日曜日
三連休の中日、昨夜からの本格的な雨が午前中まで続いたが、昼から一変陽光がまぶしく見えた。土日組が昼から殺到するだろうとコートへ行く気持ちはなかった。何せ夕方には錦織 圭の決勝戦がある。体を休めてじっくりとwowowで観戦したい。
6時過ぎから始まった決勝戦、ファーストの前半圭に再三のブレークチャンスをものにできずにいるとつかのまに相手にブレーク許してしまい気が付けば26とファーストを落した。
ジミトロフィには執念を感じた。3連敗の圭に一矢報いたいという思いか、コートを所狭しと走り回りストロークを繋いでいた。セカンドは勝利を意識し始めた相手のすきをついて、圭は攻撃を仕掛けていともやすく逆に62で取り、ファイナルに持ち込んだ。圭はわき腹を気にしてメジカルタイムを取りコートを引き上げた。セカンドの流れからいうとやはり3連勝している圭が有利だと誰もが思ったかもしれない。
ディミトロフは早くもコートに出て行き闘志満々で圭を待っていた。ファイナル、サービスキープで行ったがディミトロフのテニスはファーストセットに戻っていた。セカンドからの反省だろう、負け元と考えたのかガンガンと攻めてきだした。サービス、ストロークも安定して少し隙を見せていなかった。33からディミトロフが圭のサービスをブレークして34となってからはもう彼の勢いを止めることは出来なかった。彼は挑戦者として悔いなく戦いそして圭をコートに沈めたのだった。26 62 36で圭は優勝を逃していた。
試合が終わり緊張から解き放されたディミトロフは涙ぐんでいるようにも見えた。観衆に応えると思い出したように自陣に行き三人のコーチ陣とそれぞれ固く抱き合った。そに背中にぼくは言い尽くせぬ喜びを感じ取っていた。
3連敗中の圭にリベンジしての優勝、シャラポアの呪縛から解き放され、新しいコーチを迎えての頑張りがそこには開花していた。全豪での活躍を注視させてもらおう。
(ブログのアーカイブ)
・2012年01月04日 錦織敗退 ブリスベン国際男子(2回戦でバクダデスに敗退)
・2012年01月07日 チェンナイ、添田豪ワウリンカを破る殊勲でB4
・2012年01月19日 すごかった錦織と残念なひとり相撲の伊藤(全豪 圭2回戦突破)
・2012年01月23日 錦織 圭 よろこびを与えてくれてありがとう(ツウオンガに勝ち4回戦へ)
・2012年01月25日 難攻不落のマレーに念願の優勝を(圭 全豪4回戦マレーに敗退)
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