二週間ぐらい前の話ですが、私が和倉温泉でイベントをした時、私は能登島から長く美しい能登島大橋を車で渡って宿泊先へと帰っていました。
その途中、ずっとグリーンのシャツのサッカー少年達が40度近くの暑さの中、道を走っていました。
私が宿に近づけば近づくほど、グリーンのシャツは、しっかりした足取りで逞しく前へ前へと進んで行きました。後ろの方で走っていた人は、はかなりバテた感じのゆっくりランニング、何人か歩いていた人もいました。
宿に着くと大きなバスが待っていて、すでに無事走り終えた選手達が「やったぜ!」または「やっと終わった…」という感じの顔で、バスに乗り込んで行きました。
本田圭佑選手たちを輩出した星稜高校サッカー部の部員たちだったのです。
ちょっと照れながら一緒に写真におさまってくれた星稜高校サッカー部員。
彼らは、おそらくあの暑さの中1日練習して、そのあと約10キロを早々と走り抜いて帰って来た選手たちです。
若さとエネルギーに満ちたサッカー部員たちに、彼らになら日本の未来を預けても良いかなという気になりました。佐藤直子
佐藤直子