私はあまり艦船や飛行機などにはあまり興味がなかったのですが、
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」を始めて以来、何かとWikipediaで艦船や艦載機、
第二次大戦の海戦などを見たりするようになってきました。
そんなわけで、久々の名言シリーズ行きますよ(・∀・)
太平洋戦争で活躍した木村昌福中将。
この木村提督は「海軍大学校出身のエリート」ではなく、駆逐艦勤務などを経た
「現場叩き上げ」の指揮官で、部下をむやみに叱ることもなく、勇猛ながら常に冷静な態度で
将兵からの信頼は厚かったそうです。
特に人道的な指揮官として知られ、
・敵の輸送船を撃沈する際に乗員を退去させてから沈めた
・全軍撤退の中、「ごめーん、エンジン壊れた(意訳)」と嘘をついて他艦の乗員を救助
・敵輸送船団を撃破した後、司令官自ら「お前ら先に逃げてろ。俺はやる事あるから(意訳)」
と言い残し、危険海域で機関を停止させて撃沈された味方艦乗員の救助を行う
などのエピソードが残っています。
中でも有名なのが「キスカ島撤退作戦」。
敵中に孤立したキスカ島の守備隊5,200人を船に乗せて撤収させるという作戦なのですが
アメリカ軍は島の周囲を厳重に包囲しており、作戦は困難を極めました。
木村提督は濃霧に乗じて出撃するのですが、突入寸前で霧が晴れてしまいます。
そして強行突入を主張する部下たちを・・・
「帰ろう、帰ればまた来られるから」
と諭して撤退するのです。
帰還した木村提督は司令部からの催促や周囲の誹謗中傷も意に介さず、再び濃霧を待って
出撃し、犠牲者を出すことなく守備隊全員を撤収することに成功しました。
この作戦は『太平洋奇跡の作戦 キスカ』として映画化されています。
さて。
毎日のようにテニスをしていると、大抵どこか痛めるものです。
手首、足首、肘、膝、腰、アキレス腱などなど。私も捻挫で全治1年という怪我を経験しました。
あれ?ちょっと痛めたかも?と思ったらこの言葉ですよ。
「帰ろう、帰ればまた来られるから」
無理をして怪我が長引いたり、再起不能になっては元も子もありません。
少しでも違和感を感じたら、無理せずに帰って治療するのです。
そうすればまたテニスできるから・・・。
などと言い残して、今日も無理矢理テニスブログにするのでした(・∀・)