土曜日
昨日と同じパターンで福岡空港バス停に8時40分に着くと道を隔てたビルの屋上の大きな温度表示には5度、帰りの13時50分のバス停で見た温度も5度、今日は終日冷蔵庫の中での一日だったのだ。
博多の森のテニスコートの一番から九番コートは123-456-789と3コートづつ山を削ったように作られている。今日は7番コート9時半ごろ様子を見に行く。何せ冷蔵庫の中、足踏みをしたり軽いランニングを試みるも体は反応を示さない。昨日の続きの足に来なければいいがとそれが一番の心配だった。
10時過ぎにはコートに入ることができた。相手は北九州トーナメントで対戦した人だと仲間が教えてくれたが記憶力乏しいぼくは情けないくらいほとんど覚えていない。
今日もダメかなと思うくらい上手な相手だった。バックハンドは両手でぼく以上にスピンをかけ、フォアーは強打ではないがアマイボールには逆クロスにスピンをかけたボールで仕留められていた。結構いやなところをついてきた。
弱点はサービス、ぼくは前づめして攻撃を仕掛けた。それがぼくの勝因だったと思う。
ファーストは62だったが、スコア以上に内容は接近していたはず、セカンドは63、セカンドの出だし相手がギアを上げたらしく02となってひやりとさせられたが22と平衡カウントになりほっとするが23と相手はキープ、33となってその頃からぼくのサービスがやっとよくなり容易にキープが出来て相手のサービスに集中出来るようになっていった。
62 63でなんとか勝利することができた。所要時間2時間だから、ちょっとしたことから流れが変わる可能性はあったと思うとドキッとする。ぼくのボールを拾えずぼくの勝利の瞬間には本当にうれしかった。固い握手を交わし、北九州では完敗でしたみたいなことを述べた。自分には決め球がないとも言った。ぼくにとっては必死の厳しい試合でした。