ナダル中毒

　アカプルコ　準決勝　

R・ナダル　　D・メドベージェフ

　６－３、６－３　

今月26歳になったばかりの

ダニール・メドベージェフ

2月28日付けのランキングで

ナンバー１になることが確定している

まさに未来のＮＯ１だ

そんなメドベージェフとナダルは

今回で6度目の対戦だった

ナダルからみて4勝1敗

今日は日本時間の13時に

ナダル対メドベージェフの一戦

コイントスに勝ったナダルがサーブを選択

今日のアカプルコも27度と暑い日だ

勝った方がキャメロン・ノリーと

決勝で戦う

ノリーはチチパスにストレート勝利した

正直、ストレートで勝てるとは

思ってもみなかった

第1セットを47分で先取したときも

ここからもつれるんだろうなと

思いながら観戦していた

第1セットは第4ゲームのブレーク１つが

明暗を分けた

第2セットはメドベージェフからのサーブ

試合を振り返った時に

ここが最大の山場というゲームが

必ずある

今日は間違いなく

第2セットの第6ゲームだった

一歩も引けない

引いたら負ける

9度目のDでナダルにアドバンテージ

メドベージェフがネットした

ナダルが苦しみながらも

キープしたあの場面が

最も手に汗握る場面だった

第9ゲームでナダルにマッチポイント

メドベージェフのボールがアウト

メドベージェフが一応チャレンジ使うも

きっちりボールはアウトしていた

この瞬間、ナダルは決勝に進んだ

マッチタイム、1時間59分

2020年以来

2年ぶりの決勝進出を果たした

ノリーとは4度目の対戦となる

3勝0敗

日本では明日の昼12時にウォークオン

レフティー同士の対決となる

　ラファエル・ナダル　

進化し続けるナダル

幾つもの逆境を跳ね除けて

ここまで来た

ここまで来たからには

ナダルには獲ってもらいたい

気負うことなく

ナダルがナダルらしいプレーが出来れば

勝機はナダルにある

チャンスはその手で掴むんだ

掴んだら二度と離すな

ナダル、自信を持って

行って来い

VAMOS!! RAFA!!

　アカプルコ　準々決勝　

R・ナダル　　T・ポール

　６－０、７－６（５）　

午前中はライスコを見ながら

仕事に集中する

今日はチチパスの次の試合だ

チチパスの試合が終わった

メドベージェフもチチパスも

順当にサクッと勝ちあがってきている

トミー・ポール

24歳、39位、185㎝

今日の対戦相手だ

今日も初対戦の選手

午前11時過ぎ頃～

ナダルが登場した

28度のアカプルコ

今日も暑そうだ

第1セットはベーグルを焼いた後

27分で先取できた

第2セットは

ナダルらしからぬミスが続いて

ナーバスにもなった

文字通りのブレーク合戦だ

ポールのサービングフォーザセットで

ナダルはブレークに成功して

土壇場で追いついた

タイブレに突入した

ミニブレされたり、ミニブレしたり

結局は最後に

勝利しているのは我らがナダル

センターにサーブを打って

ポールのボールがアウトした瞬間

ナダルはメドベージェフの待つ

準決勝へと進んだ

マッチタイム、2時間3分

　ラファエル・ナダル　

ナダルが勝利しているおかげで

寝つきもいいし

目覚めの良い朝だ

この幸せが続きます様に・・・

ナダル、負けるな

VAMOS!! RAFA!!

