オールコート用は何故ハードコート用と言われるのか

ミスターTです。

今日はまじめにテニスシューズの話をします。

日本国内で売られているテニスシューズは大抵の場合オールコート用(AC)とオムニ・クレー用(OC)に分けられています。最近ではマルチコート用やカーペット用も出ているみたいですが、ざっくり分けるとACとOCに分けられます。

よく聞く話として、ACのテニスシューズは砂入り人工芝やクレーで滑るので危ないを耳にします。ですが、あえてACのテニスシューズを砂入り人工芝やクレーで使用する人もいます。何故でしょうか?

確かにACのテニスシューズはどんなコートでも使えるのをウリにしています。しかしながら、現実的にはACのテニスシューズはあくまでもハードコートで使うことを前提としたものであると言うことを忘れてはいけません。

日本国内のテニスコートはほぼ半数が砂入り人工芝で、次がハードコート、最近ではカーペットコートも急増しています。カーペットコートでは、ACのテニスシューズよりはカーペット用シューズを勧められるほど毛足にシューズの溝が絡まりやすいので、ACのテニスシューズは実際のところハードコート用と言っても差し支え無いのです。

ちなみに補足ですが、マルチコート用も基本的にはACのテニスシューズに近く、砂入り人工芝やクレーでは滑りますし、カーペットコートでは逆に絡まりやすいので、万能という訳ではありません。

くれぐれもテニスシューズ選びは慎重に。

ミスターTでした


カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 21:05 | コメントは受け付けていません。