以前であれば、プロのプレーを観るのに貴重な放送から録画して観ていました。
少なからず今のコーチ世代、30歳代以上の方は学生時代にそんな思い出があるのではないでしょうか?
どんなに良い指導を受けたり練習をしたとしても良いプレーを観ることは、上達するために欠かすことの出来ない必須条件とも言えます。
好きな選手がいて、プレーのみならずラケットやウェア等の道具にも憧れを持ち、少しでも近づきたいと思うことは上達への登竜門です。
昨今、民放では放送機会が減ってしまったものの、衛星やケーブル等なら観ることができて、何より無料動画サイトなら好きな選手を検索できてスローでフォームを細かく観ることも出来るようになっています。
間違いなく観るということに関しては環境が良くなっているはずです。
自主的な練習の中に、観るイメージトレーニングは含まれていますか?…
細かいことを言えば、成長期に身体に負荷のかかりすぎる打ち方や表面上だけの模倣は、故障の原因となりうることもあるので、模倣自体も注意をしなければならないこともあります。
しかし、それでも自分がプロになることを夢見て、同じプレーをイメージすることは、とても大切なことだと考えます。
是非、たくさんの選手を観て、視覚から様々なものを吸収して欲しいですね。