　アカプルコ　2回戦　

R・ナダル　　S・コズロフ

　６－０、６－３　

今日の対戦相手はステファン・コズロフ

130位、24歳、183㎝

初対戦だった為

これ以上の情報がない

日本ではナダルの試合は

午前11時予定だった為

10時45分頃に仕事をやめて

事務所でコーヒーを淹れて

水も用意して

オンデマを立ち上げた

ノリーとイズナーがやっていた

時間になってナダルが映った

あとは試合中に

電話と来客が来ない事を祈った

ナダルからのサーブで

2回戦は始まった

ファーストポイントがコズロフに行ったが

ナダルの深いボールはインだった

アカプルコの気温は27度

引退したフェレールがいる

ジャンピングスマッシュはアウトしたが

次のポイントはエースで稼ぐ

第1セットは32分で

ベーグルを焼いた

コズロフは何も出来なかった

7ゲーム連取しても

手の内は緩めないナダル

貯金は多い方が楽になる

アカプルコは暑そうだ

汗を何度も拭うナダル

フェリも観戦している

スマッシュミスをしたあとは

一旦ボールを落としてから

慎重にもう一度スマッシュ

第2セット、第9ゲーム

サービングフォーザマッチが来た

コズロフがネットして１５－０

コズロフ今度はアウトして３０－０

コズロフ、サイドアウトで４０－０

マッチポイント

センターにエースを決めて

昨日と同じマッチタイム、

1時間16分で勝利を掴んだナダル

ナダルは準々決勝へ進んだ

今日は一度ブレークされたが

そのあとすぐにブレークバックしたし

心配はなさそうだ

準々決勝の相手はＴ・ポール、39位

またアメリカの選手だ

ラヨビッチをフルセットで下してきた

アカプルコが始まる前は

程々でいいと思っていたが

ナダルが勝ち進むと

欲も出てくる

やはり負けて欲しくはない

明日もナダルに会える

これを活力に午後からも

仕事がんばれる

ナダルは私の元気の源

明日も楽しみだ

VAMOS!! RAFA!!

　アカプルコ　1回戦　

R・ナダル　　D・クドラ

　６－３、６－２　

ナダルが18歳の頃

ここアカプルコで優勝した

サーフェスはまだクレーの時代だった

そのあと2013年は

フェレールにストレート勝ちし

2度目の優勝を飾った

記憶に新しい2020年は

テイラー・フリッツを下して

3度目の優勝に輝いた

そんな思い出のアカプルコ

今日はナダルに会えるのを

楽しみにしていた

初戦の相手はデニス・クドラ

100位、29歳、180㎝

初戦で初対戦は嫌なものだ

クドラがレシーブを選んで

ナダルからのサーブで

試合は始まった

まずは0ゲームでキープした

気温は28度を指していた

エアケイならぬエアクドラにも負けず

ナダルは今日も奮闘した

絶妙なドロップショット

クドラは追えない

38分でナダルが先取した

第2セットもナダルのペースで進んだ

２つのブレークに成功し

5ゲーム連取は圧巻だった

第8ゲーム、サービングフォーザマッチ

2本のエースで３０－０

クドラがネットして４０－０

マッチポイント、フォアのウィナーを決めた

W　26本、　UE　6本、

理想的な数字を残し

ナダルは2回戦へ進んだ

2回戦の相手はコズロフ

ディミトロフを破って勝ち上がってきた

24歳、130位、183㎝

また初対戦なので

これしか分からない

ナダルを信じて

応援するのみだ

日本では明日の午前11時の予定

ナダル、負けないで

VAMOS!! RAFA!!

