月別アーカイブ: 2016年7月

間違った問題

ある日、訊ねてみると、
「ああ、ほら、テストで正解するってことは、その分野を一応は理解しているってことだろ?」
「うん」
「逆に間違うってことは、分かっていないってこと。だから、テストのたびに間違った問題中國旅行をノートに書き写して、正しい答えとそれに関連して調べたことなんかをメモしておけば、僕専用の弱点克服参考書ができるじゃない。そのために書き写すんだ」
だそうな。
「このノートを見直すだけで、僕の苦手分野がどこかすぐに分かるし、それならどこを重点的に勉強すればいいか簡単に判断できるでしょ? 時間の節約にもなるし」
「な、なるほど・・・・・・」
それなりに合理的な理由があったのか。
そういえば、普段から大して勉強をしている風でもないのに、真面目に勉強している私よりも成績はいいみたいだ。しかも、恋人までいる。私には、全然、男っけすらないというのに。
これは・・・・・・ むむむ・・・・・・

なんて、思っていたのだけど、いつの間にか、加藤君と浅野さん、別れてしまっていた。結構お似合いだったのに。
そして、どうしてなのか、私ですら分からないうちに、この春には加藤君には新しい彼女ができていた。
って、まあ、その新しい彼女というのは私のことなんだけど。
う~ん・・・・・・ 加藤君って、雰囲気が地味だけど、意外と女あしらいが上手? 遊び慣れてる?
的確に私が求めていることを察してあれこれ気を使ってくれて、最初のうちは感激してたの認股權證だけど、こう毎回じゃねぇ

正直、疑いの目で見てしまうわけで。
「はい、これプレゼント」
「わあ。綺麗。どこに飾ろうかな」
ゴールデンウィーク中のデートの帰り道、私を送って行ってくれる途中、一度家に立ち寄った加藤君がクッキーを添えて、大きな花束をプレゼントしてくれたのだ。
「ねぇ、なんで私が花が好きって分かったの?」
「ほら、女の子って、花とか好きでしょ? だから喜んでくれるんじゃないかなって思って」

「ありがとう」
「どういたしまして」
そうして、二人して私の部屋で過ごした。あ、もちろん、とても健全にだけどね。
で、あっという間に楽しい時間が過ぎてずい分遅くなってきたので、加藤君は帰っていった。だけど、加藤君、私の部屋に一つ忘れ物を残していて。
例の間違った問題書き写しノート。すでに私にとって見慣れたもの。そう見慣れたもの舒緩精油のはずなんだけど、ただ・・・・・・
他のノートには『英語』だとか『数学』だとか表紙に教科名が入っているのに、この忘れ物のノートには『浅野さん』って。
・・・・・・
中を見るべきか、見ない方がいいのか、どっちなんだろう? 怖い、わからない。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者nbvkjud 11:06 | コメントをどうぞ

富士山

長年アメリカに住んでいて、初めからこんなに話しやすい人に出会ったことは無かった。それは犬用のクッキーを作るイベントでのことだった。皆が友達と来ているのに、私は一人で出向き、そして一番に到着した私の横のテーブルにたまたまた座った妊娠中の女性と、イベントが始まる前に会話位元堂 洗頭水がはずんだ。価値観、考え方、そして話のリズムが一緒だ!そう思った。
その女性の友達がやって来て、「ハイ、私はエミリー。」と自己紹介した時初めて、自分の名前を30分も話していたその女性に告げていないことに気付き、
「あ、ところで私はSACHIKO!」
「やだぁ、私達、30分ももう話して、お互いの犬のことも何でももう知っているのに、名前言っていなかったわね!私はキンバリー。よろしくね。」
あんなに楽しく話が出来た人と別れる時に、どうして連絡先を聞かなかったのだろう。
私が哲が迎えに来てくれるのを待っていたら、「サチコ!送って行こうか?」と聞いてくれた。
「うううん、大丈夫。今、主人が来てく鑽石能量水 騙局れるから。またね!」
「うん、きっとまたどこかで会うと思う!」

テレビはリビングの真ん中にどんと構えているのに、この1年くらいリモコンに手を伸ばしテレビを付けたことがない。今となってはあの2つのリモコンをどのように操作するのかさえ、分からない。そう、ここ数年でテレビは全く見なくなった。

あれは数か月前のこと、テレビジャパンと言う海外向けの日本のチャンネルがお試し期間ということで、「期間限定」で無料でテレビを観させてくれていた。人は「地域限定」「期間限定」「季節限定」という「限定」という言葉に弱い。私以上に「限定」という言葉に弱い哲はそうと分かると、面白いと思われている鑽石能量水番組を患者さんから聞き、めぼしきものを全て録画した。その中に「ブラタモリ」という番組があった。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者nbvkjud 12:27 | コメントをどうぞ

は読み捨てされる

というタイトルを付けた。うん、新聞みたいな感じである。私が好きな「ライブ」に近い。この感触はいい感じである。大体、自分の過去記事、私はまったく読まないし、興味がない。でも、すべて、印刷して段ボールの中にあるところが、鋭いのだ。やはり、人生の一部を切り取って書いているのだから、一応、現物實現夢想として残しておきたい。いずれ、息子と娘がフランス語に翻訳するっと健気にも言ってくれているしね。
ずぅーーーと、私は「ブログ批評」をしようかな、と思っている。っても、私のお気に入りブロガーさんたちの。でも、なんか、私はいいのかも知れないけれど、先方から「止めて頂戴長大な余計なお世話っ」となる可能性が大なのでやらないでいる。ちゅうか、批評じゃなくてオマァージュだから、むしろ、さり気ない方が恰好いいのである。
ところで、記事内容が重複してはいかんと考えていた。でも、おしゃべりは重複している。じゃ、いいのだ、ライブだから、となった。

私がピアノを再開した理由をもう一度箇条書きにしてみる。

女にもてたいちやほやされたい格好付けたいあがり症=自意肌膚護理識過剰を克服したい篭り症を治したい大体私は家からほとんど出ない庭仕事とスーパーの買い出し以外は行きたくないしコンサートも億劫なのである人と会うのがめどうだカミサン以外にはあんま会いたくないのである後は息子と娘結局ほっておくとピアノ料理庭弄り小説書きカミサン息子娘以上という異常な生活になるから少なくともコンサートぐらいはしないと昔患った自閉症城に幽閉となるというお話ね。

やはり、マルセル・デュシャンの「自分にとって自分ほど興味のないものはない」。こういう先達がい美麗華領隊たから一応、おっ、十二分に楽しく生きとるわいっ!若人よっ、篭っちゃ駄目だぜっ
てっ!中年も高年も一緒なんだから。

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