月曜日
昨日は早起きし車で一路同級会会場の田舎を目指した。小学校のときお世話になったお寺にぜひよりたい、相手の都合でおそくとも9までに到着しなければならなかったので、ぼろ車に鞭打って8時半までにはたどり着き、友達を降ろし墓参りなどをしてケイタイの鳴るのを待った。
それから彼が会いたがっていた校長で退職した同級生を近くに訪問した。びっくりした純和風平屋建の豪邸が待ち構えていた。幅広い縁の応接に3人で腰を下すと、目の前には竜安寺の石庭を模した玉砂利に箒目、大きな石が配置されていた。驚きのあまり写真を写すの忘れたくらいだ。クラス会の会場でこの家を同級生の大工さんが建てたと知ったときはうれしくなった。立派な家を建ててやったねというと、かれは満足そうの笑顔で、教員の息子と二人で訪ねてきてぜひお願いしたいと頼まれた。自分はもう大工はやめていたが、しかし二人のたってのお願いに最後の仕事にしょうと思ったという。大工としての培った才覚と、無駄を省いてコストに配慮したが、ケチることはなかったので腕を振るううことができたと大工としての最後の作品に満足そうであった。
近くに住んでいる同級生もぼくの車に乗せ4人で、遠路の友が見たいという小学校に立ち寄ってから、会場に向かった。
ベスト4決めのツオンガ戦、敵は観覧席にあり。