北京オリンピックが始まっている

4年に一度のオリンピック

日本の代表として

戦う事への誇りとプレッシャー

8年前のソチ・オリンピックで

私は一人の少年に

心を奪われた

その当時のブログに

平野歩夢についてこう綴っている

『初めて生で見たスノーボード（ハーフパイプ）

世界一流のスノーボードさばきに

目が丸くなった

予選から決勝まで

ひとときも目が離せなくなった

アメリカの誇りであろうショーン・ホワイトが

オリンピック2連覇を達成していた

予選も予想通りショーンが1位通過した

しかし感動の物語は決勝から始まった

平野歩夢の高さに魅せられた

15歳の彼は銀メダルを獲得し

「緊張すると思っていたけど緊張はしなかった。」

現代っ子の彼が私の中では

一番　輝いていた』

それから4年後の平昌オリンピックで

19歳になった彼は

またしても銀メダルで終わっていた

どうしても今年は獲ってもらいたかった

「完成度を極めたい。」

そう言って北京オリンピックに

乗り込んできた

歩夢の挑戦が始まった

歩夢にしかできない大技をひっさげて

歩夢はまたしても

高さと技と完成度で勝負した

2回目の点数が思ったより伸びない

3回目は攻めの姿勢を貫き

96点をたたき出し

見事に金メダルを獲得した

まさに三度目の正直だった

「小さい頃からの夢が叶った。

ここを獲らずには終われなかった。

ずっとやって来た事をここで出し切れた。

2回目の得点には納得いかなかったけど

その怒りをうまく最後に表現できて良かった。」

結果でねじ伏せた

金メダル、おめでとう

ナダルもメンタルが強いけど

歩夢もメンタルが強かった

自分が弱いメンタルの持ち主だからか

メンタルの強い選手に惹かれる

ナダルに会いたい

一応、アカプルコに名前があるけど

どうするのか見守りたい

　ラファエル・ナダル　

筋書きのないドラマは

感動を呼ぶ

これからもナダルの

予測不能のチャレンジを

見届けていきたい

金メダルを獲得した平野歩夢の元に

元王者のショーン・ホワイトが

祝福に駆け付けた

こんなシーンを見られるのも

オリンピックの良さだと感動した

VAMOS!! RAFA!!

13年という時を経て

再び全豪オープンの

チャンピオンとなったナダル

トータルポイントは１８９対１８２

ナダルが１８９だと思っていたら

ナダルは１８２だったと最近、知った

色々な球種を織り交ぜながら

あの手この手を使って

いくつもの怪我からも這い上がり

そして強くなって帰って来るナダル

ナダルの勝ちたい気持ち

日々、健康でさえいれば

結果は自ずとついてくる

実は決勝の前日は眠れなかった

（戦うのはナダルで私じゃないのに ）

昼食の後で2時間位、昼寝した

夫はナダルが来日すれば

一緒に出掛けてくれるし

ナダルの試合があるときは

手抜き料理や総菜になっても

文句ひとつ言わない

ただ、実に現実的で

正直者だ

そんな夫と決勝戦を観戦していた

ナダルが2セットダウンになったときも

「今日はメドベージェフの日だね。」

「ストレート負けかもね。」

（1セットだけでも取れないかな～）

そう言う私の言葉を遮って

「無理、無理。

今日は諦めな。。」

自分の部屋に行ってしまった

それから表彰式で

優勝カップを手にしたナダルを見て

「えっ」

「ナダルが優勝」

あの時の夫のすっとんきょうな表情

思い出し笑いをしてしまう

「すごいねぇ～。」

（はっはっは～　ざまぁみろ）

何故か私は

誇らしい気持ちになった

戦っていたのはナダルで

私ではないけど

応援しながら

一緒に戦っていたんだ

この話しを親友にまた話す

この親友というのは

何度かここに書いたけど

「ナダル」と「ラファ」が

別人だと思っていたらしく

「ナダルとラファ、どっちが強いの」

と聞いてきた事がある

その他、他愛のない話しをして

電話を切った

まだ暫くはこの余韻に浸っていたい

それほどナダルは

大きな仕事をしたのだから。

VAMOS!! RAFA!!

