カテゴリー別アーカイブ: ミニコラム

「笑顔はナイスプレーを引き出す?」

「笑顔はナイスプレーを引き出す?」

昨今、メディアでも無関心、無表情の子供が増えてきていると話題になることがあります。
挨拶同様、笑顔で話し掛けられて、不快に感じる方は滅多にいません。
逆に、しかめっ面や眠そうな表情、無表情で挨拶される方が不快に感じることさえあります。挨拶の本質を見失ってしまうと、勿体無い行動になってしまうということです。
我々大人自身が手本となるような行動をしなければいけませんね。

さて、テニスの試合においては、失敗をしても相手に漬け込まれない為にポーカーフェイスをほうが良いと言われることもあるかもしれませんが、スポーツ本来の楽しみ方はプレーに対して喜怒哀楽が生じることでもあります。
「良いプレーをすれば喜び」
「失敗すれば悔やむ」

思春期だと喜怒哀楽を表現することに対して恥ずかしさを感じてしまう難しい年頃ですが、ぜひ練習ではもっと感情を出して欲しいと個人的に思います。

一説では、身体の筋肉は全てが繋がっていて、表情が固ければ、身体の動きも連動して固くなりがちになるとも言われています。
リラックスしたプレーをするためには、リラックスした表情が必要ということですね。
考え方次第ですが、試合においても笑顔は余裕を感じさせ、何よりテニスを楽しんでいるスタンスは脅威にもなり得ます。

指導者側は「真剣」と「笑顔」の両立を伝えることが難しいと思いますが、ぜひ頑張りましょう!

「選手は表現者であり、コートは舞台です。」
華やかに笑顔で彩られているテニスコートであって欲しいですね♪

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:20 | コメントをどうぞ

「中学校の硬式テニス事情を議論しよう」

「中学校の硬式テニス事情を議論しよう」

学校行事や部活事情に関わることであれば、賛否の意見が出ることは当然のことです。
本会趣旨でもある「中学校に硬式テニス部を増やそう」ということも、賛否分かれるようなこともあるはずです。

硬式テニスを楽しんだ経験が無い方と話をする場合、熱意が伝わり難いこともあるのではないでしょうか。
まずは、硬式テニス自体の楽しさを伝えたり、部の必要性等の現状を丁寧に説明することが重要な事です。

それらを踏まえた上で議論することによって、懸念点等を解消するような方法を導くことも出来るかもしれません。
テニス経験、未経験に関わらず、少しでも多く方々に「何故今まで硬式テニス部が少ないか?」や「硬式テニス部の必要性」等を考えて頂く機会を作ることは大切な一歩です。

間違いなく、創部したり部を活動させるには、テニス未経験者の方々の理解も必要です。
まずは議論する機会を持ってみませんか?

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 12:39 | コメントをどうぞ

「自分の子供が硬式テニスをやりたいと言ったらどうしますか?」

「自分の子供が硬式テニスをやりたいと言ったらどうしますか?」

テニス愛好者の方に、
「子供にテニスさせたいですか?」
と尋ねると、大抵、
「強要はしないけど子供が望めばさせてあげたい。」
と答えます。

テニス愛好者の方のお子様なら、少なからずテニスを身近に感じる機会も多く、何より親のテニスを楽しむ姿を見ていれば、最初は興味が無くても徐々に興味を抱くケースも多いはずです。

想像してみて下さい。
自分の子供が公立中学校に進学する際に「硬式テニスをやりたい!」と言ったらどうしますか?

自分が親だったら・・・
「やりたいことは出来るだけチャレンジさせてあげたい」というのは当然の親心理です。
しかし、進学先の中学校に硬式テニス部が存在しない場合の選択肢は、スクールに通うか、他スポーツに所属し諦めるという流れが通例です。
(硬式テニス部の加盟校は約11%)
それぞれの家庭の教育方針によりますが、部活動を通じて人間関係や社会勉強をして欲しいという考え方もあります。
もちろん、部活動並にスクールに通うことは経済的な負担も強いられます。
これらは誰もが、ある程度想像できる内容だと思います。

