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35歳の登山家がエベレストで死亡

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 登山家の栗城史多(くりき・のぶかず)さんが21日、エベレスト登頂を目指している途中で死亡した。35歳。北海道出身。4月17日から8度目のエベレスト登頂に挑戦していたが、体調不良で下山途中だった。栗城さんの公式フェイスブックなどで所属事務所が遺体で発見されたことを発表した。

【写真】2014年、ブロード・ピーク遠征時の栗城さん

 栗城事務所の小林幸子氏が「このようなお知らせになり、大変申し訳ございませんが、エベレストで下山途中の栗城が遺体となり、発見されました」と報告。

 「下山を始めた栗城が無線連絡に全く反応しなくなり、暗い中で下から見て栗城のヘッドランプも見当たらないことからキャンプ2近くの撮影隊が栗城のルートを登って捜索し、先ほど低体温で息絶えた栗城を発見いたしました」と経緯を明かした。

 「生きて帰ることを誓っておりましたのに、このような結果になり、大変申し訳ございません。生きて帰るため執着しないと誓っておりましたのに、最後に執着してしまったのかもしれません」とし「皆様へのご報告が遅くなりなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。何メートル地点で発見されたかなど、これ以上の詳細が日本で分からず大変恐縮ですが、また分かり次第お知らせ申し上げます。これまで栗城を応援していただき、本当にありがとうございました」と結んだ。

 この日午前10時、公式ブログで「(栗城中継班より)栗城は体調が悪く、7400メートル地点から下山することになりました。今後の行動は未定で、栗城が無事に下山して状況が分かり次第、お知らせいたします。皆様からの応援、本当にありがとうございます」と報告されていた。

 栗城さんは大学山岳部に入部してから登山を始め、6大陸の最高峰を制覇し、8000メートル峰4座を無酸素・単独登頂。2009年からは「冒険の共有」としてのインターネット生中継登山を始めた。

 12年秋に4度目の挑戦となったエベレスト西稜で両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失うも、14年7月に中国・パキスタン国境のブロードピーク(標高8047メートル)に無酸素・単独登頂。復帰を果たした。

 この日午後4時からインターネットテレビ局「AbemaTV」でエベレスト登頂の様子が生中継される予定だったが、中止になった。

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スピトリーナがハレプをストレートで下し優勝

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 イタリア・ローマで開催された「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/5月14~20日/賞金総額335万1720ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、前年度覇者のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-0 6-4で倒し、タイトル防衛に成功した。


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「私は試合を通して相手を圧倒した」とスビトリーナは言った。昨年の決勝同様、ハレプは故障に煩わされているように見えた。

 ハレプは第2セット2-3となったときに、背中の問題らしきもののためコート上にトレーナーを呼び、それから治療のため少しの間、コートの外に出た。

「体(の筋肉)が固くなりすぎて、ラリーで粘り抜けなかった」とハレプは言った。

 昨年のハレプは決勝で足首をひねり、1セットのリードを失ってスビトリーナに逆転負けしていた。

 しかし今年のスビトリーナは、わずか67分で終わったこの決勝を通し、一度もブレークポイントに直面しなかった。

 ハレプは自分の体の問題は、前日の準決勝でマリア・シャラポワ(ロシア)に対して演じた長い3セットマッチの結果生じたのだと説明した。ハレプは準決勝に進出したことによって、すでに世界1位の座をあと1週間確保していた。

 グランドスラム大会でまだ一度も準々決勝より先に勝ち進んだことがないスビトリーナは、フレンチ・オープンに向けての予想をためらった。

「グランドスラム大会では、ことは非常に難しくなる」とスビトリーナはコメントした。

「でも間違いなく、私はよい調子の波に乗ってロラン・ギャロスに臨むわ」(C)AP(テニスマガジン)

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ATPランキング トップ20一覧速報

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【5月21日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(2)ラファエル・ナダル(スペイン) 8,770
2.(1)ロジャー・フェデラー(スイス) 8,670
3.(3)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 5,615
4.(5)マリン・チリッチ(クロアチア) 4,950
5.(4)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 4,870
6.(6)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 4,450
7.(7)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,635
8.(8)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,195
9.(10)ダビド・ゴファン(ベルギー) 3,020
10.(9)ジョン・イズナー(アメリカ) 2,955
11.(11)パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 2,415
12.(15)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 2,165
13.(12)サム・クエリー(アメリカ)  2,140
14.(13)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,120
15.(14)ジャック・ソック(アメリカ) 2,110
16.(16)ルカ・プイユ(フランス) 2,030
17.(19)カイル・エドマンド(イギリス) 1,950
18.(17)トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 1,900
19.(21)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 1,895
20.(20)チョン・ヒョン(韓国) 1,775

