土曜日
昨日は朝から雨でとうとうテニスの練習は中止となった。雨は昼過ぎにはほぼ止んでいてテニス
できたかもしれないと未練心がかすめた。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)は途中まで読んでいるけど、よかったらと娘からニ冊の文庫本を手渡された一冊だった。孫の書物から目をうつしかえると、ついつい引き込まれていっていた。久しぶりの読書、文庫本の小さな文字は読みずらかったが目をこらしんながら夕方までに何とか読み終えた。赤、青、白 、黒、つくるの五人、高校生のきずなの有為転変のストーリー。
今日の午前中は義息とスポーツセンターへ、そして夕方からは昨日のテニスの続きが待っていた。
9時半、高速に乗ると吸いこまれそうな運転にシートに深く沈み込む、30分余でルネサンスと看板のある建物に吸いこまれた。受付を済ませると体を鍛えるマシーンのあるフロアーに案内されて、初めてのぼくは若者のトレーナーの紹介を受けた。ちょつとした質問を受けてから、現状をチェックする測定器に乗せられ両腕の親指を指定されたバーの一部に押し続けていると前方の液晶画面にデータが続けて表示されていった。
プリントアウトされた測定結果の説明を質問形式でわかりやすく説明してくれた。ぼくが想定通りの結果が表示されているので驚いた。両腕の筋肉と胴体の筋肉は標準以下で、両足の筋肉は辛うじて標準にたっしていた。それからテレビなどでよく見るマシーンの林立するフロアーに案内されて腕、胴体の筋力アップの要領をそれぞれの機械の前で指導してくれた。指導時間は40分、それからは好きなマシーンで無理をせず過ごした。
スポーツセンターを出ると孫に縁のありそうな神社があると連れて行った。孫娘の名前二文字が同じなのて驚いて見入ってしまった。それから一昔前を思わせる庶民的なた市場にも案内してもらった。
それでも淵野辺駅改札口での待ち合わせ時間に間はあったが、そこで別れて近くの天王寺駅から横浜駅に出て4番ホームから目的地に向かった。
駅から相模湖林間公園テニスコートへは小一時間かかった。山中湖とかの道路案内も目につき富士山山麓もこの道を曲ってゆけば行けるのだと思いをはせたりしていた。まさに山裾の公園でコートは4面、5時半から本番と同じ形式で練習試合を開始する。途中からナイターが点灯され7時半まで2セットフルに戦った。2年ぶりの対戦は大接戦となって今回もドローで終わっていた。かたい握手をして別れた。帰り着くと10時をとおに過ぎていた。
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