「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/イタリア・ローマ/5月14~20日/賞金総額335万1720ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、大坂なおみ(日清食品)は第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に1-6 0-6で敗れた。試合時間は59分。
今大会に2年連続出場となった大坂は、1回戦で元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-0 6-3で破って大会初勝利を挙げていた。昨年は1回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)に2-6 4-6で敗れていた。
この結果でハレプは、大坂との対戦成績を4勝1敗とした。今シーズンはここまでに2度対戦し、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦はハレプが6-3 6-2で、3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の準決勝では大坂が6-3 6-0で勝っていた。
20歳の大坂は、3月のインディアンウェルズでツアー初優勝。決勝までの過程で、世界ランク1位経験者のマリア・シャラポワ(ロシア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ハレプを倒し、翌週のマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)では1回戦でグランドスラム23勝のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)から金星を挙げていた。
ハレプは3回戦で、第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と予選から勝ち上がってきたドナ・ベキッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。