日曜日
11時予約の水前寺にある鍼灸院に出かけた。ぼくの最後のとりで手足腰の故障でどうしてもだめなときは、ここを訪れる。盲目の鍼師、何年生まれでですかと初めて尋ねると70になったとため息をついた。若いですよとぼくは言った。左肩に鈍痛があるというと、ベッドの端に腰掛けるように言われた。背中などをチェックしながら猫背からも来ていますねと言われた。テレビを見ている姿勢に思い至った。大きな丸いゴムボールになんかかって見ている。猫背になっていたのに気付いた。テニスだけではなかったようだ。
一週間前の土曜日、K壮会がある日だった。二三日前から肩に鈍痛が脈打っていたが、腕は回るし軟膏でも塗っておけば治るだろうと軽く考えていた。脈打つ痛みが気になり始めた前の夜ネットで「左肩の痛み」と検索すると、気を付けた方がよい、心筋梗塞の予兆のときもあるともあった。
翌朝車を運転しながら運動公園に向かったが、左肩の鈍痛は少しだがひどく感じていた。腕は回るしテニスは大丈夫だろうとおもってみたものの、公園の駐車場で一息入れて、仲間のドクターに携帯をいれた。ネットと同じような意見を言われて戸惑った。気分もあまり乗らないので、とりあえず三々五々と集まっている受付まで行き年会費を払い、用事が出来たのでとキャンセルをお願いした。
土日の病院は休み、そこまでまでは待てないと一番近いと思われる日赤の救急に車をとばした。救急棟は静かだった。事情を話して待っているとすぐに対応してくれてまずは心電図をとった。担当した看護師は少し怪訝な表情を見せたりした。心筋梗塞なんかのときは、激しい痛みが走るとかいう、ぼくのニュアンスと異なるようだった。波形に異常はなかったようだ。それから医師の問診を受けて、では血液検査をしましょうと言う。血液検査は先日やりましたと言うと、専門の検査だとたしなめられた。
別室で血液を抜かれて検査が終わるまで待ってください言う。待っていると先ほどの看護師が来て、ここに誰か来ることが出来ますかというので、なぜですかと尋ねると心電図で気になるところがあったようだった。呼べば何とかこれますというと、血液検査の結果を待って判断しましょうと言われて戻って行く。しばらくして同じ医師から呼ばれたが血液検査には問題はありません。かたの痛みは分かりませんで終わりだった。そして痛み止め5錠処方されていた。
温泉に行ったり整体に2回行ったりした。整体で肩や背中が痛んでいることを確認した。
ぼくは鍼師のベットに横たわり、左肩と背中、右肩に針を打ってもらった。このこりは一回では治りませんね4回ほど来てくださいだった。あれからほぼ一週間経過していたが、鍼院を出るときは、もう左肩はすっきりしていた。4回も行かずに2回ぐらいで良いかなと思ったりしながらテニスコートへ車を走らせていた。
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