「チャレンジすることに遅いなんて無い!」
英才教育が取り上げられる機会も多いですが、「大器晩成」という言葉があるくらい後発でも何があるか分からないのが人生の面白いところでもあります。
子供たちに「英才教育」という意識を植え付けることは、周囲に先発の友人が存在した場合に、自分自身が遅いと意識させてしまう弊害もあると思われます。
スポーツ業界でも一流になる為には英才教育が必要という風潮があり、確かに現実問題として、幼少時に様々な刺激を与えたりすることが身体能力に影響を及ぼすという研究等もされています。
では、人生はそこで決まってしまうのか?
そんなことはないはずです。
子供たちにそんな先入観を持たせてしまうことのほうが問題ではないのでしょうか?
「チャレンジ精神」
言葉にすれば、一言ですが、本当に深い意味を持っています。
新しい環境に飛び込んだり、経験の無いスポーツを取り組んでみたり、等々
早い遅いに関わらず何歳になっても「チャレンジ精神」を失わずに物事に取り組めるような姿勢を持つことのほうが大切ではないでしょうか?
大人のほうが、「遅いから」という理由で二の足を踏んでしまうことが多数あるように感じます。
テニスにおいても、社会人になってからベテラン全日本を目指したり、選手経験が無くてもテニス業界に一石を投じるような働きかけをしてみたりと様々なことができます。
もしかしたら、中学校や高校・大学の部活から始めたテニスでグランドスラム優勝するような選手が生まれるかもしれません。
古風な考え方ですが、大人だからこそ様々な物事にチャレンジし、背中で語るような行いで、子供たちの手本でありたいですね。