「スポーツは実感して初めてわかるもの」
IT社会となり、情報は溢れかえっています。
インターネットで「テニス」と検索すれば、あらゆる情報を手に入れることが出来ます。
しかし、どんなに言葉を尽くしても、実際にコート上でボールを追い駆け、ラケットを振り抜く爽快感を伝えることは困難です。…
また、プロスポーツをスタンドで、雰囲気や音、歓声と共に目にすることは映像だけでは伝わらないことも多いものです。
スポーツだけではなく、コンサートや旅行に至るまで、自身で足を運び、体感・実感することは決して変えることのできない財産と経験となります。
大人でも分かってはいても実際に行動することは困難なことも多く、ましてや指導者から学生や生徒に言葉で伝えても伝えきれない部分でもあります。
頭で分かっていても実戦してみると難しいことも多いです。
テニスでも未経験者であればあるほど、テレビの映像を観ていて「テニスが簡単」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか?
テニスでもサッカーでも、ゲームの流れを楽しむ為に、大抵は高所からの映像が多いです。
サッカーを上から見ていると、どこにでもパスを出せそうに見えますが、実際の選手からの目線だと普通の人ならパスの出す場所が全くないようなケースもあります。
テニスでもどんなに早いサーブでも反応できそうな気がするかもしれませんが、実際にコート上に立つと200km/hのサーブなんて反応できる気がしない程の体感速度があります。
もちろん、「簡単」に見えることも大切で、「難しい」と感じてしまうと「やる気」を削がれてしまうこともあるので、とりあえずやってみようと思ってほしい側面もあります。
知識を身に付けることは大切ですが、自身の肌で感じることも匹敵するくらい重要です。
「楽しそうに見える」を「楽しい」に!
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