テレビ朝日で、必見の特番「松岡修造のテニス合宿20周年スペシャル~錦織圭が目覚めた本気のコトバ集~」が12日午前10時30分から放送される。(関東ローカル)
プロテニスプレーヤーの松岡修造(50)が1998年に立ち上げた男子ジュニアテニス育成プロジェクト「修造チャレンジ」が、今年で記念すべき20年を迎えた。卒業生は、のべ912人。その筆頭が、現在世界を舞台に輝く錦織圭(28)。さらに杉田祐一(29)など、世界で戦うプロが、ここから何人も誕生している。
そこで記念すべき節目に、20年を振り返る特番を放送。子供たちの心を変える松岡の「魂のコトバ」として、過去に撮影してきた貴重な“金言”を紹介するとともに、卒業生の今を取材する。11歳で「修造チャレンジ」の門をくぐった錦織圭も登場。そのときに松岡が伝えた言葉の数々を、秘蔵VTRで振り返る。
今回、あまたの“金言”を振り返った松岡は「目標を見失っていたり、自分に自信が持てなかったり、自分は何をしたいんだと思っている人に見てもらえれば、自分に問いかけるきっかけになるかもしれないと思います」と熱く語る。
番組では松岡に指導を受ける子供たちが、とにかく、よく泣く。松岡が投げかける言葉は子供たちの心に響き、ときにかなり厳しい言葉になる場合もある。しかしそれは子供たちが殻をやぶり、自らの成長を渇望しているがための涙だ。
同時に番組は、松岡自身がこの20年間、真剣に子供たちにぶつかってきた足跡でもある。松岡の熱血ぶりは広く知られるところだが、頑張る子供たちの姿が美しく、そして改めて見る松岡の懸命さが、実にカッコいい。
さらに「修造チャレンジ」の20年間を“歴史”として映像に残しており、これぞ“テレビの力”だと実感。制作スタッフの情熱も松岡に負けず劣らず、なのだ。
長田誠チーフディレクター(51)は「この番組制作を進める毎日が修造さんに強く感動し、学び、生き抜くヒントをもらう連続でした。皆様にも、子育てや日々のコミュニケーションに置き換えて、何かを感じ取っていただけることを願っています」と松岡の生き方を自らにも反映。酒井秀行プロデューサー(42)も「この番組は、松岡修造さんが20年も積み重ねた真剣勝負の記録です。本気の思いから生まれたコトバは、誰もが心当たりを感じるものばかり。ぜひ“人生の教科書”として、ご覧いただきたいと思います」と力を込める