是非、もう一度自分または自分の子供に置き換えて考えてみては頂けませんか?
一人でも多くの方々に興味を持って頂くことこそが普及に繋がる第一歩です。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:11 | コメントをどうぞ

「錦織選手が日本テニスに創りだしたチャンス」

「錦織選手が日本テニスに創りだしたチャンス」

錦織選手が日本テニス選手の代表とするならば、選手側は結果出した!
後はテニス業界やサポート・応援する側が結果を出せるかどうか?
テニスブームを引き出せない理由は、多くの方々が考え尽くしました。…
もはや、それらを理由にできないくらいのチャンスを錦織選手は創ったとも言えます。

ミーハーと言われたって構わない。
どんな些細なことでも構わない。
世間話でテニスを取り上げてみたり、テニスをお休みしてた方は再度ラケットを握ってみませんか?
記念に錦織モデルのラケットを買ってみたり、街歩きの靴をテニスシューズにしてみたりすることも良いと思います。
どんな形でもテニスに関わることをやってみませんか?

今のニュースや報道が一過性なものではなく、今後もテニスというスポーツが注目され続ける為には、継続的に世の中の注目度が高くなければなりません。
錦織選手がもたらしたチャンスを如何に活かせるかが大切です。

まずはみんなで盛大に応援しましょう!

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:55 | コメントをどうぞ

テニス界の「空白の3年間」

テニス界の「空白の3年間」

日本の教育制度で、小学校を卒業し中学校へ進学した際の大きな変化の一つとして部活動が挙げられます。
中学生は、進学後どの部活動を選ぶか大きな選択を迫られます。

中学時代に選択したスポーツを高校でも選択する学生も多く、少なからず中学で経験したスポーツは人生において印象深いものとなるのは間違いありません。
中学生時代というのは、色々なことに迷ったりすることが当たり前の時期です。
たしかに硬式テニスを望めば私立中学校に進学する選択もあるかもしれませんが、
「自分は硬式テニスがしたいから○○中学校へ行く」
という決断をできる小学生がどれだけいるものでしょうか?

受験という選択をせずに、公立中学校に進学して、これから真剣にスポーツに取り組もうと思っているタイミングで硬式テニス部が存在しないことは、 テニス界にとってこの上ない損失といっても過言ではないでしょう。
中学校時代に、興味があっても経験することが難しいスポーツが硬式テニス?・・・・

決してテニス界が普及活動を怠っていたと非難するわけではありません。
現在、各地で各団体がテニスを普及するために積極的にイベントやキャンペーンを行なっています。しかし、現実問題として中学生時代という大切な時期に硬式テニス部を普及出来なかったことは力不足だったともいえます。どんなに幼少期の子供や小学生を対象に普及活動しても中学生時代にブランクをあけてしまうことはテニス離れに繋がることは明らかです。

これは、「失われた3年間」としてテニス協会においても普及推進の大きな課題とされています。
是非、日本テニスの向上と普及に各界から声をあげて頂くことを願っています。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 08:56 | コメントをどうぞ

「コーチの悔しさ・・・とテニスを続けて欲しい気持ち」

各地でのテニス普及活動と、全国のテニススクールによる幼稚園から小学生対象のクラスによって、多数の小学生プレーヤーが存在します。
コーチもテニスの楽しさを伝えつつ「Play+Stay」のような指導要領を取り入れながらジュニア育成に努めてらっしゃいます。…

しかしながら、中学校へ進学時に子供や保護者の方からの進学先に硬式テニス部が無いことを相談されることも多々あります。
勿論、コーチとしてはスクールへ継続して通ってもらい育成していくことが理想ですが、部活動ほどスクールで週4~6日練習したいと思えば経済的な負担が生じたり、人生勉強として学校教育内の部活動というものを経験してもらいたいという親御様の教育方針も考えられます。

コーチの根底にあるものは、スクールや部活のどちらでも「テニスを続けて欲しい」という気持ちです。
スクールを辞めて部活一本に絞ったとしても、テニスさえ続けていれば、またコートで出会う可能性もあり、社会人になった時に、また一般のスクール生として戻ってくることがあれば、それはコーチ冥利に尽きます。