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21.(24)錦織圭(日本/日清食品) 1,755

22.(18)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 1,665

46.(46)杉田祐一(日本/三菱電機) 1,070

80.(84)ダニエル太郎(日本/エイブル) 711


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ATP(男子プロテニス協会)は5月21日、最新の世界ランキングを公表した。今週のランキングでは「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」で優勝したラファエル・ナダル(スペイン)の1位奪還となったほか、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が20位圏内から外れた。

試合前のフォトセッションに臨むナダル(左)とズベレフ(右)

前週のランキングでは、ロジャー・フェデラー(スイス)に1位の座を譲っていたナダルが、クレーシーズン参戦を回避しているフェデラーに代わって、再び首位に立ったほか、上位層ではディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が3つ順位を上げて、12位とした。

そのほかの上位層でのランキング変動はそれぞれ軽微だった一方で、長年にわたって上位を維持してきたジョコビッチが20位以内から脱落してしまい、22位となった。

一方で、そのジョコビッチに対する惜敗の続いている錦織圭(日本/日清食品)は、3つ順位を上げて21位と20位圏内入り目前につけた。

杉田祐一(日本/三菱電機)は前週と変わらず46位、ダニエル太郎(日本/エイブル)はキャリアハイとなる80位となった。

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ヘディング+テニスでヘディス 新スポーツ

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 卓球台を挟んでボールを頭で打ち合う新スポーツ「へディス」が、静岡県内で着実に人気を広げている。20日には磐田市で全国初の団体戦の大会が開催。国内で普及が始まりわずか1年ながら、県内で常設チームが発足するなど、競技レベルも急速に向上している。


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 20日の「全日本ヘディスチーム選手権東海予選」には県内を中心に12チーム約50人が出場。上位2チームが8月の全国大会への出場を決めた。シングルスとダブルス計3試合で競う団体戦は白熱し、台に体を乗り上げてのダイビングヘッドや回転をかけたサーブなど、高難度の技が次々飛び出した。

 「選手の真剣度が全然違う。レクリエーションでなく完全にスポーツ」。昨年夏に同市で県内初の個人戦大会を開いた磐田青年会議所の担当者は、1年での変化に驚く。

 へディスは2006年にドイツで考案され、競技名はヘディングとテニスを合わせた造語。国内普及団体の代表を務める名越卓也さん(東京都)によると、国内競技人口は500~600人で、本県は非常に盛ん。ルールが簡単で子どもや女性も楽しめるという。

 昨年の全国大会優勝者の平野伸幸さん(38)=浜松市天竜区=は、県西部の愛好者10人で4月にチームを設立し、週2回練習を重ねる。8月の団体戦全国大会にもチームで出場を決めた平野さんは「ヘディスは誰でも楽しめて、駆け引きや戦術の奥深さもある。子どもたちを含め、多くの人々に魅力を伝えていきたい」と語った。

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ツアー選手のお金事情

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 元女子プロテニス選手で解説者の沢松奈生子さん(45)が、21日放送のテレビ朝日系「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います」(月曜・後8時20分)に出演。知られざるツアー選手のお金事情を熱弁した。

 現役時代は、コーチや親らと1年の2/3を世界中転戦していた沢松さん。遠征費だけで6000万円以上かかったという。選手は大会のオフィシャルホテルに無料宿泊できるが、敗退が決定するとその夜から自腹に切り替わるシステム。「夜の10時に負けることだってあるわけですよ!」。一流ホテルが設定されていることが多く、負けた瞬間に高額の宿泊費が降りかかってくる。また、敗退したらすぐ移動できるように変更可能な飛行機チケットにせざるを得ないため、移動費は高くついたそうだ。

 1000万円近くの高額賞金を獲得した全仏オープンでは、小切手で支払われ、銀行から母親と手分けして体中にお金を分散させてパリ市内を運び、ホテルで無事再会できて涙したこともあるという。

 4大大会のうち“もっとも稼げる”のは全豪オープンだとか。賞金は開催地の各種税金が差し引かれた残りが支払われるシステムで、「ほぼゼロ」なのがオーストラリア。年間9000万円もの出費を強いられていたという沢松さんは、海外遠征では常に「黒字にして帰る」というのがテーマだったそうだ。

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