「類…。大変だったな。兄貴に怪我の事は聞いた…。牧野、自分が康泰旅行社誰だかわからないんだって?
それに声も出ないらしいな?」
「ああ、一時的なものだろうとは言ってたけど…。それより司に話してくれた?」
「それが…。ここじゃ話せない。外に出よう。」
「何かあったの?司は何故来ないの?」
病室の外のベンチで3人は話した。
「類、このレイプ事件、英徳の3年生に司が命令して遣らせた事だ…。」
「嘘でしょう?牧野を好きだったんじゃないの?」
「司はそうでも、牧野は司を嫌っていた…。赤札を貼るような男に好意は持てねぇだろう?」
「本当に司が遣らせたの?」
「ああ、趣味悪い事に一部始終をビデオに撮らせてた。俺達も見せられた。犯人は4人だ。
司のクラスの樹本、山下、大野、小林達だった。」
「俺、司を許さない。刑事事件として訴える。」
「ああ、俺も司にダチ辞める宣告して来たぜ。」
「類、俺もこれだけは許せない。俺には妹達もいoffshore company registration hong kong
るからこんな事許せる筈がない…。」
「司の事だ警察にも手を廻してるんだろう?ここは親達に協力して貰うしかない。」
「類の処、今年英徳のPTA会長だろう?あきらの家と俺んちが副会長なら、話早いんじゃない?」
「一番大事なのはこれから牧野をどうするかだな。4人は退学させるにしても噂が流れても困る。
あの証拠のビデオもどうにかしないと…。まずは俺達の親を呼んで話し合おうと思うんだけど・・・。
どう思う類。俺達にはこれ以上の対応は無理だろう?」
「仕方ないね、俺達が出来る事も限られてるしね。」
「牧野・・・記憶が戻る方がいいのか、このまま戻らない方が幸せなんだろうか?」
「そうだね。声だけは出せるようになると良いけど…。」
「司があんなに女に拘るとは思わなかったな。」
「牧野つくしだからだろう?唯一司に靡かなかった女。司程の男に見向きもしない
女なんて・・今まで居なかったしあれ程はっきりと司を貶す女も居なかった。」
「・・・ちょっと気になるのが、彼女の親なんだけど連絡が取れないんだ。
学園から自宅に電話をするけど・・・。電話が通じないらしい。」
「俺、ちょっと牧野の家まで行って見て来るわ。
これから辛いけど母親とか傍に居迪士尼美語世界て貰わないと困るだろう?」