中学校進学時に望んでいても硬式テニスを続け難い子供達をみて、少なからず悔しい思いをするコーチはいらっしゃるはずです。
是非、各スクール単位でも、中学校に硬式テニス部が少ないという問題に対して「学校に関わることだから難しい」ということで諦めることなく、興味を持ち、声をあげて頂けることを願っています。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:17 | コメントをどうぞ

「運動後の栄養補給」

「運動後の栄養補給」

まずは、運動直後、単純に失われた水分を補給することは重要なリカバリーです。
次に、疲労回復や同時にフィジカル強化を考えているのであれば運動が終わった後こそが勝負ともいえます。…

運動終了後から食事までの時間が空いてしまう場合や、夜間練習でそのまま就寝の場合は特に、筋肉のエネルギー源の回復を早める為に、100%果実ジュース(オレンジ、グレープフルーツ、りんご等)が身体に優しいです。
そして何より、運動後にたんぱく質を摂ることは身体づくりの基本なので、時間の無い方はプロテイン等を利用すると疲労回復に役立つと思います。

まだまだ、「プロテイン」というとボディビルダーのアイテムというイメージが強いですが、単純に「たんぱく質」と考えてみてはいかがでしょうか。
女性であれば特に、美容の為にサプリを摂取する方も多いと思います。プロテインもサプリと同じとも言えます。
運動すれば、多かれ少なかれ筋肉が破壊されます。
それを回復させる為に、栄養が必要となり、回復時に栄養が不足すれば、疲れや故障に繋がります。

最近ではジュニア用のプロテインや低脂肪プロテイン、吸収する為に必要なアミノ酸やビタミン等も含まれたプロテインも数多く販売されています。
勿論、通常の食事でバランス良く栄養素を補給することは最優先事項ですが、現実的には理想とされる栄養分を全て網羅させることは非常に困難なことでもあります。
実際に取り入れるかどうかは賛否に分かれ、個々の判断で良いと思いますが、知識として携えておくことは子供大人に関わらず大切なことです。

「せっかくの努力」「苦労した練習」準備からアフターまで1セットに考えて、効果的な練習と出来るだけ疲れを残さないフォローを意識してみませんか。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:50 | コメントをどうぞ

「運動時の水分補給」

「運動時の水分補給」

①運動前の30分~1時間前程度から200ml~300ml(コップ1杯~1杯半)の水分を補給しておきましょう。

②運動中は運動量にもよりますが、約15~20分毎に100~200mlの補給が良いとされています。…
もちろん、がぶ飲みをすることなく、噛むようにじっくり飲むのが重要です。

飲み物に関しては、ありきたりですが、スポーツドリンクを2倍に希釈させたものが適していると言われています。
最近のスポーツドリンクの中には濃いが故に、逆に渇きを誘発することもあるので注意して下さい。
希釈させるのが面倒な場合は、スポーツドリンクと水を一本ずつ用意する選手も多いですね。

【運動後の水分補給】

③翌日に疲れを残さない為にも、運動後の水分補給も非常に大切です。
どんなに運動中水分補給をしても、直後は水分不足の傾向があります。運動後も1時間程度は継続して水分補給をすることをお薦めします。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:16 | コメントをどうぞ

「テニスがメジャースポーツになるには?」

「テニスがメジャースポーツになるには?」
「マナー≠おとなしく観戦」

様々な方法が考えられますが、まずは現状を踏まえた上での現実的な方法を検討する必要があると考えます。
そして何より、メジャースポーツと言われる野球やサッカー・ゴルフ等の他スポーツの取り組みや制度を取り入れつつ、テニス界によりフィットする形態を構築することも必要です。

プロスポーツということで考えれば、観客の総数がそのままメジャーかマイナーとの境界線ともいえ、テニスを活性化する為にはスタンドに足を運ぶ観客だけではなく、テニスというスポーツに対して興味を持つ愛好者数をベースアップすることが不可欠と言えます。

