水曜日
夜、テレビで番組を見る。NHKBSの番組に切り替えると何と錦織圭出場のマドリード1000の大会が放映されていた。慌てて切り替えると試合は始まったばかりであった。
圭は三月末のマイアミ1000の大会、QFでフォニーニは敗れてから痛めた体の治療で大会から遠ざかる。
錦織は四大大会の一つ全仏を月末に迎えて、これ以上は待てないと出場したのかもしれない。相手は40位の小柄のシュワルツマン(アルゼンチン)、フットワークと粘り強い選手だったと顔を見て思い出した。
故障が癒えて舞台であろうから相手が粘り強いと言っても、負けることはないだろう。はじめは互いに様子を見ているような打ち合いで11となったがそれから相手の食い下がりについて行けずブレークを許し12、それからやることなすことすべて裏目に出てファーストは16で落してしまった。確かにシュワルツマンは粘り強かった。
セカンドはファーストの轍は踏むまいと見ているとさすがトップテンの落ち着きを取り戻したかのように冷静に試合を進めて、付け入るすきを見せずに60でセカンドをものにしていた。
こういうセカンドの勝ち方をしたファイナルはあなどれないという印象がある。相手はセカンドを捨ててファイナルに掛けるのだ。そのようにファイナルは始まったかに見えたが、サービス圭から始まり先にブレークして31にするもすぐにブレークされ32、33、43、53でフレークされて54、ブレークして64で55になりそうなシーンを何とか逃げ切っていた。
あれから手首も痛めたらしくてモナコのモンテカルロ1000の大会を辞退して西岡に出番が回り活躍したのも目新しいが、試合中ベンチで手首を心配そうに見ていたのが気にかかった。
次は明日あるそうだ。フェレールとツオンガの勝者との対戦が待っている。
ちなみに昨年この大会の初戦はフォニーニだった。
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