男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は11日、第1シードのR・ナダル(スペイン)と第5シードのD・ティーム(オーストリア)のシングルス準々決勝が現在行われている。
ファーストセットを7-5でティームが取って、ナダルの連続セット取得は50でストップした。
両者は今回が9度目の対戦で、ナダルの6勝2敗。最後に対戦したのは今年4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、ATP1000)準々決勝で、この時はナダルがストレートで勝利した。
また、ナダルとティームは昨年のクレーコートシーズンで4度対戦。ムチュア・マドリッド・オープン決勝ではナダルがストレートで勝利して5度目のタイトルを獲得したが、その後のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)準々決勝ではティームにストレートで敗れ、昨年のクレーコートで唯一の黒星を喫した。
2連覇と6度目のタイトルを狙うナダルは、3回戦で第13シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)をストレートで下し、クレーコートでの連続取得セット数を50として1984年にJ・マッケンロー(アメリカ)がカーペットコートで記録した同一コートでの連続取得セット数49を34年ぶりに更新。
対するティームは、世界ランク35位のB・チョリッチ(クロアチア)を逆転で破り、8強入りを決めた。