日曜日
何かの抽選で申し込んでいたら半額のバス日帰りツアーが当ったらしい。当てにしていた人がいけなくなったと言うから、付き合うことにした。
熊本駅の裏口からツアーバスに乗車すると植木インターから鳥栖のアウトレットを目指した。想像とは異なるところで、ごつい倉庫のような建物の前にバスは止まった。中は高価な宝飾品だらけ、場違いと思えるような、ダイヤモンドや真珠、宝石とうが展示されているのだ。
来るんじゃなかったと思いながら長々の丁寧な説明に耐えていた。ツアーのメンバーにはご縁のない品々と思えしが、見かけによらず金品ざくざくの人たちいたかもしれない。
それからバスは日田路の高速に乗る。うつらうつらしていると、いつのまにかバスは山路を、窓からのぞくと眼下深くの川沿いすれすを走っていた。ひぜんやに向かっているという。聴いたことのある名前だか思い出せない。
阿蘇の方に走っているようにも思えた。杖立温泉で昼食をとるとわかり事態を把握する。おぼろげな昔一二度訪れたことがある。ひぜんやは一番大きなホテルに思えた。昼食は満足のいくもので、温泉も段取りされていたが、一時間ほど周辺を散策して懐かしんだ。
それからバスは山から駆け下り日田の街に舞い下りた。そして昔の風情の残る町並みの一角、酒蔵の前で降ろされた。
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