勝つ
  

 N.ジョコビッチに惜敗 

 最新ランキング 2017 5月第3週 ナダルの強さ
 

過去は錦織圭の1勝4敗
 去年バーゼルで初めて破ったが。
 この時は、ブレークさせず完璧な勝利。  
 J.D.ポトロの強打に屈した。
 J.D.ポトロ自身、クレーコートでKeiに勝てたことで喜んでいる。
 手首の故障で、凄い努力をしてきたと、錦織圭へのいたわりも見せた。

 二人は、手首の腱鞘炎で、休場を余儀なくされている。
 J.D.ポトロは、左右の両手。
 その復活にはドラマがあった。
 リオでN.ジョコビッチを破る
 皮肉な事に、その後、N.ジョコビッチは不調にあえぐ。
 と言うか、その時に、すでに右ひじに疲労がたまっていたようだ。

錦織圭の練習風景 ハイライト動画  
 the-perfectionist完璧を目指す男として紹介。
J.D.ポトロ戦の対策が見える。ビッグサーバー対策。
 フォアに回り込む、
 逆クロス、バックハンドスライス、丁寧に練習していた。

錦織圭◎ 6-7 (4-7), 3-6 ×J.D.ポトロ
Depkeipomascore

 J.D.ポトロの長身を活かした強烈なフラットサーブ。
 8本のサービスエースは凄い。クレーコート。しかもリターンが得意の錦織圭から。

 J.D.ポトロと錦織圭のサービス比較  

Depserhiposition

 ブレークチャンスが錦織圭は2回の全てをゲットするも、
 J.D.ポトロは5回のチャンスで、3回活かした。
 1stサ-ビスはさすがにJ.D.ポトロ。
 錦織圭は得意の2ndサービスではポイント獲得率で上回ったが。
 お互いに少しでも浅くなると、ウィナーが飛んでくる。
 バックハンドの打合いから、浅くなったボールを、どちらが先に、回り込んで逆クロス、
 ダウンザラインに打ち抜くかが勝負の分岐点。
Keifsroma

クロスコートで両手打ちバックハンドの打合い。
 難しいボールはスライスで、
 少しでも浅くなると、攻められる。緊迫したラリーだ。
 錦織圭に少しミスが目だった。
 いらだつ様子がうかがえた。 
 体調が万全ではないので、自分自身に歯がゆかったのだろう。
 メンタルタフネスに、まだまだの点がある。 
 J.D.ポトロは冷静に戦っている。
錦織圭 フォアに回り込む 

 2回戦では、D.フェレールにストレート勝ちで、手首の心配を払拭させたが。
 敗れたのは仕方がないが、クレーコートの本番御ロランギャロスに向けて、
 手首は回復している。

 マドリッドオープンでの完勝。D.フェレール戦。

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 ハイライト動画があるので、見逃したら見よう。

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 R.ナダル、N.ジョコビッチ、D.ティエム、ズベレフ、
 注目の選手。

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カテゴリー: J.D.ポトロ, クレーコート, スコア, テクニック, 動画, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 06:11 | コメントは受け付けていません。