「指導者は技術オタクだけであってはならない」
指導者・コーチというものは、もちろん技術指導することが根幹ですが、そこだけに偏ってしまうとバランスを失ってしまいます。
上級者であれば、技術指導するケースも増えると思いますが、あらゆる状況下でレッスンやクリニックをすることもあります。
初心者や初級のテニス愛好者が、技術にばかり特化したアドバイスを欲しているかというと時と場合によります。
「いかにテニスを楽しむか」ということも同様に大切なポイントになります。
指導者やコーチになるような方は、大抵は勝敗を重要視されるような勝負の世界に身を置いた経験があることが多いです。
もちろん、その経験は必要である一方、その時の感覚を引きずり過ぎてしまうこともあります。
運動能力に長けているからこそ
「スポーツ=勝負事」
と考えがちです。
「スポーツ=人間育成・レジャー・レクリエーション・健康促進」
スポーツには様々な側面があります。
テニスはゲーム性の高いスポーツであることから、上達すれば試合という舞台で勝ち負けを楽しむことも一つですが全てではありません。
「指導者」
言葉の通り
「指し示す場所へ導く者」
「指し示す場所」がどこであるかということは永遠の課題かもしれません。
また、人によって「求める指し示す場所」が異なることも多いはずです。
人と接し、人にアドバイスをするポジションだからこそ、広い視野と柔軟な思考を持たなければなりません。
特にジュニアを指導すれば、本人や結果を含め、保護者の意向も考慮する必要が出てきます。
悩みは尽きず、正解の無い問題も多いと思いますが、コミュニケーションを大切にし、思いや考えを巡らせることこそが第一歩だと考えます。
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