ナダル ズベレフ破りローマ8度目のV

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「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の最終日、決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が対戦。第3セットはナダルが6-3で奪い、ナダルから見て6-1、1-6、6-3でナダルが勝利、見事5年振り8度目の優勝を果たした。試合時間は2時間9分。またナダルは優勝したことにより、5月21日付けのランキングで1位に復帰することが決まった。


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第3セットはナダルのサービスゲームからスタート。第2セットを奪って勢いに乗るズベレフは第1ゲームで30-40とブレークポイントを握るが、ナダルがネット際での素晴らしい反応を見せてデュースに持ち込む。そして3度目のブレークポイントでズベレフが放ったショットにナダルがジャンピングボレーで反応するが、惜しくもボールがサイドアウトとなって第1ゲームはズベレフがブレークに成功した。

第1ゲームの途中から小雨が降り出したが、試合は続行となった。そして第2ゲーム、第3ゲームとお互いにキープし、ズベレフが1ブレークアップのリードを守った。

第4ゲームをズベレフがキープし、第5ゲームの1ポイント目をナダルが取ったところで雨脚が強くなり、試合は一時中断となった。この日のローマはところにより雷雨の予報が出ているが、これは通り雨のようで約10分後に試合は再開された。

再開後、ナダルはいきなりダブルフォルトを犯してしまう。しかし、すぐに調子を取り戻して第5ゲームをキープした。

そして再び雨脚が強くなって一時中断となったが、その間もナダルはコートで身体を動かして次に備えていた。しかし、雨が長引きそうとの判断で、両選手はいったんコートを去ってロッカールームで待機となった。選手たちのウォーミングアップを挟んで約50分の中断となった後、第6ゲームから試合が再開された。

第6ゲームはズベレフのサービスゲーム。ここでナダルがオープンコートを作ってきわどいショットを放ちデュースに持ち込むと、ズベレフのショットが立て続けにミスになり、ナダルがブレークバックに成功した。ゲームカウントを3-3のイーブンとしたナダルは続く第7ゲームもキープし、試合再開後の2ゲームを連取した。

さらに勢いに乗るナダルは、第8ゲームでもブレークに成功してついに逆転、1ブレークアップとした。そして、ナダルのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲーム。ここでもナダルはきわどいショットを放ってズベレフを翻弄してポイントを重ねて40-15とする。1本はズベレフにしのがれたが、最後はズベレフのスライスを上手く処理したナダルのショットにズベレフが追いつけず、5ゲームを連取して6-3で第3セットを奪い、優勝を決めた。

勝利したナダルはこれで同大会5年ぶり8度目の優勝を果たした。同大会の最多優勝はナダルの8回で、続いてジョコビッチの4回と、さらに大きく記録を伸ばした。


カテゴリー: 15-0 NEWS, 話題のニュース | 投稿者オールサム | コメントは受け付けていません。