男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク43位のD・シャポバロフ(カナダ)が同24位のM・ラオニッチ(カナダ)とのカナダ勢対決を6-4, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
この日、19歳のシャポバロフは元世界ランク3位のラオニッチから第1セットを先取すると、第2セットでは最後フォアハンドのウィナーを決めて1時間22分で勝利した。
準々決勝では、世界ランク22位のK・エドモンド(英国)と対戦する。23歳のエドモンドは1回戦でD・メドヴェデフ(ロシア)、2回戦で第10シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、3回戦で第8シードのD・ゴファン(ベルギー)を下しての勝ち上がり。
シャポバロフは昨年8月のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)でR・ナダル(スペイン)らを破り「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出の活躍を見せている。