男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は17日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク24位の錦織圭や第11シードのN・ジョコビッチ(セルビア)らベスト8が出揃った。
2回戦で第3シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を大逆転で破った錦織はこの日、世界ランク28位のP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。試合を通じて1度もブレークを許さず、6-1, 6-2のストレートで快勝した。試合時間は1時間3分。
2015年以来5度目の優勝を狙うジョコビッチは世界ランク41位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に6-1, 7-5のストレートで勝利して12年連続12度目の8強入り。準々決勝では15度目の対戦となる錦織と顔を合わせる。
第1シードのR・ナダル(スペイン)は、昨年8月のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で敗れた19歳で世界ランク29位のD・シャポバロフ(カナダ)に6-4, 6-1のストレートで勝利し、10年連続のベスト8へ進出。
また、同日には第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第4シードのM・チリッチ(クロアチア)、第9シードのD・ゴファン(ベルギー)、第10シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、世界ランク21位のF・フォニーニ(イタリア)も準々決勝進出を果たした。