「劇的」という言葉は

こういうときに使うのかもしれない

嬉しすぎて、

仕事に集中できない

一昨日は

筋書きのない物語に

酔いしれた

二晩明けた今でも

その幸せは続いている

5時間24分は

今大会の最長試合だった

2セットダウンからの大逆転は

ナダルの長いキャリアでも

過去に3回しかないらしい

試合後、

ナダルは腕時計を見ながら

「みなさん、こんばんは。

いや、おはようございますかな？(笑)」

冗談交じりに語りはじめたという

「僕のキャリアの中で

最も感動的な出来事の一つ。」

「正直、1か月半前はツアーに戻って

再びテニスをする事ができるかどうか分からなかった。

でも、今日、皆さんの前で僕と一緒に

このトロフィーを持っています。」

「最後の全豪オープンだと思って挑んだ。

だけど、まだまだ頑張ろうと思う。」

フェデラーからもお祝いが届いた

「素晴らしい試合でした！

私の友人であり偉大なライバルであるラファエル・ナダルへ。

グランドスラム21勝を達成した初の選手になった

あなたを心から祝福します。

数か月前、私達は｛松葉杖をついている｝と

冗談を言っていましたね。驚きです。

偉大なチャンピオンを過小評価する事はありません。

貴方の素晴らしい仕事ぶり、献身、そして闘志は

私や世界中の数えきれないほどの人々に

インスピレーションを与えています。

この時代をあなたと分かち合えることを

誇りに思うと共に過去18年間、

あなたが私にしてくれたようにあなたがより多くのことを

達成できるよう後押しする役割を担える事を光栄に思っています。

この先もきっともっと多くの事を成し遂げられると思いますが

まずは今回の優勝を楽しんでください。」

ナダルとフェデラー

私が知っている最高のライバル

あと何度、

この二人の対戦が見られるだろう

それにはフェデラーの復帰が待たれる

　ラファエル・ナダル　

優勝した時の

ナダルの写真や

色々なニュースを読み漁る

幸せだ

ナダルの努力が実を結んだことが

何よりも嬉しい

全豪オープン２０２２は

ナダルの優勝で幕を閉じた

この余韻に浸りながら

一日、一日

毎日、毎週

私も頑張っていきたい

おめでとう　ナダル

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　決勝　

　２－６、６－７（５）、６－４、６－４、７－５　

今年最初のグランドスラム

全豪オープンも残り僅か

男子シングルス決勝の舞台に

ナダルは立っていた

大会最終日

泣いても笑っても

これが本当に最後の戦いだ

連日の応援で肩こりが酷くて

アンメルツを塗り塗りしながら

その時を待った

晴れた日曜日

現地19時35分頃～

ナダルはリラックスした表情で

軽く右手を上げ声援に応える

根気よく最後まで

戦いきったナダルにも

メドベージェフにも拍手を送りたい

台本のないドラマは

スリリングで何度も

駄目だと諦めかけた

ランキングもシードも格上のメドベージェフ

ナダルが勝利するには

1セットだけでも取れば

何かが起きる

そう思いながら固唾を飲んで

見守っていたが

2セットダウンまで追い詰められた

不屈の精神でナダルが

メドベージェフより勝ち目があるのは

あとは忍耐力だけだった

辛抱強く、我慢強く

根気よく

耐えて、耐えて

何度でも跳ね返す

ナダルの逆襲が始まった

ナダルの粘り強さと

強い気持ち

最後まで諦めずに

腐らずにしっかり戦う

これがナダルの真骨頂だ

これがナダルという男だ

ナダルの忍耐力が上回った

苦労した

苦労して、もぎ獲った

大劣勢から這い上がった

「全力を尽くす」

その言葉に嘘はなかった

最後はナダルのボレーが決まった

その瞬間、

ナダルは5時間24分の

死闘を制した

2009年以来の13年ぶりの

優勝を果たしたナダル

同時にダブルグランドスラム達成

あー、本当にうれしい

クタクタのヘロヘロに疲れたけど

ナダルが最高の形で優勝して

倒れずにすんだ

優勝してくれて

疲れも何処かに吹っ飛んだ

　ラファエル・ナダル　

ナダルはいつもどんな時も

強くなって帰って来る

鬼門と言われた全豪オープン

ナダルは蛇の道を

優勝という最高の形で

吹き飛ばした

ナダルの軌跡という物語

一流のナダルは

一流の技で

一流の感動をくれる

ナダル、おめでとう

メドベージェフもお疲れ様でした

最後までファイトしてくれて

ありがとう

明日からまた頑張れる

この余韻に浸りながら・・・

VAMOS!! RAFA!!

