水曜日 秋分の日
シルバーウイーク今日で終わり、ホームコートのイベントなしで朝から出かけてみた。コートは十分余裕はあったがダブルス2セットしてサービスの練習をしているといっぱいになったので帰途につく。
コロンビアとのデ杯戦、日本選手は若返りをはかりあやういと思っていたが、ダニエル太郎の大活躍で日本に勝利をもたらした。
日本、2勝1敗で迎えた最終日、まず錦織がシングルスでコロンビアのナンバーワン、ヒラルドを破り2勝2敗としてワールドリーグ残留をかけて最後の檜舞台に立たされたのは22歳のダニエル太郎選手だった。
コロンビアのファージャはベテランの左利き選手でどこかナダルを思わせる打ち方。二三年前のウインブルドン初戦でフェデラーを2セットダウンに追い込み、金星を挙げるかときたしてみていたが、3セット目取られると流れはフェデラーに戻り金星は遠のくがその存在を世界に知らしめたことで記憶にある。
その百戦錬磨の選手に22歳のダニエル太郎が通用するかが、両陣営の賭けでもあったと思う。
ファーストは先行されて落とすかと思いきや、何とかタイブレークに持ち込みものにしてからは日本のダニエル太郎の流れになって行った。
ファージャの奥さんはコートサイドで幼子を抱きかかえ目を吊り上げて、口も尖らしての応援はファージャにとってプラスになったかどうか。焦りが色濃くファージャの表情に現れていた。
76(3)6362のストレートで快勝した。
アメリカで生を受けて日本で育ち、スペインで練習を励んでいるというダニエル太郎は英語、スペイン語の3か国語をあやつり、ロシア語も会話程度ならOKという。
試合後のコートインタビューでスペイン語でジェスチャー豊かにコメントするダニエル太郎は日本人としては稀有な国際人に変身していた。