本来スポーツとはプレーをすることが楽しむ根本ですが、情報社会となり、他スポーツとも比較すると、テニスはプレーする人口に対して、観る人口が圧倒的に少ないです。
極論、野球やサッカーであれば、実際にプレーしないファンも多く、サポーターという概念から、試合を応援することで楽しんでいるファンも多く存在します。
残念ながら、海外の大会においても大会自体には多くのスポンサーがついているものの、スタンドの映像をみると観客が疎らな場合も見受けられます。これは、国内、海外問わず、テニスという競技の今後の大きな課題だと考えます。

バレーボールのように日本独自の応援方法で、会場を盛り上げ、大きなエンターテイメントとして民放でも放送されるような国際大会を運営しているモデルケースも存在します。
海外から良いシステムを取り入れる方法もひとつですが、逆に国内で構築した良いシステムを世界に発信するような視点も重要だと考えます。

紳士淑女のスポーツとして格式ある歴史のあるスポーツとされているテニスですが、観客が盛り上がらなくて良いということにはならないです。
勿論、マナーを重んじる精神はスポーツマンシップとしても大前提ですが、「マナー=おとなしく観戦」ではないはずです。

大歓声に包まれた会場で白熱した試合をする選手を観れば、憧れる子供たち増えることも間違いありません。

大きな問題提議となってしまいましたが、本会の「中学校に硬式テニス部を増やしたい」という趣旨も、世の中の流れや機運が高まることが実現へ後押しになるはずです。テニス界を盛り上げる為のアプローチ方法は、考え方を含めて様々ですが、各業界から個人に至るまで本会を含めて積極的な活動を推進しなければならないと思う今日この頃です。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:14 | コメントをどうぞ

「長所を伸ばす?短所を補う?」

「長所を伸ばす?短所を補う?」

練習において、自身の性格や長所短所を冷静に把握して、長所を伸ばし、不足した能力を補うための方法等を模索し行動に移すことは大切なことです。
ここで注意しなければならないのが、短所に目をむけてばかりしてしまい、長所を見失ってしまうことがあります。
ある意味で日本人的発想ともいえるかもしれません。

アベレージ思考の強い考え方は、時として短所に目を向けてばかりしてしまうことによって精神的にネガティブになってしまう傾向もあります。
勿論、トータルした能力を身に付けることが理想なので、アベレージ思考を否定するわけではありません。
ただ、精神的な部分も含めると、長所を伸ばすことに比べると、短所を克服することのほうが困難なことも多いです。

例えば、バックハンドが苦手で強力なフォアハンドを持ち合わせているジュニアプレーヤーがいたとします。その時点では、苦手が故に、フォアハンドを出来る限り回り込んで強力なフォアハンドを打つ攻撃的なプレースタイルでした。
それが、練習して人並みのバックハンドを身に付けることによって、今まで回りこんで打っていたフォアハンドのボールをバックハンドで対処するプレースタイルに変化していきます。
その結果、自分のストロングポイントを発揮する機会が減り、結果が伴わなくなってしまうことがあります。

あくまで極端な例で、もちろん練習が不正解というわけではありません。
今後、各ショットの使い方や組み立てを考えればより高みに近づけるとも言えます。
ただ、ここでの一考して頂きたいことは、対象がジュニアで、限られた学生時代ということと一番伸び盛りの期間に、苦手なものの練習ばかりに偏ってしまって良いかというポイントです。
レベルや個性によって異なりますが、得意なものの伸び率と苦手なものの伸び率を考えれば、比較的に得意なものの伸び率のほうが期待できる確率が高いとも言えます。

目先に囚われず長期的な目標に対して努力することは大切ですが、その過程で、結果が出なくても良いというわけにはいかないのも現実です。
出来ることなら努力したことに対して結果を期待するのが人間心理です。
自分の個性である長所の部分に目を向けて、向上させるように行動することは、苦手なものを克服するために努力すること以上に重要なこともあります。
少なからず、得意なものに対して行動を起こすことのほうが精神的にも気楽に立ち向かえるはずなので、その中で苦手なものを徐々に克服できればバランスの良い成長が期待できます。

練習とは「苦手なことを改善すること」
練習とは「得意なことを伸ばすこと」

皆さんの練習概念は前者に偏っていませんか?

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 18:07 | コメントをどうぞ