時間は止まることを知らずに

ナダルの決勝の時が

刻一刻と迫っている

そんな中で私はというと

目がバッキバキして

全然、眠れずに夜を明かした

これまでの全豪オープンで

ナダルが勝利したときの

動画だけを見たり

早くも夕飯の準備をしていたり

気づけばこんな時間になっていた

思えば昨年は足の問題があって

ウィンブルドンや東京五輪、全米オープンなど

多くの大会を欠場せざるを得なかった

その後コロナに感染したり

苦しく辛い時間を送って来たナダル

それが復帰したとたんに

前哨戦のメルボルンで優勝して

今度はグランドスラムの全豪オープンで

決勝に進出だもの

誰がこんな筋書きを考えるだろうか。

「僕のテニス人生、

テニスのキャリアという意味で

生きていると実感している。」

まだ終わっていない大会で

ナダルが涙ぐむのは珍しい事ではないか。

ナダルが初めて手にした

ＡＴＰツアーでの初優勝は

2004年の8月15日の

ソポトの大会まで遡る

アルゼンチンのアカスソを６－３、６－４で下し

優勝カップを手にした

あれから18年の月日が流れた

変わらないのは

度重なる怪我にも負けず

テニスへの愛と情熱を忘れなかった

ナダルはいつも強くなって帰って来た

全豪オープンはナダルにとっては

鬼門の大会だった

2012年は満を持して決勝に行った

ジョコビッチの前に涙を飲んだ

5時間53分の大激闘だった

第5セットでは先にブレークして逆転された

苦い経験をした

2013年は胃のウィルス性疾患の為に欠場した

2014年、再び決勝までたどり着いた

バブリンカと戦っている

第2セットの第3ゲームでＭＴＯを取り

３－１、2時間21分で負けている

ナダルは2度目の皿をもらった

2015年、準々決勝で戦ったのがベルディヒ

それまで17連勝していたベルディヒに

ストレート負け、2時間13分

2016年は1回戦で同胞のベルダスコに

フルセットの末に4時間41分で敗退している

2017年、3時間38分のフルセットの末に

フェデラーに敗北し準のつく優勝だった

2018年は準々決勝でチリッチと戦ったが

６－３、３－６、７－６（５）、２－６、０－２

第4セットでＭＴＯを取って最後はリタイアした

2019年、ジョコビッチに完敗し

ナダルはまたしても4度目の皿を貰った

2020年、準々決勝でティームに敗退

2021年は記憶に新しいチチパスに逆転負け

６－３、６－２、６－７（４）、４－６、５－７

4時間5分、身に堪える敗戦だった

今年はそれらの蛇の道を

吹き飛ばすしかない

今年の相手はダニール・メドベージェフ

去年の全米オープンで初のＧＳタイトルを獲り

今、波に乗っている25歳だ

来月の11日には26歳になる

ナダルは熟練の技と術

不屈の精神で立ち向かう

これまでの経験を活かして

ナダルがナダルらしいプレーさえすれば

何かが起きる

私は信じている

正直、眠れない程に

楽しみと怖さが５０/５０

だけど、ここまで来たからには

ナダルには獲ってもらうしかない

全豪オープンでは

これが最後のチャンスかもしれない

　ラファエル・ナダル　

日本では今日の17時半～ウォークオンだ

最後に笑っているのは

我らがナダル

ライオンの様にファイトし

もがいて来い　ナダル

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　準決勝　

R・ナダル　　M・ベレッティーニ

　６－３、６－２、３－６、６－３　

全豪オープンも終盤に入って来た

今日のメルボルンは雨

センターコートの屋根は閉じられ

ナダルとベレッティーニの準決勝

ファーストポイントがベレッティーニに行く

ふぅ～　ゆっくり息を吐いた

１５７３アリーナで40分練習したナダル

始めから高い集中力で挑むナダル

43分で先取した

ディフェンスして攻める

フィジカルは心配なさそうだ

頼もしいナダルがそこにはいた

一度もブレークされずに2セットアップとした

さぁ～、ナダル、問題はここからよ

ここからが本当の戦いだ

準決勝では準決勝の戦い方をする

エネルギーが有り余っている

いかに相手の嫌がるプレーをするか

また一つ一つポイントを積み上げて行け

先にブレークを許して

３－６で落とした

ナダルも言っていたように

質が少し落ちたのと

ベレッティーニが良いプレーをした

第4セット、このセットで決めろ

ベレッティーニも乗って来た

やばい　心臓が持たない

ナダル、跳ね返せるか

がっぷり四つに組んで

気持ちと気持ちのぶつかり合い

ナダルのサービングフォーザマッチ

絶対にここで決めて～

ナダルは強い気持ちで攻め続けた

ベレッティーニのバックのクロスがネット

その瞬間、ナダルは決勝へ進んだ

自分に喝を入れ直して

ナダルは2時間55分、戦い続けた

ナダルの目には涙があった

私は大泣きしてしまった

3年ぶりの決勝の舞台に立つ

決勝の相手はメドベージェフ

勝つか負けるか

勝者は、たった一人

35歳のナダルにとって

こんなチャンスはそうそう巡ってこない

自分のその手でチャンスを掴め

ナダル、掴んだら絶対に離すな

そして最後は笑顔で終わりたい

VAMOS!! RAFA!!