「2016ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞に「神ってる」が選ばれましたね。
これは広島東洋カープの鈴木誠也選手が2試合連続サヨナラホームランを打った時に
緒方監督が言った「神懸かってる」を今風に表現したものだそうです。
私はどうも今風の表現というものが好きではないのですが、まあそれは好みの問題
ですからね。今年は確かに広島カープが大躍進したこともあり、多くの人々が好んで
使っているというなら良いのです。
ですがこの流行語大賞、今年に限らずどうも違和感があるのです。
毎年「これ本当に流行ってるのかい?」と感じてしまうんですよね。
昨年の大賞「トリプルスリー」も、野球ファンの私でさえ疑問に思うほど流行を
感じられませんでした。
大賞でなくトップテンとなると、さらに違和感が大きくなります。
昨年の「アベ政治を許さない」「SEALDs」あたりはもはや公平性を欠く選出であり、
偏向報道とも感じられるほどでした。
さらに今年の「ゲス不倫」に至っては・・・確かにテレビやネットを賑わせた言葉
ではありますが、日本語の美しさやセンスの欠片もなく、ゴシップ雑誌の記者や
ワイドショーのレポーターが多用するだけで「ゲス不倫ワロスwww流行語大賞
いけんじゃねコレwww」という程度の低俗ささえ感じさせます。
そうかわかった!
流行語大賞とは「世間で流行った言葉」ではなく
「マスコミが流行らせたい言葉」に贈られる賞だったんだよ!