『お年寄りのシワに、沢山のドラマが見える。』
お年寄りを見ると、可愛すぎて声を掛けてしまう
顔中、シワだらけで、この人が歩いてきた人生がかいまみれる、
笑顔のシワ、怒りのシワ、喜びのシワ、悲しみのシワ、
深い思考のシワ、悪戯っぽいシワ、幸せのシワ、苦労のシワ、
それらを、表情筋が何度も何度も繰り返す事で、一筋のシワになり
年月と共に深いシワになっていくんだろうね~
顔を見るだけで、幾多の壁を乗り越えて来た記憶を見る事が出来る、
だから、多少意地悪されても、可愛く感じる、まるで、子供のようだ!
沖縄の民話の中にこんな話がある、
天の神様が地上に降りてきて、土で6体の人形を作り命を吹き込もうと
したら、地の神様が『私の土に何をするんだ!』って怒った、
天の神は、『すまん、すまん、お願い、100年だけ貸してくれ、』
地の神は、『そんなに頼むなら貸してやる、その後は土に返すんだぞ』
これが人間の祖先の始まりで、3組の夫婦が出来、子供が出来、
どんどん繁栄していった、
そして100年が近づくとカジマヤーという儀式をするのだ、
オープンカーやトラックに97歳のお年寄りを乗せて、
風車や風船で飾り、赤い派手なちゃんちゃんこを着て、街中を練り歩く、
私は子供だよって地の神に見せ、皆には、長寿をあやかり祝う、
だから、人間は健康であれば、100歳までは、地の神様との約束で
生きられるらしい、
ま~、何歳まで生きたとしても、いろんな事にチャレンジして
良い結果も、悪い結果もあるかもしれないけど、笑顔で乗り越えて行き
表情筋を大いに使い、素晴らしいシワを育てて行きたいね。
ヒーローが考えるには、シワは、癌やボケの予防にもなってる
かもしれないよ、誰か研究する人が居たらテーマにして欲しいな、
年をとっても、シワもない人を見ると、この人の人生は、
記憶に残る事が、あまり無かったんだろうね~なんて思えるね、
さ~、可愛いシワクチャ爺~を目指して、頑張るぞ