土曜日 テニス日和
12時からNHKBSでブリスベン国際、錦織圭VSラオニッチの準決勝を放映すると知ったので録画をセット、早めにコートへ出かけた。早朝のコートにはめずらしくいつもの顔は見当たらなかったが、三々五々とやってきて、ストロークにダブルス3試合頑張ったが3連敗で終わる。futaguchishiと久しぶり対戦したが、試合になると、かばいながらも往年の力を随所に見せてくれたのもしかったし、楽しんだ。
急ぎ戻ってみると試合は1時間遅れで、いいところに帰り着いていた。錦織圭VSラオニッチはどちらも譲らず、パーフェクトの試合内容で展開していった。お互いにブレークを許すことなくファイナルまでタイブレークでの決着、こんな試合を見たのは記憶にない。
ファーストのタイブレークは錦織圭が制したが、2、3セットと一つのミニブレークでラオニッチが逃げきった。
「勝てない相手はもういないと・・・・」言わしめた錦織圭、それに近いテニスを展開していた。ファーストセットはまさにそれで、ブレークチャンスも何度と訪れていたが最後はタイブレークでとどめを刺した。
セカンドのタイブレークは一本のダブルフォールトで落とし、ファイナルのタイブレークは誰が見てもイージなチャンスボールを決めに行ってサイドアウトして、ミニブレークを相手に許して墓穴をほったのだ。
錦織圭はほぼ完ぺきなテニスを繰り広げたが、ラオニッチは1ゲームを4本のノータッチで奪い次サービスゲームにも続けた。フォアに磨きがかかっていた。弱点と思われていたバック、以前は錦織圭がバックを責め続ければほぼポイントがきていたが、今回はやすやすとはいかなかった。
今まで大接戦の試合を錦織圭に奪われ負け越しているラオニッチ、リベンジの気持ゆらゆらと燃えていたに違いない。そしてそれをはたしていた。
・錦織 初の決勝進出逃す
・2015.01.10 フェデラーとラオニッチが決勝で対決へ [ブリスベン国際]